魅惑の島 沖縄を知り楽しむ

沖縄を知り楽しむ。
魅惑の島 沖縄。歴史、文化、亜熱帯の気候が織り成す独特な空気。
旅人を魅了して止まない沖縄

悪いやから -うじ虫

2015-10-07 20:26:49 | おじぃとおばぁの話し

     悪いやから - うじ虫










tiger60の家の電話が朝、鳴った。妻が電話を取る。

相手は市役所市民課の医療保険の払い戻しの窓口だと名乗る、男性だ。


相手 今回法改正があり、収めた健康保険料の払い戻しがあります、3万円を払い戻します。

妻  えっ、そうなんですか? 役所から連絡があるとはどうしたんですか?

相手 納めすぎた家庭に電話で連絡しております、銀行の口座に振り込みますので銀行名と預金通帳の番号が必要ですので教えて下さい。

妻  いゃ、役所に行きますのでそこで手続きをしたいと思います。

相手 役所の窓口が混雑する恐れがあるので、こうして電話連絡して手続きを進めております。

妻  本当ですか?払い戻すなんて、まだ信じられませんね。

相手 大丈夫ですよ奥さん、このまま手続きに入りますので、預金通帳を準備下さい。

妻  そうですか、ちょっと待って下さい。

   預金通帳を出してきて、電話口で口座番号を読もうとしている。

tiger60 声ではなく、両手の指を×印にポーズして妻に、預金番号を言わないように伝えた。

妻  ちょっと待って下さい  と言い電話を代わってと言った。

tiger60 どこの誰からそんな電話なのか?

妻  役所の市民課の健康医療保険払い戻しの窓口の担当と名乗っているが

tiger60 役所が払い戻しの連絡を電話でやるはずがないじゃないか? おかしいよ。絶対大事な口座番号を言ってはならないよ。ダメ!

妻  あっ、そうなんだ、電話代わって

tiger60 もしもし! お宅どちらさんですか?

相手 プッんと電話を切った。

完全にいまある詐欺や騙しの電話だと判明した。妻もびっくりした。うかつにも話しを誘導されたら口座番号とパスワードを話していたかも知れない、あるいはその寸前で思い止まっ

たかも。tiger60
我が家にこんなおれおれ詐欺のような電話は初めてだった。経済事犯が真近くにある証拠だ。ブロガーの皆さんもこんな経験があるやも知れません。許せませんね、全国であるいは中国や韓国から国を超えておれおれ詐欺をやろうと仕掛けてくる時代です。苦労して一生懸命に貯めたわずかな金を弱い立場の年寄りから騙し取っているのが現実です。苦にや行政機関も防止と検挙に力を入れているが完全に根絶やしにすることが出来ないのが現状ですね。一生懸命生きてきた人達が良かったと云える世の中であってほしいと願うのはtiger60だけではないでしょう。

















 
 




















観光客の疑問

2015-10-04 20:34:10 | おじぃとおばぁの話し
 



 観光客の疑問

tiger60は観光客を案内していて質問されることがある。沖縄県民にとっては日常にありふれた光景でも初めて沖縄を訪れる人には不思議な光景や疑問となってくる。

ミニバスで運行中、原野に雑草が多いが、何か作物とか栽培しないのかと聞かれる。雑草に見えるのはサトウキビである。観光客にとっては亜熱帯気候の沖縄では雑草も大きく太く生

えると思っているようだ。あれは砂糖を作る貴重な原料のサトウきびだと説明するとびっくりする。無理もない初めてサトウきびを見るのだから分からないのだ。沖縄にとって貴重な

財政収入になるのがサトウきびだと説明している。


建物の上にタンク状のものが見えるが何かと聞く。昨今は断水が解消されて使う必要はないが、20年前まではダムが少ないので貯める水が十分ではなかったので、夏場の暑い時期に断

水の事態になっていた。大きな近代的なリゾートホテルの室内でも断水の影響があり、空調の温度を高めに設定せざるをえなかった、とても暑い夏場を過ごしたものだと説明する。水

が豊富な他府県では想像もつかない沖縄の断水を理解してくれた。断水のなごりが住宅の屋根に設置された水タンク、沖縄の風物詩のひとつかも知れませんね。


ハブ(蛇)はいたるところにいるのではと想像をたくましくしている観光客も多い。その割には南部の集落を案内している時、石垣の隙間の穴に指を入れたり覗きこんだりして大変危

険である。

沖縄県民はみんな泳ぎが上手だと思っている。県民は泳ぐ時間も夕方などの太陽の陽が弱くなってから海で泳ぐと話す。決して暑い昼間の時間にビーチで寝転がり肌を焼かないのも県

民は焼けどがいかに辛いものか知っているからと説明する。夏場の救急病院には焼けど状態や熱中症の観光客が受診のためにくる。


ある観光客は真顔で聞いてきた。沖縄では豚料理が多いと聞いたが豚の毛や骨なども食べ方があるかと、これには答えに困りそうだった。さすが豚好きな県民でも毛や骨を食べること

