魅惑の島 沖縄を知り楽しむ

沖縄を知り楽しむ。
魅惑の島 沖縄。歴史、文化、亜熱帯の気候が織り成す独特な空気。
旅人を魅了して止まない沖縄

沖縄観光の最近

2017-08-20 17:49:54 | 沖縄観光

 

   沖縄観光の最近

 

 昨今、沖縄に国内と海外からの観光客が押し寄せて来ている。那覇市の国際通りや市場を歩くと、沖縄県民は1割前後、殆どが観光客なのだ。西洋人、アジア人、日本人と人種の混合に見える。コンビニの店員の7割がパキスタン、ベトナムなどのアジアの青年達が雇われている。偉いなと思う、日本語を覚えてレジの操作をこなしている。接客態度もよく、丁寧な日本語を使う。日本人の私たちでさえ出来ないことを立派にこなしているアジアの青年達を褒めたい。

 私の所属する観光団体は、去る4月半ばに、ある世界的な団体が沖縄で世界大会を行うので、その際、沖縄観光もやることになった、世界中から集まった関係者は、千名余。全員が女性だった。1日観光で五か所のコースを設けて、そのガイドを私たちの観光団体が請け負った。準備から実施まで大変だったが成功して、お客さまが満足して帰国した。ガイドの一人は、バスに添乗していて、沖縄の教訓歌、てんさぐの花を英語で事前説明してから、歌を独唱したら拍手大喝采だったそうです。意味を説明して歌うと、歌の心が伝わるのですね。言葉は大事ではないかも知れません。

仕事を頂いた世界的な団体の沖縄支部の支部長、Mrs.OSHIROと顧問のMrs.ZAMAMI様には大変お世話になり、良い経験をさせていただいたと感謝しております。

 別の外国人の団体が来て、首里城を案内した。白人の男性、日本語もかなり上手い、首里城に君臨した王様を沖縄方言で、何と呼んでいたのかとの質問に答えた、

「うしゅ、がなしー」。うしゅは御主、かなしーはかなさん(敬愛、愛おしい)などからくる。

丹念にメモを取る白人男性、聞くと医学博士で日本留学の経験もある知的な人である。

さらに質問された、「王自身は、自分のことを何と呼んでいた?」、

困った、こちらの勉強不足ではと思い即答出来ないので、後日調べて連絡する旨を伝えた。

歴史、文化の造詣の深い先人方に聞くが、不明とのこと、最終的に首里城の専門学芸員に問い合わせたが、解らないとのこと。もう答えが出ない。

 こんな質問はまず、聞いたこともないが、聞かれたら、もっとも不思議ですね。

必ず、答えはあるはずだが現段階では誰も解らないことになる。いずれ解明されると期待する。

 言葉を失えば、国を失うとは、よく言ったものだと感心します。沖縄方言の行方が気になります。

さて、昨年知り合った東京都の調布市の寺井氏、この方は完全に沖縄病に憑りつかれた人です。時々ラインでのやり取りは、寝ても起きても、沖縄のことばかり。年に数度は訪れている沖縄通である。来沖の度に、沖縄の熱帯植物や果物の種、苗を買って東京で咲かそうとしているそうです。温室を作り、沖縄の果実の木々を冬の寒さから守るためにヒーターを入れていると言う。

いろいろな種類を試していて、花は咲くが実が成らないとか、生育しないなどの苦労もあるようです。

完全に沖縄病の重症状態ですね。沖縄にとってはとてもこんな沖縄フアンが有難い。東京で仕事をしていても気もそぞろで、沖縄のことばかり考えて夢想してようです。

近日来沖との連絡あり、楽しみにしています。

 

tiger60

 沖縄の観光客数は、やがて観光大国のハワイを抜くのが目の前になっています。

沖縄県民がこの驚愕的な事実を知らない。ウチナーチュは元来、自分だけを見つめているところがあり、外との比較など興味がないようです。私たちは東アジアの中心地となり得るすごいところに住んでいることを考えると、身震いすらします。もっともっと沖縄は発展すると確信します。沖縄の未来は明るいですよ。