J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のランチ(全部のっけ丼@幸弥亭)

2017年07月26日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は雨のち曇り。今朝は上空を厚い雲が一面に覆っていて、弱い雨がパラパラと降っている。朝の気温は24℃で熱帯夜からは解放された。弱い北風が吹いていて、湿った空気が冷たく感じられる。
昨夜はあまり飲まないつもりで懇親会に出席したのだが、やはり今朝は少し酒が残ってしまった。今日は週休振替で1日休みだが、異動前ということもあって、丸1日は休んでいられない気分である。少し遅く職場には行くことにして、朝は自宅でゆっくりと過ごした。

午前中は一時的にまとまった雨も降ったが、午後には止んだ。日中は朝よりも少し気温が下がって、正午の気温は24℃となった。ヒンヤリとした北風が吹いているが、湿度が高くてむしろ蒸し暑いくらいの陽気である。
酔いも醒めたところで昼前に自宅を出て職場に向かった。仕事に行く前にお昼を食べていくことにした。電車に乗って有楽町駅に到着したところで駅前から地下に降り、晴海通りの下を地下道を歩いて築地方面に歩いていく。東銀座駅脇の歌舞伎座タワービルから地上に上がると、晴海通りを築地方面に向かった。築地市場勝どき門まで来たところで左折して隅田川沿いの道路を聖路加病院方面に歩いていく。カレー屋「サンガム 築地店」の角を左に折れて、道路を直進する。2個目の角を通り過ぎると左手に居酒屋「幸弥亭」がある。今日はこの店でお昼を食べることにした。


店に入る。店内は店の中央右手に厨房があり厨房を囲むようにカウンター席が10席L字形に配されている。厨房の周囲に4人掛けのテーブル席が5卓配されている他、奥には4人から6人くらいが入れる座敷が2卓ある。
空いているカウンター席に座るように案内されて腰を下ろした。席に座ると冷水の入ったコップが置かれた。

卓上には醤油差しと一味唐辛子、のりたま、かみおしぼり、楊枝、メニューの他にスティックシュガーとマドラー、ミルク、ガムシロップの入った陶製の器が置かれている。また各席毎にコースターが置かれていて、小さい菓子が置かれている。菓子は席によって異なっているようだ。自分の目の前には「デロスクッキー」が置かれている。お冷やを飲みながらメニューを眺めた。
ランチタイムのメニューは「まぐろ漬け丼」「しらす丼」「鶏そぼろ丼」「親子丼(鶏)」「親子丼(鮭)」「全部のっけ丼」「特製日替り弁当」「日替り焼き魚定食」「カツ丼」で構成されている。全品豚汁、お新香、コーヒーまたは紅茶、お茶受け(クッキー)付となっており、しかもライスは大盛無料となっている。

注文したのは「全部のっけ丼」である。もちろんご飯大盛りで注文した。ドリンクはアイスコーヒーとした。
やがて料理が一式載ったトレーが運ばれてきた。

「全部のっけ丼」は丼に盛ったご飯の中央に温玉を載せ、その周囲に4切れの漬けマグロとしらす、ネギトロ、鮭そぼろ、いくら、とろろを載せ、刻みネギと白胡麻を散らし、キュウリを2枚載せておろしワサビを載せている。


豚汁は豚肉とダイコン、ニンジン、お麩が入っている。


お新香はキュウリの漬物である。


まずは豚汁をずずっと飲む。具だくさんの豚汁は豚肉の旨味に野菜の甘味が混ざり合っておいしい。暑くて汗だくの身には豚汁の塩分が胃袋に染み渡るように美味しい。
豚汁を半分くらい飲んだところで、「全部のっけ丼」を食べる。醤油小皿が無いので、ワサビを適当に散らし、ネギトロとしらす、とろろに醤油を直接垂らす。箸を取るとまずはいくらでご飯をかき込んだ。

