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今日のラーメン(蛤SOBA@むぎとオリーブ 銀座本店)

2017年05月31日 | ラーメン(23区)


5月最終日の今日は曇り。今朝は上空に雲が広がっていて、雲の向こうから朝日が弱い日射しを降り注いでいる。朝の気温は22℃と今月で最も気温が高くなった。湿度が高く、ムシムシとした朝である。
日中は強い南よりの風が吹いて気温が上昇した。雲が上空を一面に覆っているものの薄日が射している。昼間の最高気温は27℃で湿度が高く、蒸し暑い陽気となった。

今日は夜、築地の居酒屋で職場の飲み会があり、これに出た。
飲み会が散会すると自分は〆のラーメンを食べて帰ろうと晴海通り沿いに有楽町方面を目指す。掘割構造の首都高速道路にかかる万年橋を渡り、更に昭和通りを越えて銀座方面に歩いていく。3つめの角を左折して銀座三原通りに入り、新橋方面に歩いていった。

やがて左手に先日「芳醇鴨そば」を食べたラーメン屋「九代目けいすけ」が見えてくるが、それを通り過ぎてしばらく行く。すると左手に洋食屋のような店構えのラーメン屋「むぎとオリーブ 銀座本店」が見えてくる。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。入口の扉を入るとすぐ右手に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「鶏SOBA」「蛤SOBA」「鶏・煮干・蛤のトリプルSOBA」「濃厚卵のまぜSOBA」「鶏と蛤の濃厚つけ麺」の5種類の麺類にトッピング、ご飯もの、ビール等で構成されている。
購入した食券を手に店の奥に進んだ。L字形の店内は券売機の奥に配膳スペースがあり、その前に直線上にカウンター席が9席配されている他、奥に厨房があり、厨房の前に直線上にカウンター席が6席配されている。店員が手前の席に冷水の入った金属製のコップと紙おしぼりを置いて席を指定するので、その席に腰を下ろした。

食券を卓上に置いて料理を注文する。注文したのは「蛤SOBA」である。料理を注文すると、卓上に置かれたお冷やを飲んだ。
卓上にはエシャレットオリーブオイルとミル付きコショウ、箸、楊枝、紙ナプキン、お冷やのポットが置かれている。

店員が蛤の殻いれの小碗を持ってきた。続いてラーメンがカウンターの中から出された。
「蛤SOBA」の麺は中細麺で濃いめの醤油ベースのスープに浸かっている。麺の上には小さめのハマグリが5個と鶏チャーシューが3枚、スティック状の長芋、結び目を作った長いヒモ状のナルト、ミツバ、刻みネギが載っていて、海苔が1枚添えられている。


まずはレンゲでスープを掬って飲んだ。スープは香川県小豆郡の醤油、埼玉県川越市の醤油、群馬県みどり市の醤油と各老舗メーカーの醤油をブレンドして作った醤油ベースのかえしに三重県桑名産のハマグリを丁寧に煮出したスープを合わせ、大山地鶏の鶏油で風味をつけているとのこと。旨みの濃いスープはややこってりめでやや醤油の方が勝っているようだ。貝の旨みが醤油の風味に負けてしまっているように思える。
麺を食べる。麺屋棣鄂との共同開発したという麺は国産小麦にこだわったオリジナル麺である。蕎麦のような喉越しと強いコシが特徴で、シコシコとした食感である。

麺を食べながら、麺の上にある具を食べる。最初にハマグリを食べてしまった。ハマグリを殻から箸でこそぎ落とすようにして身を取り出し、口の中に入れる。プリプリとした食感のハマグリは貝の旨みが詰まっていて美味しい。ハマグリを食べて殻を小碗に全部移してしまった後に再び麺を食べる。
続いて鶏チャーシューにかぶりついた。小さいが厚みがある鶏チャーシューは真空低温調理を用いて仕込んでいるとのこと。脂身が無く、淡泊な味わいで柔らかく、しっとりとした食感で美味しい。しかもスープをたっぷりと吸ってジューシーな味わいで、スープの美味しさを更に引き立てているようである。

メンマの代わりに素揚げした長芋はシャキシャキとした食感でラーメンにアクセントを与えている。オリーブオイルで素揚げした長いナルトはボリュームがあって美味しい。
麺をあらかた食べ終わったところでスープを飲み干して完食した。醤油が濃かったが、美味かった。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと店を出た。

夜になっても南風は止まず、ムシムシとした陽気である。ラーメンを食べて汗だくになりながら自宅を目指した。

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