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工事仮囲いアート@都庁

2024年09月20日 | 日常生活


今日は晴れ。今朝は上空に薄青色の空が広がっていて、薄い雲が所々に浮かんでいた。日の出前の東の空に浮かぶ雲の底面は朝焼けの色に染まっていて、その下を渡り鳥の一群が飛んでいくのが見える。西の空には白い丸い月が浮かんでいて薄い雲がかかっていた。今朝の気温は24℃で湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。出勤のために家を出ると、ムシッとしているものの、風が幾分涼しく感じられた。上空をオナガが飛んでいて、遠くから鳥の鳴き声が聞こえる。団地の前庭の草むらからはスズムシの音がひときわ大きく聞こえた。
昨日降った雨で濡れた路面はほとんど乾いていたが、まだ所々に濡れた跡が黒いシミのようになって残っている。水たまりもあって、足下に注意しながら駅に向かった。日野駅から電車に乗って新宿に向かう。新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。地下道を歩いて職場に向かう。

地下道を出て都庁第一庁舎の正面玄関に出た。


正面玄関手前の両脇には都庁で行われている工事の現場事務所があって、その周囲はフラットパネルで囲われている。


そのフラットパネルに奇怪な模様のラミネートフィルムが貼られている。


ラミネートフィルムは正面玄関に向かって左右の工事の現場事務所のフラットパネルだけでなく、都庁通りの柱13本にも巻かれていた。


これは工事現場の仮囲い等をキャンバスに見立てて、アート作品を掲出する東京都のプロジェクト「TOKYO CITY CANVAS」の第二弾として行われているもので、誰もが身近にアートを楽しむ環境創出やアーティストの活動領域の拡大を推進することを目的として行われているものである。


都庁第一庁舎の正面玄関前にある工事現場事務所や都庁通りに貼られたアート作品には「みずのはし」という題がつけられている。


アーティスト大巻伸嗣氏による本プロジェクトのための新作・描き下ろしとのこと。


この作品はかつてこの地にあった東京都水道局の淀橋浄水場の存在がコンセプトになっている。この一帯が浄水場の池の水底だったことを踏まえて水に関する様々な文様を組合わせ、この空間の記憶風景を描くとともに、多種多様な人々が交差し、無数の記憶が積み重なり、この場所から生まれる大きなうねりやこの場所の持つ意味と象徴する時空間を表現している。水面の輝きを一部ミラー仕上げで表現し、光の反射により立体感と明るさを創出しているとのことである。


昨朝の段階では、柱の1本が半分だけ巻かれている状態だったのだが、今日はその柱も周囲をぐるりと巻かれていた。どうやらこれで完成らしい。


工事現場事務所を囲むフラットパネルは全てこのアートによって囲われている.現場事務所への入口は小さく貼られた現場事務所の看板によって辛うじて分かる程度である。これがいいのか悪いのかはこの空間を見る者が判断することであろう。ただ、朝の時間にこの空間を通り過ぎるのは少し、気が重いような感じがする。もう少し晴れ晴れとした気分になるような空間にして欲しかった。


この空間を足早に通り抜けると、職場に向かった。職場に着いて西側の窓から外を見渡す。市街地の上空には青空が広がっていて、綿を細くちぎったような雲がいくつも浮かんでいた。市街地の先には霞の帯が横たわっていて、富士山の頂が霞んで見える。東の空に昇ってきた朝日が眩しく見えた。
日中は晴れて青空が広がった。薄い雲が所々に浮かんでいるものの、強い残暑の日射しが照り付けている。昼間の最高気温は34℃で、2日連続の真夏日となった。湿度が高く、西よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、空気がもわっとして、耐え難いほどに蒸し暑い。眩しいばかりに照り付ける日射しがじりじりと肌を焦がすように熱く感じられた。熱風のような風が吹いていて、木々の枝が微かに揺れている。木々の茂みの中からジージーと虫が鳴いているのが聞こえていた。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。新宿駅から電車に乗って日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出て空を見上げると、上空には澄んだ暗い空が広がっていて、東の空に煌々と光を放つ月が浮かんでいる。天頂付近には星が瞬いているのが見えた。日が沈んで、昼間に比べると大分気温が下がってきてはいるものの、湿度が高く蒸し暑い。草むらの中から虫が鳴いているのが聞こえた。


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