今日は曇り時々雨のち晴れ。今朝は上空に青空が広がっていて、白い雲がマーブル状に浮かんでいる。雲の合間から朝日が射し込んでいて、日射しが熱いくらいに感じられた。今朝の気温は24℃で、弱い西風が吹いている。昨日降った雨で濡れた路面は、既に所々乾き始めていた。濡れた部分が黒いシミのように残っていたが、それも次第に無くなっていくだろう。湿度が高く、朝からムシムシとした陽気である。
今日は週末の土曜日に出勤するため、今日はその代休で1日お休み。今日も特に予定は無く、出かける予定も無いので、家でゆっくり過ごすことにする。とはいえ、二度寝をしてしまうと、1日が短く感じられるので、今日は頑張って朝早く起きた。
午前中に南よりの風が吹いてくると、西の方から厚い雲が広がってきて、すっかり日が陰ってしまった。8時過ぎになると、弱い雨がパラパラと降ってきた。雨が降り始めると、再び西よりの風が吹いてきた。団地の前庭の木々の枝が揺れるくらいに、強い風である。
日中は雨が降ったり止んだり、日が射したり曇ったりと大気の状態が不安定な空模様となった。昼間の最高気温は28℃と、2日連続の夏日となった。午後から南よりの風が吹いてくると、西の空の雲が切れて青空が見えてきた。弱い雨が降っていて湿度が高く、ミストサウナの中にいるようなかなり蒸し暑い陽気である。
お昼を外に食べに行くことにした。雨が止むのを待っていたが、一向に止む気配が無いので、意を決して自宅を出る。外は傘を差すほどでは無かったが、小雨が降っていて、空気が湿っぽく感じられた。風が湿っぽくて、空気が蒸すような陽気である。日野駅から電車に乗ると立川駅に出た。
今日は駅北口にあるルミネ立川8階レストランフロアに向かった。フロアの一角に居酒屋「地鶏や ルミネ立川店」がある。
今日はこの店に入ることにした。
入口に入ると店員が出てきて、検温と手指の消毒をするように指示された。店内は入口から見て左手手前に厨房があり、厨房の前にカウンター席が10席配されている他、厨房を囲むように4人掛けのテーブル席が8卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。左手窓際奥には掘り炬燵形式の座敷席があり、6人掛けの座卓と4人掛けの座卓が設けられている他、右手奥には6人ほどが入れる掘り炬燵形式の座敷席を設けた個室が1室と、4人ほどが入れる掘り炬燵形式の座敷席を設けた個室が2室設けられている。
店員に案内されて、カウンター席に腰を下ろした。カウンター席は2席1組になって、カウンターテーブル上に仕切板が設けられており、隣り合う2席のうち1席は使用不可となっている。
卓上にはメニューが広げられている他、2個の湯呑みが伏せられた状態で並べられていて、その脇に冷麦茶の入ったポットが置かれている。卓上にはその他に、紙ナプキンと楊枝、串入れが置かれていた。席に座ると店員に店内は90分制になっていること、食事するとき以外はマスクをすることを指示される。また、ランチメニューの内、「鶏白湯そばと手羽餃子(2本)」が売り切れになっていることを告げられた。
まずは湯呑みをひとつ取り、冷麦茶をなみなみと注ぐと、それを飲み干した。あらためて、湯呑みに冷麦茶を注ぐと、メニューを眺める。
卓上に置かれているメニューは2枚あって、1枚はランチメニュー、もう1枚は各種ドリンクと一品料理の飲み屋のメニューとなっている。
注文したのは「鶏白湯そばとミニ唐揚げ丼」である。ご飯大盛無料となっていたので、ミニ唐揚げ丼も大盛りに出来るか聞いてみたのだが、ミニ丼はご飯大盛無料の対象外となっているとのこと。同じようなメニューに「鶏の唐揚げ丼と鶏白湯そば(ハーフ)」があり、これならご飯大盛にすることは出来るとのことだったが、ラーメンのハーフは物足りないので、ラーメンが一人前となる「鶏白湯そばとミニ唐揚げ丼」を注文することにした。
しばらくすると料理が一式運ばれてきた。トレーの上には「鶏白湯そば」と「ミニ唐揚げ丼」、レモン1カット、お新香が載せられているほか、レンゲと箸が載せられている。
さっそく紙ナプキンを1枚取ると、「鶏白湯そば」を食べることにした。「鶏白湯そば」の麺は中太の平打麺で、膜の張った白いスープに浸かっている。麺の上には鶏チャーシューが1枚とメンマ、刻みネギが載せられていて、海苔が1枚添えられている。スープには白ゴマが浮かんでいる。
まずはレンゲを取って、スープを掬って口に運んだ。福島県銘柄鶏の1つである伊達鶏を使ったスープは熱々で、鶏の旨みと甘みが感じられる。サラサラとした飲み口とあっさりとした味わいで、ニンニクが効いていて美味しい。