あえて醤油を垂らさずに、いくらだけでご飯を食べる。いくらの粒の中に詰まった濃厚な磯の香りのジュースは適度な塩分を含んでいて、ご飯の粒をコーティングするかのようにご飯と絡まって口の中に入ってくる。全部載せにしてしまったこともあって、それぞれの具が少なめになっているのが残念である。夢中で食べてしまった。
次はネギトロである。脂のたっぷりとのったネギトロはワサビを適量載せてご飯と一緒にかき込んだ。マグロの濃厚な旨味にねっとりとした舌触りがまた美味しい。

次は鮭のそぼろである。鮭のそぼろにはあえて醤油を垂らさずにそのままご飯と一緒にかき込む。そぼろの適度な塩加減が鮭の旨味を引き出しているかのようである。無我夢中でご飯をかき込むと、鮭も無くなってしまった。
シラスには温玉を崩し、更に醤油を垂らして、残りのワサビを載せてご飯と一緒にかき込んだ。温玉の濃厚な黄身の甘さにシラスの塩分とワサビの風味が三重奏を奏でるように口の中で主張しあい、そして混ざり合う。それに負けじとご飯をかき込んでいると、ご飯の量が心許なくなってしまった。

最後に漬けマグロでご飯を食べる。小さめのネタは厚みがあり、小さいながらもボリュームがある。甘いタレに漬け込まれた漬けマグロはもっちりとした食感に濃厚な味わいが美味しい。ご飯があっという間に無くなってしまったので、最後の1切れは漬けマグロだけで食べた。マグロの旨味にタレがマッチしていて、美味しかった。
丼を空にしてしまうとお新香が残ってしまったので、お新香を口に放り込んで残った豚汁を飲み干した。

豚汁を飲み干す頃に店員が陶製のカップに入ったアイスコーヒーを運んできて、卓上のコースターの上に置いた。


涼しげな陶製のカップに入れられたアイスコーヒーには氷が浮かべられている。


まずはブラックのままアイスコーヒーを飲んでみた。濃い苦みのアイスコーヒーはどっしりとした飲み応えで冷たくて美味しい。
ガムシロップとミルク、マドラーを1つずつ取って、アイスコーヒーに注ぎ、コースターの上に置かれたクッキーを食べる。クッキーはデロスクッキーで、シナモンの風味が少しする。普通に美味しい。


クッキーを食べた後にアイスコーヒーを飲んで完食。美味かった。
お冷やも飲み干すと席を立ち、勘定を払って店を出た。

午後は会議もあり、あまり机に座って仕事をしていられなかったが、片付けをしながら書類の作成等をして過ごした。
夜になって帰宅の途につく。日が沈んだ後も朝とあまり気温は変わらなかったが、北風が幾分強めに吹いていて、風が涼しく感じる。湿度が高く、水分をたっぷりと含んだ空気がヒンヤリと感じられた。久しぶりに汗をかかずに帰宅できた。

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今日のランチ(まぐろ丼@千秋)

2017年07月24日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は曇り。今朝は上空にどんよりとした雲が広がって薄明るい朝となった。朝の気温は27℃で昨夜は四夜連続の熱帯夜となった。南風が吹いていて湿度が高く、朝から蒸し暑い。日射しが無いので、直接的な暑さは感じないが、ムシムシとして空気が重く感じる。
日中も上空一面を雲が覆っていて、スッキリとしない空模様となった。昼間の最高気温は33℃で強い南風が吹いている。湿度が高く、かいた汗が乾かないので、汗が滴り落ちて衣服を濡らす。汗拭き用のタオルで汗を拭いても後から後から汗が吹き出てくる。不快な暑さである。

今日のお昼は外で食べることにした。築地市場正門を出て新大橋通りを築地本願寺方面に歩いていく。築地四丁目交差点角にあるKYビルの南側に2年前に「まぐろづけ丼」を食べた魚河岸三代目 千秋」がある。今日はここでお昼を食べることにした。


