譲り合いの心
昨日の夕方、家の近くのスーパーに行った。セールの日なのかレジ前が大変混んでいる。tiger60はトマト一個を手にレジ前に進んだが、すでに人の列が出来ていた。熟年の白髪の婦人の横に立ち、聞いた。「最後の列ですか?」婦人はそうだとうなずく。後ろにスペースが無く横に並んで待った。
レジに近くなったら婦人が「どうぞお先に、自分は沢山買い物があるので、お宅は一個だから先になって下さい}と親切に言ってくれた。とても嬉しい気持ちになった。一応遠慮したが、「いいですよ、どうぞ」と進められた。こんな譲り合いの気持ちとは人を温かくしてくれるのだと我ながら思った。こんな心のゆとりがある人になりたい、自分だけではなく自分の家族、子供、孫たちでもこんな優しい心になってほしいと思った。
社会でも家庭でも譲り合いの精神を教えられてきたはずの私達ではないでしょうか、それが成長して大人になるにつれてこんな心のゆとりを失くしているのではと感じる次第だった。難しいことではない、ただ一言、どうぞお先へと言う気持ちが大事ですね。このことで人と人は他人でも心の繋がりがあるのだと改めて思った。
ブロガーの皆さんはどうでしょうか?このなんともない小さい出来事かも知れないがとても人を温かい気持ちにする人にめぐり会うすばらしさが人生だと思う。
自分の番になり手短に商品代を払い、この婦人に一礼してお礼を述べた。「よろしいですよ」と言いながら微笑んでいた。
沖縄ではチムグクルと言う言葉がある、肝心の意味である。頭で思うだけではない、キモに銘じて(肝に心して)思うとの意味です。肝が痛いと思うくらい相手の不幸や悲しみを受け止めるとか、喜びを受け止める意味なのです。単なるありがとうではない、単なるご苦労されて大変ねとのレベルではないチムグクルをいつまでも忘れないようにと考えております。
世の中がみんなでこんな気持ち、思いになれればいいですね。いろいろな事情、状況、感情のアツレキなどもあるが人を思いやる思いは譲り合いの精神を育てると確信しています。
tiger60
日常の生活の中での再発見、嬉しかったのでブログで取り上げました。譲りあいや感謝の気持ちは温かいオーラを発するし受けることもあります。プラスのエネルギーもマイナスのエネルギーも相手に発することがあります。どちらのオーラのエネルギーを発するかは貴方の気持ち次第で決まります。廻り回って来ると先人達は言います。
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