さぁて、畑へ行こう!

太陽の下が好き、家庭菜園、ゴルフ、海釣りと週末は大忙しにエンジョイしています。(日々野菜と奮闘中)

2023年シャインマスカット(摘粒~タイベック傘紙~副芽取り~収穫~お礼肥)

2024年02月25日 17時56分23秒 | ぶどう栽培

ブログをさぼり久しぶりの更新です

2023年のシャインマスカット
栽培記録をアップします(6~11月)

【摘粒】6/8~18
摘粒は一番時間を費やす作業
粒があずき大を目安に随時整形を実施
軸長は8~9cm
息子が手伝ってくれて助かりました
今年は房数も増えるので何とか手を
抜く方法を考えなくてはなりません
(ビフォー)

(アフター)


【タイベック傘紙】6/18~6/21
前年まで実施していた袋掛けは
師匠から手間を考えて今回からは
実施しないの一言でやらないことに
代わりにタイベック傘紙を掛けました

必要最低限、棚の外回りと支柱上のみ
袋を掛けました(6/24)写真右側

※結果的には鳥被害もほぼなく
手間が軽減出来たので今年も同様に
袋なしで対応していきます

【黒とう病発見】6/21、7/8
数粒ではあるがパラパラと黒とう病発見
袋を掛けていないので被害が発見出来
被害を最小限に抑えられた模様

【副芽取り、延長枝切除】6/24~6/29
①暗い棚の副芽取り
②延長枝は2m基準で切除
③房なし枝は10葉残し切除

【鳥よけネット張り】
7/2、7/8
(長梢)

(短梢)

【7/8の房の状況】


【延長枝切除】7/15~7/27
硬核期中はぶどうの摘芯は控えるぶどう
に水が回って粒が柔らかくなったら硬核
期が終了の合図余分に伸びた枝の整理
(摘芯)を再開し養分を房に集中させる

【潅水】7/26
潅水は朝・夕、日中は絶対NG
雨が多く、以降は潅水実施せず

【収穫】8/6~9/3
(短梢)

短梢:大粒(前年同様)
長梢:中粒
初めての長梢栽培で房をつけ過ぎた為
糖度がなかなか上がらず収穫に時間が掛かった
今年は欲をかかないようにしなくては

(運搬用の台車を購入)
前年までは一輪車で収穫、便利になりました

(運搬楽々です)

(今年最大)

(出荷前)

(贈答用)


2023年から長梢棚の作業がプラスとなり
稼働が倍増となりましたが、息子の支援もあり、
かつ、被害も最小限、無事収穫を終え、何とか
乗り切ることが出来ました

12回目【9月24日散布】
来年残す枝を中心に散布棚下20cm

①殺虫剤:スミチオン
(1,000倍)
②殺菌剤:ICボルドー66D
(40倍)(5kg一袋)
③展着剤:サントクテン40

【お礼肥・開墾】11/5
・エコシャインマスカット巨・ピオーネ2号
:2袋+15kg
・アヅミン苦土石灰:1袋
・畑のカルシウム:1袋+10kg
・ぶこつ(豚の骨粉):登さんから10kg
・あいのう有機(長12、短12)
(肥料)

(短梢)

(長梢)


2023年シャインマスカット(萌芽促進~水揚げ~新梢管理~房作り~ジベ~仮摘粒)

2024年02月25日 16時08分33秒 | ぶどう栽培

ブログをさぼり久しぶりの更新です

2023年のシャインマスカット
栽培記録をアップします(2~6月)

【メリット青を塗布】
2/20~2/23
剪定に続き萌芽の促進、芽揃いに向け
シャインマスカットへのメリット塗布

【水揚げ(樹液流動)開始】3/16

【ぶどうの芽かきと害虫確認】
4月中旬(写真と記録がありません)

ポイントは3つ
①副芽(ふくが)を取る
ぶどうは一つの芽から主芽と副芽が出る
2本伸ばし房をつけることは可能だが
距離も近く日当たりも悪くなる
また、2本の新梢に栄養を取られ
その先の新梢に栄養が少なくなるので
良い房が出来ないので副芽を取る

②枝や新芽に「みのむし」がいないか

③樹液が出ている枝があれば要注意
枝の中にトラカミキリの幼虫がいる
可能性大(大きさは2ミリ程度)

【新梢管理(摘芯・誘引)】
5/1~5/6
昨年より成長が早い
①上に伸びている枝多し、捻転するが
曲げるのが怖い、小さい新梢は2⇒1房
②4・5本出ている枝あり、枝ぶりで
判断し2~3本実をつける
③枝元にある枝は房を付けず来年用の
元にする為残す(短梢)

5/11~5/31
①房を棚下へ誘引
②短梢:根元から手を広げた先で摘心
③葉脇から出る芽は葉が二枚出たら
摘心する(先頭の枝は摘心しない)

房つくりと同時期に実施
枝の成長を止めて養分を房に集中
ハサミで切る強摘芯はせず
手で先端を摘む(めくら摘芯:赤丸印)
枝が隣の本枝へ掛かる位が摘芯目安

【房つくり】5/14~5/19
房つくりのタイミング(開花初期)
ある程度成長し、花が咲き始めた頃
①房つくり房下利用を基本に整形
(5~6cmを目安に整形)
②二・三股になっている房下を整形
(ビフォー)

(アフター)

(奇形房、副穂を利用)

(副穂を利用)

【1回目ジベ処理】5/21~5/28

ジベ処理のタイミング
房作りした花穂が咲き切った満開期

ジベ日によりクリップを色分け
赤:前半、紫:後半
※二回目のジベ・収穫時期の目安になった

(ジベ処理濃度)
水:2リットル
ジベレリン 25ppm(錠剤2錠)
加用フルメット液剤 5ppm(10cc)

【仮摘粒】6/1~6/7
本摘粒前に9cmに仮摘粒
軸長が長い房の整形
房のどこを残すか判断し整形
(ビフォー)

(アフター)

【二回目のジベ、白カサ掛】6/5~6/8
顆粒が大豆サイズ(1cm)以上になったら
二回目のジベレリン処理のタイミング
雨除けも兼ねて白傘を掛ける

(白傘掛け)

(6/18の房)