店に入ると店内のカウンター席に空きがあったので、店のご主人に1人であることを告げて席に座った。席に座ると、熱いほうじ茶の入った湯呑みが出され、次いでおしぼりが出された。
卓上に置かれたメニューを見て料理を注文する。注文したのは「まぐろ丼」のご飯大盛りである。料理を注文すると、おしぼりで顔と首筋を拭い、お茶を飲んで料理ができるのを待った。

しばらくして「まぐろ丼」がカウンターの中から出された。更にお椀が運ばれてきた。
「まぐろ丼」は丼に盛られた酢飯の上に刻み海苔を散らしてマグロの赤身を10切れと大葉を1枚、ガリ、おろしわさびを添えている。


お椀は特製ねぎ鮪汁で少し黄色く濁った澄まし汁の中にネギとマグロの小片が6切れほど入っている。


まずはねぎ鮪汁を少し飲む。鮪から出たダシは上品な旨みで美味しい。汁に入っているマグロは口の中に入れるとホロホロと舌の上で崩れるような食感で、上品な旨みが美味しい。ネギは甘くとろけるような味わいである。
続いて「まぐろ丼」を食べる。おろしわさびを醤油小皿に取り、醤油を垂らしてわさび醤油を作ると、まぐろのネタをわさび醤油にたっぷりと浸けて、酢飯の上に戻し、ご飯と一緒に口に運んだ。天然まぐろを使用したまぐろは厚みがあって大きく、ボリュームがあって美味しい。もっちりとした食感の中にまぐろの濃厚な旨みとかすかな酸味が感じられる。まぐろは筋が少なく、プリプリとした食感で美味しい。

大盛りの丼はたっぷりと酢飯が入っていて、ボリュームがある。そのご飯に負けないくらいに赤身のネタが載せてある。ひたすらまぐろの赤身でご飯を食べ、合間にガリと大葉でご飯を食べた。
最後にまぐろの赤身が1切れ残ったので、それをわさび醤油に浸けて、まぐろだけを堪能する。まぐろの濃厚な旨みが口の中に広がった。やっぱりまぐろは美味い。

最後にお椀に残ったねぎ鮪汁を飲み干して完食。湯呑みに残ったほうじ茶を飲み干すと、代金を払って店を出た。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。日が落ちてからもまだまだ気温、湿度共に高くて蒸し暑いが、強く吹く南風に涼気を感じて、少し歩きやすい。
とはいえ、自宅に到着する頃には汗をたっぷりとかいて、インナーのシャツがぐっしょりと汗で濡れて気持ちが悪い。
早々に風呂に入ってサッパリとした。

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今日のランチ(鉄火丼@つきじ寿司)

2017年07月18日 | 食べ歩き(築地市場)


連休明けの今日は曇りときどき晴れまたは雨。今朝は上空一面を雲が覆っていて、雲の向こうから薄日が射している。朝の気温は26℃で昨夜で2日連続の熱帯夜となった。湿度が高く、ムシムシとした陽気である。職場に出勤するだけで汗をたっぷりとかいてしまった。
日中は雲の合間から青空も広がり、強い日射しも照りつけ、昼間の最高気温は32℃とかなり暑くなった。弱い北風が多少涼気を感じさせてくれるが、外を歩くだけでかなり汗だくになってしまうような体に堪える暑さである。

昼を過ぎてお昼を外で食べることにして職場を出た。築地市場海幸橋門を出て波除通りを西に進み、1本目の角を右に曲がって晴海通り方面に歩いていく。晴海通りに辿り着く手前右手に2年前に「ちらし」を食べた寿司屋「つきじ寿司」がある。今日はこの店でお昼を食べることにする。


店に入る。店内は客は少なかった。入口に近いカウンター席に座ると店員がおしぼりと湯呑みに入った緑茶を出してくれた。目の前の壁にはメニューが貼られている。
注文したのは「鉄火丼」である。ご飯を大盛にしてもらった。ご飯大盛は100円増しになることを板前さんに告げられて、それを了解するとおしぼりで顔と手を拭き、お茶を飲む。もう既に汗だくである。

