茗荷の根元からあの独特な風味で珍重される芳穂が出、 その芳穂から何個もの花が咲く
僕の住む地域ではその芳穂の事を「ミョウガのボケ」と呼んでいたのを思い出す。
多分それはろくに世話をせず放っておいてもいくらでも収穫できると言う意味の言葉だと理解していた・・・・・処が大人に成ってからミョウガを多く食べるとバカになると言う話を聴くに及び、真意はどうだったのだろうと・・・。
葉の茂る根元に半透明な目立ちにくい花。
花は小さくないが直ぐに萎れてしまいそう。
撮影2013.8.9
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東アジア(温帯)が原産。日本の山野に自生しているものもあるが、人間が生活していたと考えられる場所以外では見られないことや、野生種がなく、大陸から持ち込まれて栽培されてきたと考えられる。
雌雄同株で、花器にも雄蕊、雌蕊とも揃っている両性花が開花するが、5倍体のため、受精しても親と同じ数の染色体数になることは稀で、繁殖は地下茎による栄養体繁殖が主体である。
ごく稀に夏から秋にかけて温度が高い時に実を結ぶことがある。
通常「花みょうが」、「みょうが」と呼ばれるものが花穂で、内部には開花前の蕾が3~12個程度存在する。そのため、この部分を「花蕾」と呼ぶ場合もある。