E.B.C 航海日誌

江ノ島ボヘミアン倶楽部はヨットの共同オーナーグループ
所有艇は船齢35年のジャノー34からファースト36.7に乗り換え

サトちゃん散骨式2

2020年07月24日 07時22分47秒 | チーム全体のこと
 今年の1月、沖縄で亡くなったサトちゃんの散骨式がここ神奈川県のサトちゃんが長くヨットの艤装等に携わって来た、三崎沖で行われた。
 僕はサトちゃんとは1992年~のケンウッドカップチャレンジの時からのお付き合いですが、僕らのチームのMT氏をはじめとする重鎮の皆さんはもっと古くから、半世紀以上にわたってのお付き合いだ。
 そして同じようにサトちゃんに世話になった古くからのヨットマンたちが、各自の船に乗って20艇ほど参集した。江の島からは、我々Rydeen、とMAUPITIが、10時45分の散骨式開示時刻を目指して相模湾を横切って来た。
 S旗を掲揚する本部艇から定刻前にサトちゃんの遺骨を受け取り、事前の指示通りL旗が本部艇に上がると各艇反時計回りに本部艇を周回する。そして信号旗と本部艇のフォグホーンを合図に、全艇フォグホーンを鳴らして散骨,献花。
 帆船の海上での統一行動は傍からみると、あたかも混乱した状態に見えるものだが、実は一定のルールの中で、臨機応変に各艇指示された方向へ向かうというものだ。
 さすがにサトちゃんゆかりの海の男たちの船だ、練習などしたわけでもなく急遽予定外で参加した艇も含め、一糸乱れぬ帆船による海上散骨式だった。
サトちゃんの魂がここ相模湾にも残された。安らかに眠りたまわんことを。

 その後、この散骨式を取り仕切った、クァンタムのT叶氏の座乗する艇に挨拶をして、各艇散会。港に帰った。我々は三崎で精進落としで飲み、江の島に戻ってから大船の成ちゃんで飲み。したたか酔って、サトちゃんの魂の安らかなることを祈ったのだった。 (ヨセフ)




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