前記事の“これから【元気の活力】をもらいに、或る所へいってきます
”とは？
さんまちゃんの舞台にも出演していた新谷真弓さん、そして三谷幸喜のシチュエーションコメディ「HR」にドミソピザ(笑)の店員で出演していた大倉孝二さんの所属するＮＹＬＯＮ１００℃の舞台を世田パブ（三軒茶屋）まで観にいった。世田谷パブリックシアターは雰囲気いいし、規模もちょうど良い、私の大好きな劇場だ。
「ナイス・エイジ」は 2000年に初演した作品で「面白い！よく出来ている！」と評判高かった。2000年当時の初々しい大倉孝二さんも見てみたかった
そして今回 6年振りの再演！観る機会に恵まれた☆
ＮＹＬＯＮ１００℃ ２９ｔｈ ＳＥＳＳＩＯＮ 「ナイス・エイジ」
会場：世田谷パブリックシアター
公演日：2006/12/14(木) 18：00開場 18：30開演
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演：峯村リエ／大倉孝二／みのすけ／松永玲子／長田奈麻／新谷真弓／
安澤千草／廣川三憲／藤田秀世／喜安浩平／大山鎬則／吉増裕士／
杉山薫／植木夏十／皆戸麻衣／柚木幹斗／佐藤誓／
志賀廣太郎（青年団）／原金太郎／坂田聡／池谷のぶえ／
加藤啓（拙者ムニエル）／立石凉子（演劇集団円）
ストーリー
昔は裕福だったが今は没落している廻一家がある日、ボロアパートに引っ越してくる。その日は長女・想子が亡くなった命日。墓参りだけはしようと、アル中の母親・澄江は家族を促すが、ぐうたらな父親・時雄も、長男・時次も次女・春江も無反応。そんな絵に描いたような崩壊家族を、なぜか大家夫婦は怪談話で追い出そうとしている。なぜなら、その家のお風呂は湯加減で行き先が決まるタイムマシン。大家夫妻は、違法な時間旅行を取り締まるタイムパトローラーだったのだ。そんな中、まず時雄が失踪する。タイムスリップした先で出合ったのは17歳の自分。当時、おぼっちゃまだった時雄は、芸人の神田に夢中で金銭的な援助をしていた。廻家の没落はそこに原因があったのだ。やがて、廻家の人々が様々な時代へ飛んで行き……。
まず、ビックリしたのは上演時間が長～い！SMAPのコンサートじゃあるまいし、3時間半なんて ひゃ～です
集中力が保てるんかい？飽きてしまうのでは？もしくは中だるみしてしまうかも？と心配になる。休憩はわずか15分！観る側も体力をつかうが、役者はもっともっとだったろう。ところが・・・飽きない。構成が素晴らしい!!
注目すべきは全部(笑)で、KERAさんの演出・脚本、舞台セット、そして団員と客演も含めの役者陣。一押しの大倉くんは独特の間とリアクションで確実に笑いを取ってくれた
彼の演ずる廻家の息子、現代の若者役も子供時代も、とにかくぶっ飛んでて、最高のキャラ。座席はかなり前だったが それでも細かい表情まで見たいと オペラグラスを覗く怪しい観客でした
大倉くんのほかではタイムパトロール女性役の 池谷のぶえさん、ドラマ「マイ・ボス★マイ・ヒーロー」に教師で出てた、廻澄江 役の峯村リエさんが良かった（←ときどき、森山中の大島キャラになっていた。素敵
）。あとは、志賀廣太郎さん！個性あるキャラで、「いい声ですね～
」（笑）
物語は ぼろアパートに住む廻家から始まる。その家族は崩壊寸前？いや崩壊しているのか？ひょんなことから、みんながいくつもの時代にタイムスリップしてしまう。洋画の「バックトゥーザフューチャー」みたい。過去を操作して未来が変わってしまうのを防ぐタイムパトロール隊がいるが、時間旅行者が増え、歴史が代わり混乱、収拾がつかなくなって、とうとうBプランが決行される事になる。最後には廻一家も現代に戻ってきて、何となくだが、ほんわかとした家族に戻っている。崩壊どころか、実は皆家族思いだったんだと気づかされる。
最初、廻家全員がそれぞれ違う時代に行っているのに、最後に過去の同じ時代に全員が集まっていくくだりは、テンポが良くて面白い！それと時代背景をきちんとあらわしている、ヘアスタイル、ファッション、お店、小道具、などなども かなり凝っていて見ものだ
映像もうまく使っているし、舞台セットの変化も見もの 回転させたり、引っ込めたり、出したり、下ろしたり、上げたりで左右上下と巧妙にセットを展開させているのが凄い わくわくして身を乗り出して見てしまう感じ。本当！ウマくできているな～。あちこちの時代にタイムスリップするって、訳がわからなくなり、とっ散らかりそうなのに、そんなことはなかった。むしろ、とても分かりやすい！
上演が終わり全員でお辞儀の時、後ろのほうの席で「ひ～っ」と声が・・・ぶっ倒れたのか？と思った。な～んだ ただ単に興奮していただけみたいだった。長い上演時間を感じさせない、そのぐらい最高に楽しい舞台だったよ。
終演すると 22時を回っていた。食事が5時ごろだったので、お腹が何度もなってしまった 千秋楽はクリスマスイブの24日となる