レンゲを置いて、箸を取ると、麺をすすった。中太の多加水麺はつるつるとした喉越しにもちもちとした弾力のある歯応えで、存在感がある。麺にはたっぷりのスープと刻みネギが絡んで口の中に入ってきた。
麺の上に載せられている鶏チャーシューは小さいが、厚みがあってやや固い食感である。脂身が無い肉質系で淡泊な味わいが美味しい。チャーシューを食べながら麺をすすった。メンマは小さいが歯応えが感じられて美味しい。スープをたっぷりと吸った海苔は麺に絡ませて食べてしまった。
麺をあらかた食べ終えたところで、「ミニ唐揚げ丼」を食べる。「ミニ唐揚げ丼」はお椀にご飯を盛り、その上にキャベツの千切りとニンジンの千切りを載せて、刻んだ水菜と焼いたシシトウを1個載せ、唐揚げを2個載せて糸唐辛子をあしらっている。キャベツの千切りにはマヨネーズが絡ませてある。
「ミニ唐揚げ丼」にはレモンが1片添えられている。
まずはレモンを絞らずに、唐揚げにかぶりついた。サクサクとした衣の中にはジューシーな鶏肉が詰まっている。柔らかく、濃厚な鶏の旨味が美味しい唐揚げはほんのりピリ辛で、スパイシーな味わいである。
唐揚げを食べながら、ご飯をかき込む。ご飯の上に載せられた野菜が一緒に口の中に入ってくる。マヨネーズのさっぱりとした酸味にキャベツと水菜ののシャキシャキとした食感がアクセントになっている。シシトウはジューシーな味わいで美味しい。
2個目の唐揚げにはレモンを絞ってみた。レモン汁がかかった唐揚げはサッパリとした味わいで、これもまた美味しい。唐揚げの衣にレモン汁が染みこんで、また異なった味わいである。あっという間に唐揚げが無くなった。
残ったご飯はお新香で食べる。お新香は刻んだ柴漬けである。
柴漬けはサッパリとした味わいで、パリパリとした食感が新鮮に覚えた。お新香でご飯を片付けると、最後にラーメンの丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。
湯呑みに残っていた冷麦茶も飲み干すと、卓上に置かれた札を持って、店の入口脇のレジに進む。代金を払うと店を出た。エレベーターで2階に下り、駅北口のペデストリアンデッキに出てみると、上空には青空が広がっていて、南から北に雲が流れていっている。強い日射しが照りつけていて、濡れた床面から水蒸気が立ち上っているように感じられた。まるで蒸し風呂の中にいるかのように蒸し暑い。
立川駅周辺で用を済ませると、買物のために電車に乗って2駅隣の豊田駅に向かった。豊田駅に到着すると、駅北口にあるイオンモール多摩平の森で買物をして帰宅の途につく。
太陽が傾いてくるにしたがって、日射しの強さが増してきたように感じられた。上空の雲は次第に取れて、青空の領域が広がっている。強い西日が照りつけて、再び気温が上昇してきたようである。
買物を済ませて家路を急いでいると、全身から汗が噴き出して、まるで水をかぶったかのようにTシャツを濡らす。メガネにも容赦なく汗が滴り落ちて、視界も遮られてしまった。時折、マスクを外してタオルで顔を拭きながら、自宅を目指した。
家に着くと、さっそく風呂を沸かして汗を流す。窓から外を眺めると、日が沈んで、空はすっかり暗くなっていた。団地の前庭の茂みからは秋虫が一斉に鳴き始めた。
夜、ゴミを出すために外に出た。昼間の暑さの余韻が空気に感じられて、シメシメとした空気が生温かい。上空には暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。
今日は晴れときどき曇り。今朝は上空を雲が覆っていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は18℃で、弱い北西の風が吹いている。ベランダの外に出てみると、湿度が高めで、湿った空気が涼しく感じられた。
今日は休みだったが、やることがあって早朝に一旦起床した。しかし、一週間の疲れがどっと週末に襲ってきたようだ。全く、筆が進まないので、ちょっとゴロンと横になった。ちょっと瞼を閉じたつもりだったが、それがいけなかった。気が付くと、時計の針は11時にさしかかろうとしている。慌てて飛び起きた。
窓の外を見ると、綿を広げたように雲が透けて青空が広がっている。日射しが降り注いで、団地の前庭の木々の緑が濃く見えた。アスファルトの路面にかかる木陰が濃くなっていて、日射しが強いことが見て取れる。ベランダの外に出てみると、南よりの風が吹いていて、気温もぐんぐんと上昇してきた。
