深キ眠リニ現ヲミル

放浪の凡人、中庸の雑記です。
SSなど綴る事アリ。

shadows of dreams

2006年09月23日 | 今日の一曲


曲名:「shadows of dreams」
歌手:「大野愛果」

 これらを見てピンとこない方もいるだろう。多分。そもそもカラオケで大野さんを検索しても出てこないから。どんな人かと一言でいうなら、倉木麻衣の曲を聞いてみるといい。
 何言ってんだ。といいたくもあろうけれど、彼女の実績の多くは彼女自身で歌われていない。その実績は歌詞カードの隅っこにきっちり残っている。
 そう、もともと作曲家なのだ。シンガーソングライターではなく、作曲家。自身はシンガー&ライターを目指していたらしいが。最初彼女のアルバムを買ったとき、聞いたことのある曲があってびっくりした。この人はどうして、他人のカバーばっかりしているんだろう。とか思っていた。

・・・・すいません、セルフカバーだったんですね。あんなに沢山の名曲を作った人だったんですね。

 そんなこんなで、自分の中で胡散臭い存在から、一転自分の中の作曲家ランキング(元々なかったので新設)で不動の一位を獲得する存在になった。私の勝手なランキングに本人は聊か不本意かもしれないが、ご寛恕願いたい。
 
 shadows of dreamsなのですが、なんだかとても切なくそれでいてとてもキレイな世界が見えます。英詩の理解がなかなか出来ず、多分私の解釈では六割くらいしかあっていないかもしれない。にもかかわらず、その音楽性だけで私のハートを鷲づかみ。最初のピアノでの入り薄っすらと面影を照らしている気がします。
徐々にハートがこみ上げてきて、サビへの入りが優しいながらも、強い思いを感じさせます。
 サビは本当に集大成ですね。大野さんの曲は本当に良く構成されていると思う。素人の私がいうから確かです(素人の癖にというツッコミをお待ちしています)。
たまにAメロはいいのにサビが映えない曲って耳にしますが、大野さんの場合全てがキレイにあって、その中でもサビがそれこそ見せ場って感じの音の構成をなさっているので、とても残りやすい。
普通サビを盛り上げるために、Aメロは目立たないようにしますが、そのせいで地味で耳につきにくくなります。
けれど、大野さんは目立たずにサビの前振りとして申し分ない上に、どこか心に残るメロディを紡ぎます。
特に今日紹介しているこの曲なんかは、なかなかにそう思いました。


そして、声がまたいいのです。倉木麻衣の曲にしても、本人とは違うし、だからと言って、倉木さんの二番煎じという気もしませんし・・・。寧ろ私は原曲より、彼女のバージョンを推しますね。儚そうな、それでいて幽玄な声が私をちょっと現実とは違う世界に連れて行ってくれる気がして。

とにかく、今までの曲のなかで、一、二を争うくらいオススメなので、どうぞ。
ちなみに私は何故か、新品を105円で購入しました。(合法的な製品ですモチ)なんかとても申し訳ない気がしてしまいます。印税が・・・。
現在二枚のアルバムしかだしていないみたいなんですが、いずれまたCDを出して欲しいなと思います。そして、もし同盟とかあったら入りたいな。大谷幸さん並にほれ込んでます。とりあえず、彼女が作曲した曲でも収集してみます。。。

○雑録
どうも、最近更新をさぼっていました。ずっと3D酔いでした(嘘)
なるべく更新していきます。ネタは沢山あるんで・・・。あとは時間が欲しい。まぁ、なんとか作るしかないでしょうね。
就職先はきまったけれど、研修で四苦八苦そうです。