しばらくしてカウンターの中から「鉄火丼」が出された。続いて奥からサービスのお椀が出された。
「鉄火丼」は小さな寿司桶に酢飯を盛り、その上に刻み海苔を散らしてマグロの赤身を9切れとガリを載せ、おろしワサビをトッピングしている。


お椀はシジミの味噌汁でシジミが6個と刻みネギ、海老頭が1個入っている。


醤油小皿におろしワサビを取り、醤油を垂らしてワサビ醤油を作る。それからお椀の味噌汁をズズッと飲んだ。シジミのダシに海老味噌が加わった味噌汁は旨みが濃くて美味しい。暑さで失われた塩分が補充されていくかのような錯覚を覚える。
続いて鉄火丼を食べる。赤身を1切れ箸で取り、ワサビ醤油にたっぷりと漬けて酢飯の上に戻し、マグロを食べながら酢飯を頬張った。短冊状のマグロの赤身は分厚くて大きい。筋が少なく、トロリとした食感に濃厚な味わいで美味しい。なかなかボリュームのある赤身である。

途中で赤身が足りなくなることをおそれて、ガリでご飯を食べる。ガリはなかなかジューシーで甘く、結構ご飯が進む。おかげで今度はマグロの赤身の方が余ってしまいそうである。
再び赤身をワサビ醤油につけながらご飯を食べた。案の定、マグロの赤身を1切れ残してご飯が無くなってしまった。赤身をワサビ醤油に漬けて、赤身だけを楽しむ。マグロの旨みが満喫できて美味しい。

最後に味噌汁を飲み干し、海老味噌を吸い出してシジミの身をほじくり出して食べて完食した。美味かった。満足である。
緑茶も飲み干すと、勘定を済ませて店を出た。外に出ると強い日射しにくらくらとしそうである。タオルで額の汗を拭きながら職場に戻った。

午後は現場視察対応で席を離れる。昼過ぎになってにわかに雲が広がってきたかと思うと雷鳴が轟き、滝のような豪雨が降った。雨が上がるとぐっと気温が下がったが、湿度が高くなってかなり蒸し暑くなった。
夜になって再び気温も高くなってきて、ムシムシと不快な暑さとなった。

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今日のランチ(鉄火丼@すし富)

2017年07月14日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は晴れ。今朝は上空に薄い雲がいくつか浮かんでいるものの青空が広がっている。朝、出勤のために家を出ると、朝日が雲に隠れて日差しはそれほどきつくなかったが、職場に着く頃には朝日が雲から完全に出て強い日射しを照りつけていた。朝の気温は26℃で3日続けて熱帯夜となった。強い南風が吹いていて湿度が高く、蒸し暑い朝である。
日中は上空に青空が広がって強い日射しが降り注いだ。強い南風が吹いていて、昼間の最高気温も32℃まで上昇した。湿度が高く、体に堪える暑さである。外を歩いていると額や首筋に汗が浮かび、汗拭き用のタオルが手放せなかった。

昼前に現場に出た後、お昼を食べに行くことにした。築地市場海幸橋門を出て波除通りを西に進む。1本目の角を右に曲がってしばらく歩いていくと、一昨年「海鮮丼」を食べた寿司屋「すし富」が右手に見えてくる。今日はこの店でお昼を食べることにした。


店に入る。一時期は入店するのに行列ができていたこともあったが、店内に入ると比較的空いていたので、胸をなで下ろした。板前さんに奥のカウンター席に座るように案内されて、席に腰を下ろした。テーブルの上には各席毎に箸と伏せた醤油小皿が置かれている。席に座ると緑茶の入った湯呑みとおしぼりが置かれた。
注文したのは「鉄火丼」「大盛」である。料理を注文して、おしぼりで顔と手を拭き、緑茶を飲んで喉の渇きを癒した。