日中は晴れて、上空には大きな雲がところどころに浮かんでいるものの、青空が広がった。昼間の最高気温は29℃で、強い南よりの風が吹いている。湿度も高めで、蒸し暑く感じられる陽気となった。
今日は午後、立川にクリーニングを取りに行く。電車で立川駅に出ると、立川駅を南北に貫く自由通路が混み合っていた。人混みを避けるようにルミネ立川に入るとクリーニング店に行って、先日クリーニングに出した春物のスーツを受け取った。再び電車に乗って帰宅の途につく。ほんの1時間ほどの外出だったが、家に着く頃には汗だくになってしまった。着ていったシャツは汗でぐっしょりと濡れている。すぐに別のTシャツに着替えた。
再び、外出する。今日は朝、栄養機能食品「バランスパワー」を2本ほど食べたのと、コーヒーを2杯飲んだだけで、その後は何も食べていない。遅いお昼を食べに行こうと、電車に乗って隣の豊田駅に向かった。豊田駅に着くと、駅北口のイオンモール多摩平の森に向かう。
イオンモール多摩平の森の建物の中に入ると、フードコート「森のキッチンコート」に足を向ける。今日はフードコート内のラーメン屋「三代目 麺屋 土竜」で食べることにした。
今年の3月8日にオープンしたこの店は、以前「ドドドーンらーめん」を食べたラーメン屋「麺屋 土竜」の支店で、以前、「特製醤油ラーメン」を食べたラーメン屋「京都北白川 ラーメン魁力屋」の跡地にある。
フードコート内のテーブル席を1つ確保すると、ラーメン屋「三代目 麺屋 土竜」のレジカウンターに向かった。レジ脇のカウンターテーブルにはメニューが置かれている。
レジカウンターの正面には、「優待サービス券」のチラシの入った籠が備え付けられている。すぐに使えるということなので、籠から「優待サービス券」のチラシを取り出した。
注文したのは「全部のせ・カッコいい塩らーめん」「名物日替り丼」「ギョーザ」である。更に「優待サービス券」からチャーシューサービス券を使用して、チャーシューを1枚増量してもらうことにした。
料理を注文して、代金をクレジットカードで支払う。代金を支払うと呼び出しベルを受け取った。
料理を待っている間、ゴリラの面とバナナのオモチャを貸してもらった。
本店でもやっているサービスとのことで、連れがいれば、面をつけて写真を撮ったりするのも良いだろうが、残念ながら男一人客では、変な人にしか見えない。好意は受け取りつつ、そっと返却した。
一旦、呼び出しベルを持って、確保したテーブル席に向かう。途中、フードコート内の給水器に行って、冷水を紙コップに入れると、確保したテーブル席に紙コップを置き、呼び出しベルが鳴るのを待つ。しばらくして呼び出しベルが鳴動したので、店に料理を取りに行った。
店の中央の配膳口で呼び出しベルと引き替えに料理の載ったトレーを受け取る。トレーの上には「全部のせ・カッコいい塩らーめん」「名物日替り丼」「ギョーザ」が載せられている。配膳口の左手には割り箸と楊枝の入った箸袋と積み重ねられた小皿、醤油、ラー油、胡椒が置かれている。小皿を1枚取ると、醤油とラー油を垂らして餃子のタレを作り、トレーの上に載せる。更に箸袋をトレーの上に置くと、テーブル席に運んだ。
あらためて、お冷やを飲んで喉を潤すと、まずは「全部のせ・カッコいい塩らーめん」を食べることにした。
「全部のせ・カッコいい塩らーめん」の麺は細いストレート麺で、黄金色の塩スープに浸かっている。麺の上にはスモークチャーシューが2枚と鶏チャーシューが1枚、味玉が1個、青菜、刻みネギが載せられていて、塩漬けの生胡椒が数粒トッピングされている。本来はチャーシューはスモークチャーシューと鶏チャーシューが1枚ずつ載っているとのことだが、今回はチャーシューサービス券でチャーシューを1枚追加しているので、スモークチャーシューが2枚となっている。
ラーメンには本店と同じシースルータイプのおしゃれなレンゲが添えられている。このレンゲでスープを掬って飲んでみる。いわしのアゴや比内地鶏、羅臼昆布でダシを取ったスープに塩ダレを合わせたスープは煮干しの風味が鼻腔に広がって食欲をそそる。旨味が凝縮されたスープは比較的あっさりとしていて、空腹の胃袋に染み渡るように美味しい。
続いて箸を取って麺を食べる。麺の上にいろいろと載せられた具を少しかき分けるようにして、麺を勢いよくすすった。たっぷりのスープが絡んだ麺は、もちもちとした食感とシコシコとした歯応えが美味しい。
