ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

僕シリーズ最終章から

2006-10-11 01:25:26 | Family
 昨晩、つよぽん(SMAP草剛)主演のドラマ「僕の歩く道」を見た。

僕シリーズ「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」に続く、三部作・最終章になるらしい。今日10/11(水)に発売される SMAP 40枚目のシングル「ありがとう」が主題歌だ

彼は自閉症の31歳の青年(輝明)という難しい役どころを演じている。自閉症でも症状が個人によって違うため、考慮しての但し書きテロップが入れられていた。

うちの息子は高機能自閉症で、知的障害のない自閉症であるけど、つよぽん演じる輝明くんに通じるところもあった。まずは“こだわり”。あそこまでかたくなではないけど、例えひきこもりで外に出なくても、起床したら着替えをしなきゃ気がすまない。とか、どこかへ出かけるにも手順を変えずに教えてもらった方法でしかいけない・・・とか。というかイレギュラーなことに対応できなかったりする。もし予期しない事に出合ったり、自分の感情をコントロールできなくなるとパニックを起こすこともあるのも同様だ。

それから、ドラマで輝明がツール・ド・フランスの歴代優勝者を言える凄さを披露したが、息子も一度興味のあることに出合うと、とことん知ろうとする傾向にあるのも一緒。歴史モノのゲームをやるようになってから、戦国時代のことに超詳しくなっていた。逆に“学校の勉強は意味が無い”と思えば、それには全く関心を寄せない。知的障害がないというのは、自分は普通だ!頭が足りないわけじゃない!! と思うから、プライドが邪魔をしてしまう。だからこれはこれで難しいのだろうなぁ。

最近は、私の体の不調で子供のことに目を向ける時間がもてなかった。それでも学校の先生と電話で話してはいた。ドラマでもあったが、本人を取り巻く環境も その障害に対する理解をしてもらい、支えてもらって、初めて成立していく。それでも、その理解者でさえ、自分のことで悩みや行き詰まりにぶつかれば、ドラマの都古ちゃん(香里奈)みたいに、優しくできないときもある。

理解するって、自分が健常だとわからない!個性だって左右する!

-人と人をつなぐ- 周囲のものの理解・ゆとり・おもいやり。
障害者に接する問題だけではないようにも思えた。

これから、輝明がどうやって社会を生きていくのか?自閉症をどう伝えていくのか?
今後のドラマの展開に期待しよう。



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