ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

魔法の万年筆 5/26 #2

2007-05-27 02:25:11 | Live・Play
 雨も止み、爽やかな土曜日
渋谷 PARCO劇場まで、SMAP 吾郎ちゃんの芝居を観に行ってきた。

 いまだかつてないお洒落な“おとなのお伽噺”

舞台は1920年代のニューヨーク♪
情けなくて、悲惨で、どうしようもなくカッコ悪いからこそ、チャーミングな人間・・?吾郎ちゃんにぴったりでは?(笑) いったい、どんなお話なのでしょうか

-----------------------------------------------------

 『魔法の万年筆』(上演時間 約2時間40分)

 鑑賞日:2007/5/26(土) ソワレ(19:00開演)

 会場:PARCO劇場
 公演日程:2007/5/12(土)~6/12(火)
 脚本・演出:鈴木 聡
 音楽:本多俊之
 出演:稲垣吾郎 西牟田恵 三鴨絵里子 久世星佳 山崎 一
    阿南健治 小林隆 河原雅彦

-----------------------------------------------------

まず、スタッフの方たちはどういう人か?

演出・脚本:鈴木聡さん
早稲田大学政経学部卒業後、広告代理店・博報堂に入社。コピーライター、クリエイティブディレクターとして活躍し、1984年、劇団サラリーマン新劇喇叺屋(現ラッパ屋)を結成。主宰、脚本、演出を担当。という経歴の方!

鈴木聡さんが関わった前回の吾郎ちゃんの舞台、パルコプロデュース『謎の下宿人 ~サンセット・アパート~』2003年5月、6月 の脚本も手がけている。(演出は山田和也さん)

音楽:本多俊之さん
いわずと知れたサックス奏者で、作・編曲、プロデューサーとしても活躍。

今回の舞台はN.Y. ジャズが流れるようなお洒落な雰囲気になっているんだろうか?楽しみだ。

共演者は、元宝塚月組 男役トップだった久世星佳さん、あなけん こと 阿南健治さん (HPは音が鳴りますので注意)、笑顔に癒される 小林隆さん 、英会話「NOVA」の“鈴木さん”で一躍有名になった 山崎一さん、演出・脚本も手がける 河原雅彦さんが役者として出演♪ 西牟田恵さん、劇団「ラッパ屋」所属の三鴨絵里子さんは初めて拝見する名前・・・。

現役アイドルが主演の舞台、内容はどうなんだろう?アイドル主演舞台は滅多に行かないが、共演者が好きなので観る気になった♪(元宝塚の久世さん、三谷幸喜主宰の東京サンシャインボーイズ(現在は活動休止中)から 阿南さんと小林さん)

やっと中身(笑)

まず客層!ほぼ女性が占めている やっぱり明らかに芝居好きだけの集団ではない(笑) 芝居は割とひとり客が多いが、ほとんどの人に連れがある。ここんところ芝居ばかり観ている私なので、ちょっとした違いが分かる・・・三谷さんの「コンフィダント-絆-」のポスターを見ながら会話しているカップルも訳のわからないことばかりのチンプンカンプン。後ろの席の人の会話はもっぱらSMAPの話題で、中居の映画の話をしていた。年齢層は30代~50代ぐらい。これは本来の芝居ファンでも同じようなもんなんだけど、どこかルックスや雰囲気が違う。

開演時間を少し過ぎたぐらいに始まった。パンフを買っていないので、役名などが間違っているかもしれない ラストは書きませんが、ネタバレです。

エージェント・ウォーターマン?役のあなけんが、吾郎ちゃんと上手く絡んでいて、吾郎ちゃんのリアクションもノッているみたい♪ちょっとしたところが笑を誘うのは吾郎ちゃんの人柄?だろうか。なんともチャーミング

冒頭はエージェントに5ドルを借りて、魔法の万年筆をデパートで手に入れるところから始まる。そのペンで書くとスラスラと小説が書けてしまい、ベストセラーに!!そのときの店員デルタ(西牟田恵)と恋に落ち、結婚の約束もするが、のちに有名な作家ミスター・モンブラン(山崎一)の娘(久世星佳)と結婚してしまう。

兄役の河原雅彦さんが、すっごくいい♪頼りなくて自分がなくて周りの意見に振り回されてしまう、ちょっと頭が足りなそうだけど、憎めないかわいいヤツ!
吾郎ちゃんの結婚相手である久世星佳さんは、凄みを利かせると、宝塚時代の男役の声になって懐かしかった
山崎さんもコミカルな役で楽しませてくれた。
初見の三鴨絵里子さん色っぽかった
デルタ役の西牟田さんも、明と暗と演じわけがあったけど、なかなか良かった。
万年筆屋?の店主・小林隆さんも良い味(通風で震える手の演技は必見!)だしてくれたし、満足。

その後、魔法の万年筆を失くした途端、スランプになり小説が書けなくなる。休養と旅行に出かけている間に、妻と妻の兄が、死んだ父を呼び出し、遺言状ではパーカー(稲垣吾郎)に全財産を譲渡するとしていたが、但し、息子がベストセラーを3作続けて出したら、息子に全財産を譲るという、第二の遺言状があることを、二人だけに話す。その後、兄は魔法の万年筆を失くした夜、テーブルに忘れたペンをジャケットのポケットにしまっていたのを思い出す。それで書いてみると・・・スラスラと文章が たちまちベストセラーを2作続けて出す。3作目を手がけているときに、吾郎ちゃんが、そのペンは・・・?!と見つけてしまう。みんなで争ううちにペンは壊れてしまう。

魔法の万年筆を失ない、デルタを失ったことの大きさにも気づく。・・・というところまでは良かったが、結末はバタバタしていて、どうかなと思った。う~ん 休憩前までは、まぁGood♪で、後半の店のシーンは照明が暗くて、また眠くなった(隣の女性は爆睡していた)役者の魅力は引き出せていたと思うけど、結末に向かって人間の欲のぶつかり合いを見せた後、少々失速したかな。

スタミナを使い尽くす激しい動きも多く、1日2回公演は大変だろうと思った。吾郎ちゃん、少しだけど、歌って踊ってくれました 劇中、激しい動きに髪にウェーブが出てしまうほど、汗掻いてた(笑) ところで河原さんのブログによると、22(火)は、バリ燃え君(つよぽん)が観にいってたそうな

※ のちに、名無しさんからコメントをもらい、パーカーが魔法の万年筆を手に入れたときの店員さんの役名がベルタでなくデルタと判明し、万年筆メーカーとのこと(^^ゞ デルタ、パーカー、ウォーターマン、モンブラン、セーラー、パイロット・・・って、あれれ?役名は全て万年筆メーカーってことだったの!?デルタの父と編集担当者の役名を失念したが、それもだったのかも(笑)

その後の調べで、三鴨さんがペリカーノ、小林さんがエルバンでした☆彡




最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2007-05-27 09:56:14
万年筆職人の娘さんはデルタ、万年筆メーカーのデルタから貰ってるんですよ。
返信する
なるほど (ぴよ姉)
2007-05-27 10:34:13
情報、有難うございます♪
なるほどデルタは万年筆のメーカーですか
さっそく訂正しま~す。ありがとうございました。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。