麺を食べながらチャーシューを食べる。分厚くカットされたスモークチャーシューは柔らかく、箸で持ち上げると崩れるほどである。崩れたチャーシューを口に入れた。脂身は甘く、赤身は味が良く染みこんでいて美味しい。スモークされた独特の香ばしさが食欲をそそる。チャーシューを味わいながら、再び麺をすすった。
鶏チャーシューは薄く、しかも箸で持ち上げるとちぎれてしまうくらいに柔らかい。口に入れると、鶏肉の淡泊な味わいにスープがよく染みこんでいて、じゅわっとした歯応えと味わいが美味しい。味玉は黄身が濃くて、淡泊な味わいの白身とのコラボレーションが美味しい。青菜とネギはシャキシャキとした食感でラーメンに歯応えのアクセントを与えている。青菜の鮮やかな緑色がラーメンに色彩のアクセントを与えているようだ。生胡椒は口に入れると、弾力のある歯応えに胡椒の辛味が口の中に広がる。このラーメンはさまざまな仕掛けがしてあって、全く飽きさせない。
麺があらかた無くなってきた頃に、「日替わり丼」を食べる。「日替わり丼」はラーメン丼よりは一回り小さいお碗にご飯を盛り、醤油ダレをかけてその上に薄切りのチャーシューを3枚広げている。チャーシューの上にはおろしニンニクを載せて醤油ダレを垂らし、刻んだ唐辛子をトッピングしている。チャーシューの脇には青菜がこんもりと添えられている。
ご飯の上に載りきらなかったチャーシューは丼の縁を越えて、下に垂れ下がっている。かなり豪快な感のある肉丼である。これが美味くない訳が無い。
まずは垂れ下がった肉をニンニクを覆い被すようにして折り曲げると、丼を持ち上げて、「日替わり丼」を食べることにした。
チャーシューもスモークチャーシューを使っているようだが、ラーメンに載せられていたチャーシューと異なり、脂身の少ない肉を使用している。味がよく染みこんでいて、柔らかくて美味しい。食べるために折り曲げたチャーシューだが、間におろしニンニクと唐辛子が挟み込まれるような形になって、それが思わぬ味わいにつながった。おろしニンニクのガツンとした味わいに唐辛子の辛味がアクセントになって、チャーシューの旨味を引き立てる。チャーシューにかぶりつきながらご飯をかき込んだ。
ご飯に染みこんだ醤油ダレの旨味だけでもご飯が無くなりそうなのに、更にチャーシューとニンニク、唐辛子の三重奏がそれに覆い被さるようにして、口の中で渾然一体となって喉の奥に消えていく。ひたすらチャーシューにかぶりつきながらご飯をかき込んだ。青菜が食感と彩りのアクセントを丼に与えている。マジで美味しい。
ハッと我に返ると、チャーシューはほぼ無くなっていた。お碗の中のご飯は少し残っている。このご飯で餃子を食べることにした。
ほぼ正方形の平皿に載せられた餃子は3個である。表面にはキツネ色のきれいな焼き面が付いていて、それだけで美味そうである。
この餃子を自分で作った餃子のタレに浸けて食べる。
タレにたっぷりと餃子を浸すと、口に運んだ。
もっちりとした食感の皮の厚い餃子は、中に閉じ込められた餡がジューシーで美味しい。餡は豚の挽き肉にニラとキャベツが入っていて、豚肉の旨味を引き出しつつ、食感のアクセントを感じさせてくれる。餃子を頬張りながら丼に残ったご飯を食べる。餃子とご飯の組合せもまたバッチリである。これは病み付きになりそうだ。
あっという間に餃子も無くなってしまったところで、丼の中のご飯も無くなっていた。最後にラーメン丼を傾けてスープを飲み干す。最後の一滴まで飲み干したところで完食。美味かった。大満足である。
紙コップに残った冷水を飲み干すと、全てトレーに載せて、店の右端にある返却口に食器を返却した。帰りにイオンスタイルで買物をして帰宅の途につく。
夕方になって再び雲が広がってきた。
今日は雨のち曇り。昨日は寝たのが遅かったこともあるが、悪い夢を見ていて、ふっと目が覚めたのは9時過ぎだった。カーテンを開けて外を見ると、上空には厚い雲が広がっていて、弱い雨が降っている。ドアポストに投函されている新聞はビニル袋に入っていなかったので、雨が降り出したのは朝方のようである。ベランダの外に出てみると、空気がムシムシとしていて、ちょっと不快な陽気である。
雨は午後になって止んだ。昼間の最高気温は23℃で、南よりの風が吹いている。西の方の雲が切れて青空が見えてくると、日も射して、空が明るくなってきた。次第に上空の雲の所々が薄くなって、薄日が射している。ベランダの外に出てみると、湿度が高くて蒸し暑かった。雨で濡れた路面は、早くも次第に乾いてきたようである。
今日のお昼は気分転換に外で食べることにした。とはいっても既に時計の針は午後2時を廻っている。そこで、ラーメン屋に遅いお昼を食べに行くことにして、家を出た。日野駅から電車に乗って隣の立川駅に到着すると、改札を抜けて駅南口に出る。ウインズ通りを歩いて立川アーバンホテル1階にあるらーめんたま館に足を運んだ。
