ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

やりたいようにやる難しさ

2007-03-30 07:51:32 | Work
 仕事に慣れるわけが無かった。

完璧な縦社会!&女性の職場、正しいと思うことでも間違っている。
先輩の先生が決めたこと、すべてルールなのである。
私は新人類と呼ばれた。先輩には理解に苦しむ人種だったみたい 

この間、職場で預かる子供に、突き刺さる言葉をズバリ言われた

「先生のやりたいように やればいいじゃん!」
「なんで ○○先生に聞いてみる とか 言われた とか言うの?」
「どうして 言いなりになるんだよ!」

「本当は先生も やりたいように やりたいよ。でも ここでは できないんだ。ゴメンネ!」

もう わずかな時間しか残っていないけど、楽しく遊べたらいいなって思っていたけど、最低限のケジメだけは必要で、約束を守れない子には、処罰みたいなことをも与えるように言われている。(体罰ではないです!)

「きちんと やっていれば こんなことはしないから・・・」

私も本意ではないことの説明に戸惑う。
自由に もっと自由に遊べないだろうか?ずっと ずっと思って過ごしてきた。

子供達には それぞれの家庭。普段どういう躾をされているのか?親たちは、どういう風に接しているのか?手は上げるのか?ずっとグチグチ怒っているのか?一緒に遊んだり勉強をみることができているのだろうか?

家庭で甘える子が、その次に、私達に心を許してきて、悪態つき やりたい放題、暴れてしまうという二重人格的な子供もいる。逆に家ではベタベタ甘えない子が甘えてきたりもある。プラス個々の個性だ

この1年間見ていて、当初は泣いてばかりいたけど、気持ちのコントロールができるようになり成長した子供、ずっといい子ちゃんだったが 甘えて何でも言ってくる様になって やや面倒になった子供、主張できなかった子が主張できるようになったりと・・・例は様々だ。でも 積極的な子供にも変化はあった。何故?普段 口が悪く、落ち着きがなく、先のことしか見れなかったり は変わらずだけど、優しく接する気持ちも大事にしてくれるようになった。但し3回に1回ぐらいだけど、最初より、ずーっとマシだ(笑)

 * 見てあげること
 * 話を聞いてあげること
 * 叱ってあげること
 * 褒めてあげること

 そして時々は 突き放すこと(自分で考えさせる)と スキンシップ だろうか。

スキンシップについては「汚れる!」「触るな!」と大声で拒否する子供もいたけれど、押さえつけなければならないときも沢山あった。普段 私を突き放していても、ある時は、甘えて身を寄せてきたり、膝の上に座ってきたり、後ろから抱きついてくることも少なくはなかった。

子供は自分のことを見ていてほしいものなんだ と 改めて思った。
ただ、人の痛みというものを 分かる子供になってほしい!
今は自分本位の子供が多いなーと感じる。一人っ子も多くて、大人に囲まれての生活で 大人口調で言葉を伝えてくるが、どこまで分かっているのか?

マスコミで騒がれている“いじめ問題”でも しばしば取り上げられるが、人に嫌がらせをしたりすること自体が「遊び」になっている っていうのが問題!

家庭や学校に歪のようなものさえなければ・・・もっと自由に遊べたら・・・
きっと 心は満たされるはずなのに。
この手の問題の核は奥深くて、太いところでは、関係省庁(厚労省・文科省)。そして、地方自治体担当課・学校・家庭・保育の現場、場合によっては、児相(児童相談所)や 医師 と、それぞれが連携を取らないと難しい
でも皆忙しすぎて対応しきれない現状。

関わる私自身が、わが子の問題を全うできていないのに、人様のことを、とやかく言えないのかも知れない。けど・・・連携を取りたいが忙しい、又、多くの人が関われば関わるほど、真意は伝わりにくいのである。

未来を担う子供達に歪のない生活環境を!

※ PHOTOは下校する子供達

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