役者のみなさま くれぐれも体に気をつけて！
”とは？さんまちゃんの舞台にも出演していた新谷真弓さん、そして三谷幸喜のシチュエーションコメディ「HR」にドミソピザ(笑)の店員で出演していた大倉孝二さんの所属するＮＹＬＯＮ１００℃の舞台を世田パブ（三軒茶屋）まで観にいった。世田谷パブリックシアターは雰囲気いいし、規模もちょうど良い、私の大好きな劇場だ。
「ナイス・エイジ」は 2000年に初演した作品で「面白い！よく出来ている！」と評判高かった。2000年当時の初々しい大倉孝二さんも見てみたかった
そして今回 6年振りの再演！観る機会に恵まれた☆ＮＹＬＯＮ１００℃ ２９ｔｈ ＳＥＳＳＩＯＮ 「ナイス・エイジ」
会場：世田谷パブリックシアター
公演日：2006/12/14(木) 18：00開場 18：30開演
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演：峯村リエ／大倉孝二／みのすけ／松永玲子／長田奈麻／新谷真弓／
安澤千草／廣川三憲／藤田秀世／喜安浩平／大山鎬則／吉増裕士／
杉山薫／植木夏十／皆戸麻衣／柚木幹斗／佐藤誓／
志賀廣太郎（青年団）／原金太郎／坂田聡／池谷のぶえ／
加藤啓（拙者ムニエル）／立石凉子（演劇集団円）
ストーリー 昔は裕福だったが今は没落している廻一家がある日、ボロアパートに引っ越してくる。その日は長女・想子が亡くなった命日。墓参りだけはしようと、アル中の母親・澄江は家族を促すが、ぐうたらな父親・時雄も、長男・時次も次女・春江も無反応。そんな絵に描いたような崩壊家族を、なぜか大家夫婦は怪談話で追い出そうとしている。なぜなら、その家のお風呂は湯加減で行き先が決まるタイムマシン。大家夫妻は、違法な時間旅行を取り締まるタイムパトローラーだったのだ。そんな中、まず時雄が失踪する。タイムスリップした先で出合ったのは17歳の自分。当時、おぼっちゃまだった時雄は、芸人の神田に夢中で金銭的な援助をしていた。廻家の没落はそこに原因があったのだ。やがて、廻家の人々が様々な時代へ飛んで行き……。
まず、ビックリしたのは上演時間が長～い！SMAPのコンサートじゃあるまいし、3時間半なんて ひゃ～です
集中力が保てるんかい？飽きてしまうのでは？もしくは中だるみしてしまうかも？と心配になる。休憩はわずか15分！観る側も体力をつかうが、役者はもっともっとだったろう。ところが・・・飽きない。構成が素晴らしい!! 注目すべきは全部(笑)で、KERAさんの演出・脚本、舞台セット、そして団員と客演も含めの役者陣。一押しの大倉くんは独特の間とリアクションで確実に笑いを取ってくれた
彼の演ずる廻家の息子、現代の若者役も子供時代も、とにかくぶっ飛んでて、最高のキャラ。座席はかなり前だったが それでも細かい表情まで見たいと オペラグラスを覗く怪しい観客でした 大倉くんのほかではタイムパトロール女性役の 池谷のぶえさん、ドラマ「マイ・ボス★マイ・ヒーロー」に教師で出てた、廻澄江 役の峯村リエさんが良かった（←ときどき、森山中の大島キャラになっていた。素敵）。あとは、志賀廣太郎さん！個性あるキャラで、「いい声ですね～」（笑）物語は ぼろアパートに住む廻家から始まる。その家族は崩壊寸前？いや崩壊しているのか？ひょんなことから、みんながいくつもの時代にタイムスリップしてしまう。洋画の「バックトゥーザフューチャー」みたい。過去を操作して未来が変わってしまうのを防ぐタイムパトロール隊がいるが、時間旅行者が増え、歴史が代わり混乱、収拾がつかなくなって、とうとうBプランが決行される事になる。最後には廻一家も現代に戻ってきて、何となくだが、ほんわかとした家族に戻っている。崩壊どころか、実は皆家族思いだったんだと気づかされる。
最初、廻家全員がそれぞれ違う時代に行っているのに、最後に過去の同じ時代に全員が集まっていくくだりは、テンポが良くて面白い！それと時代背景をきちんとあらわしている、ヘアスタイル、ファッション、お店、小道具、などなども かなり凝っていて見ものだ
映像もうまく使っているし、舞台セットの変化も見もの 回転させたり、引っ込めたり、出したり、下ろしたり、上げたりで左右上下と巧妙にセットを展開させているのが凄い わくわくして身を乗り出して見てしまう感じ。本当！ウマくできているな～。あちこちの時代にタイムスリップするって、訳がわからなくなり、とっ散らかりそうなのに、そんなことはなかった。むしろ、とても分かりやすい！上演が終わり全員でお辞儀の時、後ろのほうの席で「ひ～っ」と声が・・・ぶっ倒れたのか？と思った。な～んだ
ただ単に興奮していただけみたいだった。長い上演時間を感じさせない、そのぐらい最高に楽しい舞台だったよ。終演すると 22時を回っていた。食事が5時ごろだったので、お腹が何度もなってしまった
千秋楽はクリスマスイブの24日となる役者のみなさま くれぐれも体に気をつけて！