昨年の今頃、「煮干豚全部のせ」を食べたラーメン屋「煮干豚骨 くぼ鷹」は既に閉店していて、昨年10月1日にラーメン屋「煮干鰮らーめん 圓 たま館店」が開店している。この店は、以前、「特製煮干らーめん薄口醤油味」を食べたラーメン屋「煮干鰮らーめん 圓」の支店である。今日はこの店でラーメンを食べることにした。
店のつくりは以前、このスペースで営業していたラーメン屋「煮干豚骨 くぼ鷹」と変わっておらず、店の右手の柱脇に券売機があり、ここで食券を購入する。
店内は厨房の前にカウンター席が8席直線上に配されている。各席は卓上に置かれた透明なアクリル板で仕切られており、カウンターの上には冷水のポットと台ふきんが置かれ、卓上にはコショウと箸、楊枝、アルコール消毒液が置かれている。カウンターの下にはティッシュボックスが置かれていた。
食券を買うと、厨房の前のカウンター席に座り、カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは「背脂煮干鰮特製らーめん」と「ネギチャー丼」である。注文を終えると、店員が冷水の入ったコップを出してくれた。卓上のアルコール消毒液で手指を消毒すると、まずは1杯お冷やをゴクゴクと飲み干した。空になったコップにポットから冷水を注ぐと、卓上に置いた。冷水を飲みながら、料理が出来るのを待つ。
しばらくして、「背脂煮干鰮特製らーめん」と「ネギチャー丼」がカウンターの中から出された。
早速箸を取って、「背脂煮干鰮特製らーめん」から食べることにする。
「背脂煮干鰮特製らーめん」の麺は中太の手もみ麺で、麺は濃いめの醤油スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚と味玉が1個、ネギチャーシュー、メンマ、茎ワカメが載っていて、海苔が1枚添えられている。
あらためてお冷やで喉を潤すと、まずはラーメン丼に添えられたレンゲを取って、スープを掬って口に運んだ。スープは九十九里産の脂身の少ないカタクチイワシの煮干しを使用している。再仕込み煮干し鰮と背脂、たまり醤油の個性がガツンとぶつかり合うスープは醤油の旨みに煮干しの旨味が合わさって、背脂の甘みが加わり、飲み応えのあるスープに仕上がっている。
箸を取って麺を食べる。麺は平打ちの手もみ麺で、モチモチとした歯応えにツルツルとした喉越しが美味しい。麺にはたっぷりのスープとさまざまな具が絡んで口の中に入ってくる。
ネギチャーシューは刻みネギに細長く刻んだチャーシューを合わせたものである。肉質のチャーシューはスープを吸ってジューシーな味わいで、肉を噛むと赤身の旨味が口の中に広がる。ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。メンマは極太で、ジューシーで美味しい。茎ワカメは弾力のある歯応えで、麺と同じくらいの太さに刻まれている。麺を食べていると、茎ワカメが歯応えにアクセントを与えている。
麺を食べながらチャーシューを食べる。大きなチャーシューは厚みがあって、なかなかのボリュームである。脂身は少ない肉質系で、ハムのような食感に赤身の旨味が美味しい。スープを吸ってジューシーで、食べ応えもある。味玉は黄身がトロリとしていて、濃厚な味わいである。白身の淡泊な旨味がスープになじんでいて、美味しい。
麺をあらかた食べてしまったところで、「ネギチャー丼」を食べることにする。「ネギチャー丼」はラーメン丼よりもやや小ぶりな丼にご飯を盛り、その上にラーメンにも載せられていたネギチャーシューがたっぷりと載せられている。ネギチャーシューには醤油ダレがかけられているようである。
お碗を左手で持ち上げると、丼をかき込んだ。ミニ丼という割にはなかなかのボリュームである。ご飯とネギチャーシューを一緒にかき込むと、香ばしいゴマの風味が鼻腔に広がった。醤油ダレをたっぷりと染みこませた刻みチャーシューは、肉の旨味に醤油ダレの旨味が加わって、なかなかの食べ応えである。ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて、これだけでご飯がかなり進む。
