喪の作業

　先週の「引きこもりとうつ」の講習会が終了した後、臨床心理士の方から補足説明の話。質問者の回答への補足で、モーニング・ワーク（喪の作業）のことを聞いた。

「あ　それ 私が28歳の時になった状態 だ」 と、初めて知った。

『この場合は大丈夫！』と臨床心理士の先生は励ます。
必ずといっていいほど、うつ状態から立ち直れるらしい。
寝たり起きたり、食欲はなくても無理にたべては寝るを繰り返した。
確かに、私も立ち直れた一人だから、そう思う

少し調べてみた。

愛情を感じ、依存していた親戚が立て続けに亡くなり（対象喪失）、虚しさや絶望を感じ、その相手に対して、自分の仕打ちだったり 悔やんだり 償いの気持ちだったりを辿っていく過程をモーニング（mourning）というそうで、こうした過程を経て、こころの整理をし達成していくことを、モーニングの心理過程では重要とし、フロイトはモーニング・ワーク（喪の作業）としている。

不思議なもので、そのときの自分の環境も絡んでくる。本当に大切な身内（父）がなくなったときは、逆にしっかりしなきゃと思ったから、うつ にはならずに済んだ。悔やんだり 償いの気持ちだったりを辿っていく、思い出すモーニングは、あったと思うけど。

ひとりじゃないね。

うつ病 まではいかなくても誰にでも うつ になることは有る。
今は仕事探しで、なかなか決まらないで うつ？
いやいや 案外 気楽で、それほどではないのかもしれない。
何でも考えようで、いくらでも切り替えられるものだと思う。

今日は天気がいい♪


※ 片づけ中にまたこんなの見つけた(画像) ^_^;
　 2000年にタイム缶カップヌードルが発売された。
　 2000-2010と印字されており、保存食用だったと思うが、
　 缶のみで、どうやらすぐに食べたらしい