しばらく待っていると、カウンターの中から「鉄火丼」「大盛」が出された。続いてサービスのお碗も出された。
「鉄火丼」「大盛」は逆円錐台の形の丼にシャリを盛り、刻んだかんぴょうとマグロのそぼろを載せてその上に薄くシャリを重ね、刻み海苔を散らしてマグロの赤身を7切れ並べ、その傍らに大葉を1枚敷き、タクアンが2枚とガリ、おろしワサビを添えている。


お椀は水菜とアオサの入った味噌汁である。


さっそく醤油小皿にワサビを取り、醤油を垂らしてワサビ醤油を作った。味噌汁を少し飲む。今日も暑くて汗だくである。味噌汁の塩分とダシが胃袋に染み渡るように美味しい。
「鉄火丼」に箸をつける。マグロの赤身をワサビ醤油にたっぷりと浸し、シャリの上に戻して赤身とシャリをかき込んだ。

寿司屋「すし富」築地市場内の水産仲卸「鈴富」が手がけている江戸前鮨店である。水産仲卸「鈴富」は天然マグロを主として天然鮮魚を扱う仲卸で天然マグロの目利きには最も自信を持っている店である。その店の鮨店の鉄火丼は文句無しに美味しい。
マグロのネタは1枚1枚が大きく、適度な厚みを持っていて、歯ごたえと濃厚な味が楽しめる。マグロの味わいをワサビの風味が引き立てていて、ネタ1枚でご飯がだいぶ進んでしまう。少しセーブしないとご飯が足りなくなりそうだ。

丼をかき込んでいるとご飯の中から刻んだかんぴょうとマグロのそぼろが出てきた。マグロのそぼろはご飯と絡まって口の中に入ってくる。生でないマグロの旨味はまたご飯とよく合う。そぼろの旨味は鉄火丼のなかでアクセントになっている。
箸休めにタクアンやガリを食べながらひたすら赤身をワサビ醤油に漬け、ご飯と一緒にかき込んだ。7切れのマグロが無くなる頃にはご飯も無くなってしまった。

最後にお椀を飲んで完食。美味かった。満足である。
最後にお茶を飲み干すと、勘定を払って店を出る。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。まだ25℃を越えているが、昼間と比べると気温も下がってきて、強い南風が涼しくすら感じる。湿度が高くて、空気がムシムシとしている。汗だくになりながら自宅にたどり着いた。

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今日のランチ(鉄火丼(赤身)@さが美)

2017年07月10日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は晴れ。今朝は上空に薄雲が浮かんでいるものの青空が広がっていて、強い日射しが降り注いでいる。朝の気温は25℃で湿度が高く、ムシムシとした陽気である。弱い南風が吹いていて、それが多少の涼気をもたらしてくれるが、職場に着く頃には汗だくになってしまっていた。
日中もよく晴れて、日が昇るにつれて気温もぐんぐんと上昇してきた。強い南風が午前中から吹き始めて、昼間の最高気温は32℃とかなり暑くなった。湿度も高めでかなり蒸し暑い。

今日のお昼は外で食べることにした。築地市場勝どき門を出て晴海通りを渡ると左に折れた。晴海通りを銀座方面に歩いていくと、右手に「特製もりそば全部のせ大」を食べたラーメン屋「築地大勝軒」が見えてくるが、その手前の右を右に折れて聖路加病院方面に歩いていく。
右手に先日「まぐろのづけ丼」を食べた小割烹「はしば」が見えるが、その前を通り過ぎて更に聖路加病院方面に向かった。しばらく歩いていくと、右手に青地に白字で「すしやのさが美」と書かれた看板が見えてくる。今日はこのすし屋「さが美」でお昼を食べることにした。


