里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ヤブミョウガ(薮茗荷)の花

2013年08月01日 | 7月の花

 

散歩道、林の下草に蕾をつけているのを一週間程前から目を付けていた。

今朝通ってみると蝋細工のような乳白色の小さな花弁を開けて居た。

この時期ヤブミョウガの咲く処は湿気が多く薮かの好む処・・・。

籔蚊と格闘しながらの撮影は難儀でした 。

撮影2013.7.16

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

ヤブミョウガ(薮茗荷)は、ツユクサ科に分類される多年生草本植物である。

東アジア(中国、朝鮮半島、台湾、日本)に分布し、日本では関東地方以西の暖地の林縁などに自生するが、湿気の多い土地を好む。

5月頃から発芽し、夏にかけて草丈 50cm~ 1m 前後に生長、ミョウガに似た長楕円形の葉を互生させ、葉の根元は茎を巻く葉鞘を形成、葉は茎の先端部分だけに集中する。

なお本種の葉は表面がざらつくところ、葉が2列に出ないことなどでミョウガと区別できる。

8月頃になると茎の先端から花序をまっすぐ上に伸ばし、白い花を咲かせる。

花には両性花と雄花があり、前者は白い雌蘂が目立ち、後者は黄色い葯の付いた雄蘂が目立つところで判別できる。白い花弁が 3枚、萼も白く 3枚、雄蘂 6本、雌蘂 1本で、花冠の直径は 8mm 程度である。