ご飯の量に比べて、ご飯の上に載っていたネギチャーシューはなかなか量があった。ご飯が無くなるのを見届けるかのようにネギチャーシューも無くなった。最後にラーメン丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。お腹もいっぱいになった。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、食器を全てカウンターの上に上げ、席を立って店を出た。お昼を食べた後は、立川駅南北自由通路を歩いて北口に出る。駅北口にある百均ショップで買い物を済ませると、帰宅の途についた。
夜、ゴミを出すために外に出た。上空には雲が広がっているが、雲の合間から暗い空が透けて見える。弱い北よりの風が吹いていて、空気がシメシメと感じられた。
今日は曇りのち晴れ。昨夜は目覚まし時計を午前9時にセットして寝たのだが、朝8時前に目が覚めてしまった。二度寝をすると、また起床するのが昼前になってしまうかもしれないという懸念もあって、そのまま起きてしまった。カーテンを開けて空を見上げると、上空には雲が広がっていて日射しが無く、スッキリしない空模様である。
ベランダの外に出てみた。東よりの風が吹いていて、前庭の木々の枝が少し揺れている。湿った空気が少し重く感じられた。風がシメシメとしていて、朝からちょっと不快な陽気である。日が昇るにつれて、次第に雲が切れて青空が広がってくると、日射しが強くなってきて木陰が濃くなってきた。
日中は雲が多いながらも晴れて、強い日射しが降り注いだ。昼間の最高気温は26℃で、2日連続の夏日となった。午前中吹いていた風は次第に南よりの風に変わり、強く吹いてきた。朝よりは湿度が下がってきたものの、それでも少し蒸し暑く、外を出歩いていると額から汗が滴り落ちる。
今日はお昼を外で食べることにした。自宅を出て電車に乗ると、立川駅に向かう。立川駅に到着して改札を抜けると駅南口に出て、ウインズ通りを歩いて立川アーバンホテル1階にあるらーめんたま館に足を運ぶ。
昨年の今頃、「ネギチャーシューメン」を食べたラーメン屋「ラーメン チャチャチャ」は既に閉店していて、先月29日にラーメン屋「立川たんぎょう菜花」が開店している。今日はこの店でラーメンを食べることにした。
店の作りは以前と変わっていないが、店のスペースと館内を仕切る板が復活している。店の左手の柱の脇に券売機があり、ここで食券を購入した。
開店してまだ間もないということもあって、メニューはドリンクも含めて8種類ほどしか無く、更に緊急事態宣言でアルコールの提供も自粛しているので、券売機のボタンで点灯しているボタンは少ない。今月末まではオープニングキャンペーンを開催しており、看板メニューであるたんぎょうセット(タンメンと餃子のセット)が割引価格で提供されている。今日はこれを食べることにした。ちなみに店員に聞くと、メニューにライスは無いとのこと。ちょっと残念である。
食券を買うと、カウンター席に座る。席は厨房を囲むようにL字形に10席配されているが、1席は使われていない。卓上には透明なアクリル板が置かれて、各席を仕切っている。各席毎にトレーが置かれ、レンゲと箸が載せられている。
席に座ってカウンターの上に食券を置くと、カウンターの上にお冷やが置かれた。カウンターの上には冷水のポットと台ふきんが置かれている他、卓上にはアルコール消毒液が置かれている。カウンターテーブルの下にはティッシュボックスが置かれている。なんともシンプルである。
お冷やを飲みながら料理が出来るのを待っていると、最初に「タンメン」がカウンターの中から出された。続いて、餃子も出された。
「タンメン」の麺は中細麺で、豚骨ベースの塩スープに浸かっている。麺の上にはキャベツとモヤシ、刻んだニンジンとチャーシューのみじん切りが炒められた物が載せられていて、野菜の山の頂には特製辛味ダレがトッピングされている。特製辛味ダレは唐辛子、玉ねぎ、ニンニクを辛さの中に旨味を引き立てるようブレンドしたタレとのこと。
まずはレンゲでスープを掬って飲んでみる。大量の豚骨と6種類の香味野菜から抽出した豚骨淡麗スープをラーメンに載せた野菜類と一緒に炒め、塩ダレとしての煎り酒と香味油で仕上げたスープはあっさりとした塩味に野菜の旨味が閉じ込められていて美味しい。煎り酒は室町時代からの古式手法で、純米吟醸酒を煎り酒にして、南高梅、貝類、茸類の旨味を厳選した塩で閉じ込めているとのこと。また、香味油は植物由来の2種の油と、3種の葱で仕上げているとのことである。