店に入る。店内は右手にすしカウンターがあり、その周囲をカウンター席が8席L字形に配されている。反対側の壁には4人掛けのテーブル席が2卓配されている。
空いているカウンター席に腰を下ろした。卓上には醤油差しと楊枝が置かれている。店の奥さんが緑茶の入った湯呑みとおしぼり、箸、醤油小皿を持ってきた。

カウンターの上に置かれたメニューを眺める。メニューは「にぎり」「ちらし」「会席ちらし」「穴子重」「鉄火丼(赤身)」「鉄火丼(トロ)」「太巻き」「お刺身盛合せ」で構成されており、「にぎり」「ちらし」「会席ちらし」は値段がいくつか書かれているのを見ると、いくつかグレードがあるようである。
注文したのは「鉄火丼(赤身)」である。ご飯を大盛りにしてもらうようにお願いした。

お茶を飲みながら料理が出来るのを待つ。しばらくして「鉄火丼(赤身)」が出された。「鉄火丼(赤身)」は小さな寿司桶の中にご飯を盛り、刻み海苔と刻みガリを散らして、丼にぎっちりと16枚のマグロの赤身を敷き詰め、スライスしたキュウリが2枚を添えられている。マグロの赤身の上にはおろしワサビが載せられている。


お椀が運ばれてきた。お椀はアサリの味噌汁で、3粒の大きなアサリが入っている。


更にお新香の小鉢が出された。小鉢にはガリと奈良漬けが3枚盛られている。


まず最初におしぼりで顔と手を拭き、改めてお茶を飲むと、お椀の味噌汁を飲む。アサリのダシがよく出ている味噌汁は味噌の甘みとアサリの旨みが一体となって美味しい。味噌汁を少し飲むと、いよいよ「鉄火丼(赤身)」を食べることにする。

まずは醤油小皿におろしわさびを取り、醤油を垂らしてわさび醤油を作った。丼の上に載せられたマグロの赤身をわさび醤油に1枚ずつ浸けて、丼のシャリの上に戻すと、シャリと一緒に赤身を口の中に入れた。
シャリの上に載せられたマグロの赤身は通常のネタの半分ほどしかないが、それが16切れも載せられていて、量的にはたっぷりとある。筋の無い赤身は口の中に入れるともっちりとした食感で、濃厚な味わいで美味しい。おろしわさびがマグロの旨みを強調しているかのようである。

シャリに散らされた刻みガリが、甘酸っぱく、マグロ一辺倒になりがちな鉄火丼にアクセントを与えている。スライスしたキュウリも鉄火丼の箸休めになって、飽きさせない。ただ、ご飯を大盛りにしてもらった割には、マグロの量に比べてご飯の量が少な目で、最後にマグロを余してしまった。
ご飯が無くなった後はマグロだけを楽しむ。マグロを堪能した後は、お新香の小皿のガリを食べて口の中をさっぱりとした後、奈良漬けをボリボリと食べながらお茶を飲んだ。奈良漬けを食べた後は味噌汁を飲み干し、お椀に残ったアサリの身を食べる。アサリはプリプリとしていて美味しかった。

最後に緑茶を飲み干して完食。美味かった。満足である。
もう1杯熱い緑茶をもらい、それを飲み干すと店の中央にあるレジで代金を払って店を出た。敷居の高い店だったが、なかなか楽しめた。

午後は事務所でデスクワークをしていたが、夕方になって会議のため豊洲に出張する。豊洲は遮るものが無く、直射日光をもろに受けてかなり暑い。しかも周囲に売店等が無いので、駅で飲み物を買って事務所に向かった。豊洲から職場を経由して帰宅の途に着く。
中央総武各駅停車線に乗り換えて、座ったところで眠気が襲ってきた。暑さに加えて日頃の寝不足が影響したか、帰りの電車で寝落ちしてしまい、そのまま中野駅まで運ばれてしまった。電車が中野駅行だったのが不幸中の幸いである。久しぶりに乗り過ごしてしまった。

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