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今日のラーメン(ふぐだし潮らーめん@ふぐだし潮 八代目けいすけ)

2017年05月26日 | ラーメン(23区)


今日は雨のち曇り。今朝は上空を厚い雲が一面に覆っていて、本降りの雨が降っている。朝の気温は18℃で東よりの風が吹いていて、湿った空気がヒンヤリと感じられる。少し肌寒く感じて、今日は3日ぶりくらいに上着を着て出勤した。
昼前に雨は止んだ。日中は上空にどんよりとした雲が広がっていて、すっきりとしない空模様である。昼間の気温は19℃で、朝からあまり気温が変わらず、風も止んで、湿った空気がヒンヤリと感じられる。

夕方になって少し気温が上がって21℃まで上昇した。湿度が高くて、蒸すような陽気である。
今日は夕食を食べて帰ることにした。築地市場正門を出て新大橋通りを築地本願寺方面に歩いていき、晴海通りと交差する築地四丁目交差点に出たところで、晴海通りを銀座方面に歩いていった。昭和通りを過ぎたところで地下道に入る。地下道に入ると信号待ちなどをしなくても良い上に、車も走っていないので歩きやすい。

地下道を有楽町方面に歩いていき、数寄屋橋交差点下あたりで直結している東急プラザ銀座の地下2階フロアに入った。この東急プラザ銀座のある場所はモザイク銀座阪急(旧 数寄屋橋阪急)が営業していた旧銀座東芝ビルの跡地で、今年3月31日に東急プラザ銀座がオープンした。この商業施設の地下2階フロアの一番奥に和食店のようなラーメン屋「ふぐだし潮 八代目けいすけ」がある。今日はこの店で夕食を食べることにした。


店に入る。入口右脇に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「ふぐだし潮らーめん」「ふぐだし醤油らーめん」の2種類のラーメンにトッピング、サイドメニュー、ドリンク、お茶漬けセットで構成されている。
購入した食券を持って店内に入った。L字形の店内は左手に厨房があり、厨房の前にカウンター席が7席直線上に配されている他、右手には4人掛けのテーブル席が3卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されている。

カウンター席に座り、店員に食券を渡した。注文したのは「ふぐだし潮らーめん」「お茶漬けセット」である。更に先日買ったラーメン本についていたクーポン券を渡して「美味玉たまり漬け」のトッピングサービスを受けることにした。
料理を注文すると金属製のコップにお冷やが出された。お冷やを飲みながら料理が出来るのを末。卓上には一味唐辛子と柚子七味、日本一辛い黄金一味、ミル付きコショウといった薬味や調味料の他、箸と楊枝、お冷やのポット、紙ナプキン、メニューが置かれている。

しばらくしてラーメンと薬味が載ったトレーがカウンター中から出された。お茶漬けセットはラーメンを食べ終わった後に出すということで、スープを1/3ほど残してくださいとのことである。
「ふぐだし潮らーめん」はお茶漬けにすることを前提として注ぎ口の付いたラーメン丼に入っている。麺は極細麺で麺の上にはトッピングの「美味玉たまり漬け」の他に大葉を1枚浮かべてその上に2枚の昆布〆フグを重ね、穂先メンマを1本と刻んだ白菜、小松菜、刻みネギ、生麩を載せている。


ラーメンにはカットすだちが1切れとおろしワサビが添えられた。


まずは添えられたレンゲでスープを掬って口に運んだ。トラフグなど3種類のフグのあらと身でダシを取ったスープは香りがより立つように提供直前に追いフグをしているとのこと。塩タレは塩味の強い天然塩に甘味を含む沖縄の海水塩をブレンドし、仕上げにトリュフオイルを使用しているとのことである。黄金色のスープは上品な旨みで美味しい。
麺を食べる。小麦を殻ごと挽いた全粒粉を配合しているという自家製の極細麺は小麦の風味が豊かで蕎麦のようである。スープとの相性も良く、しなやかな喉越しが心地よい。

麺の上に載せられた具を食べながら麺をすする。トッピングの「美味玉たまり漬け」はたまり醤油に漬け込んだ味玉である。濃い色の黄身は玉子の甘みに醤油の旨みが加わって、絶妙な美味しさである。チャーシューの代わりに載せられた昆布〆フグの厚みは薄く、やや固く感じられる。口に入れるとフグの甘味に昆布の上品な旨味が染み込んでいて美味しい。
穂先メンマは1本の大きなメンマをたまり醤油で味付けをしている。適度に裂かれてスープをたっぷりと吸ったメンマは柔らかく、味が染み込んでいて美味しい。もちもちとした食感の生麩を食べ、麺の上にたっぷりと載せられた野菜を麺と一緒に口に運ぶ。刻んだ野菜はたっぷりとスープを吸い、更にスープと良く絡んで麺と一緒に口の中に入ってくる。なかなかヘルシーである。

途中ですだちを絞り、おろしワサビをスープに溶かして麺を食べた。するとスープがさっぱりとしてまた美味しい。和食のようなラーメンである。
麺が無くなったところで、店員にお茶漬けセットの用意をお願いした。運ばれてきたお茶漬けセットはトレーの上に茶色のご飯を盛ったお椀と薬味、お新香が載っている。


ご飯はフグ出汁で炊いたフグのほぐし身入りのご飯で、ご飯の上にアラレを散らし、刻み海苔が載せられている。


薬味はおろしワサビである。これに昆布〆フグが2~3切れ添えられている。


お新香はキュウリの柴漬けである。


お茶漬けセットのご飯におろしワサビと昆布〆フグを載せ、黒い卵形の焼き石を投入して熱々になったラーメンのスープを注ぎ入れて軽くかき混ぜた。これをレンゲで食べる。


熱の入ったレア状態の昆布〆フグはもっちりとした食感で昆布の旨みが染み出してくるようである。アラレが食感のアクセントになっていて、フグの上品な旨みをワサビのツンとした風味が引き立てていて美味しい。柴漬けを箸休めにしながらお茶漬けを食べた。


お茶漬けを食べてしまうと、ラーメン丼にはご飯茶碗に入りきらなかったスープが少し残っている。このスープを飲み干すと、丼には焼き石が残った。


最後にコップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。
店を出て帰宅の途につく。上着が暑く感じられて、汗だくになりながら家路を急いだ。

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