レンゲを置いて、箸を取ると、野菜を食べる。熱の入った野菜はしんなりとしていて、野菜の甘さにスープが絡んで美味しい。1日分の野菜が取れると謳っているだけあって、なかなかのボリュームである。チャーシュー片の食感がアクセントになっていて、歯応えも楽しめる。麺は柔らかめで、シコシコとした食感にモチモチとした歯応えが美味しい。麺にたっぷりのスープが絡んで口の中に入ってくる。
湯麺を食べながら餃子を食べる。餃子は楕円形の皿に3個載せられていて、既に餃子のタレが皿の一隅の窪みに垂らされている。
1個の餃子はなかなかの大きさである。表面にはキツネ色の焦げ面が付いていて、食欲をそそる。餃子をタレにたっぷりと浸けると、口に運んだ。
カリッとした食感の皮の中に詰まった肉餡から、肉汁が口の中にほとばしった。最高級国産小麦「夢ちから」を使用しているという皮はもちもちとした食感とつるんとした歯触りで、香ばしくて美味しい。
皮の中の餡は豚肉と刻んだキャベツを豚骨スープで整え、更にニンニクと刻みネギ、ニンニクを加えて作られている。マー油の香りが鼻腔に広がって、ジューシーで美味しい。タレにはタンメンにトッピングされた特製辛味ダレが垂らされていて、味にアクセントを与えている。1個でなかなか食べ応えのある餃子である。
餃子を食べながらタンメンを食べる。餃子が無くなる頃には麺もあらかた無くなった。最後はレンゲでスープの中に沈んだ野菜を掬って食べると、丼を傾けてスープを飲み干した。コップの中の冷水も飲み干し、完食。旨かった。満足である。
食器をカウンターの上に上げて、席を立つと店を出る。暗い建物の中から外に出ると、太陽の光が眩しい。ラーメンを食べて熱くなった体から汗が滴り落ちた。デイパックの中からタオルを取り出すと、汗を拭いながら立川駅に戻る。
駅の構内はかなりの人出で、緊急事態宣言が発令されているとは思えないほどの混み具合である。立川駅北口にあるドラッグストアで買い物を済ませると、早々に帰宅の途につく。
午後になって、上空には次第に青空が広がってきた。雲は地平線付近に押しやられて、太陽が容赦なく照りつけている。日の当たるところはムシムシとして暑かったが、日陰に入ると、南よりの風が涼しく感じられた。
日が傾いてきた頃に買物のため、外出する。西の空から薄い雲が広がってきて、日が少し陰ってきた。陽光が柔らかくなって、気温も少し下がってきた。風が涼しく、心地よく感じられた。
今日は曇りときどき雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて日射しの無い朝となった。東の空の一隅が朝日で黄金色に輝いている。今朝の気温は16℃で、湿った北よりの風が吹いている。空気がヒンヤリと感じられて、涼しい朝となった。
今日は午前中職場に出勤して、午後に自宅で別の仕事をするため、時間休を取ることにした。早朝に出勤のために家を出ると、日野駅に向かう。電車はGW前と同じくらいの乗車率で、国分寺駅で車内の全部のシートが埋まった。電車が新宿駅に到着すると、途中のコンビニで朝食を買って、職場に向かった。
午前中は一時日が射す時間帯もあったものの、すぐに厚い雲に覆われて日が陰ってしまった。日中は曇りで、上空一面をどんよりとした灰色の雲が覆っている。昼間の最高気温は21℃で、昼前から南よりの風が吹いてきた。日射しが無くて風が涼しく感じられるものの、水分を含んだ空気が重く、身体にまとわりつくような不快な陽気である。
昼過ぎになって荷物をまとめると、職場を出た。上空には厚い雲が広がっていて、今にも雨が降り出しそうな空模様である。地下道を歩いて新宿駅に到着すると、中央線下りホームに昇った。目の前に電車が停まっていたので、電車に乗り込む。昼間の下りの電車はガラガラに空いていた。
帰りに遅いお昼を食べることにした。先日買った雑誌に付いているクーポン券を使うことの出来るラーメン屋に行くことにして、電車が阿佐ヶ谷駅に到着したところで下車する。改札を抜けて駅南口に出ると、左に折れて目の前の中杉通りを渡り、阿佐ヶ谷パールセンター商店街に入った。商店街を南に下っていくと、左手に目指すラーメン屋はあったが、何と、スープ売り切れで、既に営業を終えていた。
失意の内に、阿佐ヶ谷駅方面に戻る。阿佐ヶ谷パールセンター商店街入口まで来たところで、ふと、思いついて、線路沿いに高円寺方面に歩いてみた。100mほど歩いて行くと、左手に「豚ラーメン」と書かれたラーメンの垂れ幕が掲げられたラーメン店が目に入った。この店のあった場所は以前、「情熱担々麺」を食べたラーメン屋「遠や」があったところである。いつの間にか、店は閉店し、新しい店が出来ていたらしい。雨もパラパラと降り始めてきたこともあり、今日はこのラーメン店「自家製熟成麺 吉岡」に入ることにした。
店に入ると目の前のカウンター卓上にアルコール消毒液があり、ここで手指を消毒する。その後、入口のすぐ左手にある券売機で食券を購入する。
店内の配置は以前とあまり変わらない。入口から正面に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が7席配されている他、左手の部屋には4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されている。店内には客はおらず、適当なカウンター席に腰を下ろした。
店員が来たので、食券を渡して料理を注文する。注文したのは看板メニューの「豚ラーメン並盛(豚2枚・麺250g)」である。すると、店員が紙を持ってきて、ラーメンのお好みやトッピングを聞いてきた。ニンニクは大さじ1杯、野菜はマシ、背アブラ及び味の濃さは標準とした。
カウンターの上にはレンゲとティッシュボックス、台ふきんが置かれている。卓上には醤油とラー油、お酢、ブラックペッパーグラウンドといった調味料の他、箸と楊枝、コップ、冷水のポットが置かれている。コップは2個重ねたものが並べられている。
料理を注文すると、卓上に並べられたコップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水を注いで1杯あおった。冷水のポットにはレモンのスライスが数枚入っていて、爽やかな風味が美味しい。再びコップに冷水を注ぐと卓上に置いた。
まもなくしてラーメンが運ばれてきた。久しぶりのジャンク系のラーメンといった感じである。
さっそくカウンターの上からレンゲを1つ取り、箸立てから箸を取ると、ラーメンを食べることにした。
「豚ラーメン並盛」の麺は太麺で、豚骨醤油スープに浸かっている。麺の上にはたっぷりの茹で野菜とチャーシューが2枚、刻みニンニクが載せられている。スープには表面を覆い尽くすほどの背脂が浮かべられている。
最初にレンゲを取ってスープを飲んでみた。大量のぶた肉、背ガラ、ゲンコツ、背脂を炊き込み、それをぶたの旨味を幾重にも重ねたというスープは意外にもあっさりとした味わいで、ニンニクの風味がガツンと効いている。背脂が全くしつこくなく、むしろ甘みがあって、スープに奥行きを与えている。
レンゲを置いて麺を食べる。麺は、農家と直接、種を植える前の畑から契約している小麦を配合した完全オリジナルの自家製麺とのこと。手もみの麺はコシがあり、弾力のある歯応えにボリューム感を感じる。麺にはたっぷりのスープと背脂、刻みニンニクが絡んで口の中に入ってくる。シャキシャキとした刻みニンニクの食感がアクセントになっている。
麺を食べながら野菜とチャーシューを食べる。大きいチャーシューは直径8cmほどあり、厚さも5mmほどもある。霜降りのような豚チャーシューは赤身の部分が多く、分厚く見えるが、箸で持ち上げると崩れてしまうほどに柔らかい。チャーシュー片を口に入れると、脂身は甘く、赤身はスープを吸ってジューシーな味わいで美味しい。味が濃くて、麺との相性もいい。崩れたチャーシューもまた、麺に絡んで口の中に入ってきた。
野菜はキャベツとモヤシでシャキシャキとした食感に熱の入った野菜の甘みが感じられる。スープの旨味をまとった野菜はなかなかの量で、これだけでもお腹がいっぱいになりそうだ。麺をあらかた食べ終えると、スープの底に沈んだ野菜を食べる。普通は野菜を先に食べてしまうのだが、今回は丼の大きさに余裕があったこともあり、野菜をある程度残して、先に麺を片付けてしまった。スープに沈んだ野菜は、麺を食べる前に食べた野菜とはまた異なった味わいが楽しめる。
野菜もあらかた食べ終えると、丼を傾けてスープを飲み干す。スープの旨味に刻みニンニクとスープに溶けたおろしニンニクの2つの味わいがガツンと胃袋にこたえるようだ。背脂の甘みがパンチの効いたニンニクの風味を受け止めて、スープに一体感を与えている。最後の一滴まで美味しかった。
スープを飲み干すと、コップに残ったお冷やも飲み干して完食。
席を立ち、店を出た。外は雨がパラパラと降っていた。高架下に入ると、ビーンズてくての中を歩いて駅に向かう。阿佐ヶ谷駅から中央線快速電車に乗った電車の車内は空いていて、席に座ると一気に眠気が襲ってきた。
気が付くと、電車は日野駅に到着するところだった。電車を降りて改札を出ると、外は本降りの雨が降っている。折り畳み傘を差すと、家路を急いだ。
夜になって雨は止んだ。窓から空を見上げると、上空の雲も薄くなって暗い空が透けて見えた。