は不可能ですと笑って答えた。豚の脳は食べるのかとも聞く、豚の脳を食べるとは今までの65年間で一度も無い、但し豚の血はチー入りチーという料理がある、滋養強壮の料理であある。


tiger60日本の国でも住む環境が違えばもの見方、捉え方が違うのは当然ですね、特に沖縄は亜熱帯気候が織り成すこの特異な環境が多くの人を魅了するのでしょう。沖縄には世界が恋すると云われるケラマ諸島などの魅惑に満ちたところもあります。先日、那覇空港で出合った白人の女性二人に聞くと、わざわざフランスからケラマ諸島にバカンスに来たそうです、イタリーから新婚旅行に沖縄来て10日間過ごすそうです。世界中から注目されつつある沖縄ですね。こんな小さい島が世界の注目の的になっています、県民は誇りを持ってよいと思います。










お門違い

2015-10-03 07:25:45 | おじぃとおばぁの話し
    お門違い





今夏の盛り、沖縄南部の喜屋武岬を車で通行していた。車はミニバス、運転手と観光客の中年女性、私tiger60,ミニバス会社の指導員が研修生を連れて同乗した。観光客の方には同意
 
を得て喜屋武岬~南部一帯の観光に出たのである。喜屋武岬の周辺は農地があり時折農家が作業している光景を見る。

畑で中年の農家の男性が田を耕している、こちらのミニバスを見て手を挙げて止まるように合図している。バスの窓を開けてミニバス会社の指導員が対応する。

指導員    どうしたんですか?

農家の老人おじぃ 人のは畑に冷蔵庫を捨てたらダメじゃないか!困るよ、こんことしたら。おれの村にはこんなひどいことをするのはいないよ。

指導員  そうですか、大変ですね

なぜか指導員ものんびり話しを聞いて車を出発するように運転手に指示しない

案内している観光客の女性は言葉の意味が分からない(共通語で話しているが、言葉のなまりが強く聞き取れない)様子で、不安げな表情だ。

なぜ指導員が、こちらは観光バスで捨てられている冷蔵庫のことは分かりません、役所にでも連絡したらと言わないか不思議だった。

話しが終わったのでバスは走り出す。

不安げな観光客の女性  今のは何だったんですか?

tiger60 こうこうしかじかと説明して言った、

沖縄県民の特性でもある何でもごっちゃ混ぜするチャンプルー文化のひとつと考えて、こんな遭遇も沖縄観光の思い出のひとコマとして笑って頂ければ幸いです。

ミニバスの一同が笑ったので、これで客の不安感も払拭出来て良かったと安堵した。

沖縄にはこんなハプニングが起きながらも暑い夏を沖縄本島南部を駆け回っている最近のtiger60です。人は面白いですね、いろいろな人がいていろいろな行動や発言をする。テンヤモ

ンヤの世の中が楽しいですね。     



 





駐車場の怪

2015-09-28 21:35:47 | おじぃとおばぁの話し

   沖縄那覇市の観光案内所、毎日旅行者や地元の人が訪ねてくる。

   ある日、老年夫婦がやって来た。地元の田舎のおじぃとおばぁだ。

   4日前に那覇市の国際通り周辺の駐車場に車を預けた。駐車場の係りにカギを預けたが、切符はもらっていないとのこと。
   おじぃは国際通り周辺のホテルで宴会がありご馳走や酒を飲みタクシーで帰った。
   翌日駐車場の場所が良く思い出せない、考えて仕方がないので国際通り周辺まで来たが皆目分からない、思い出せない。40代の息子とおばぁも一緒に探したが分からない。
   日にちが経っていく。交番に行って相談したがお手上げ。
   交番のアドバイスで観光案内所に相談に来た。

   受付 どういたしました?

   おじぃ 車を置いた駐車場が分からない、どこのホテルで宴会に参加したかも思えていない。どうしたらいいかね?

   受付  ホテルの名前が思い出せれば駐車場も検討がつきますが?

   おじぃ ハーバービューホテルだったかな? いゃ!サン何とかだったかな?

   おばぁ 山の市ホテルって言っていたさー、おじぃ!

   おじぃ だったか? 

   受付がそのホテル周辺を探したが見つからない。


   おじぃから詳しく駐車場のカギのやり取りを聞いたら、車を入れたら上からカゴが降りてきた、カギを入れたそうだ。
   
   国際通り近くにそんな方式の個人経営の駐車場が一ヶ所ある、tiger60も以前利用していた。

   この件の話しを聞いたのは3週間後だからなんとか解決したのではと思った。

   年を取り酒に酔い気分良く家までたどり着いたまではよいが、翌日車の場所が思いだせない、さぞかし数日分の駐車料金も高い金額になっただろう。

   中高年齢になると駐車場や駐車場所の勘違いはよく起こる。
   
   大きなショッピングセンターの駐車場でガードマンと中高年者が話しているのを見かけるが、車を置いた場所が分からなくなったので困惑しているのが多い。

   階数や東西南北の位置を勘違いしてウロウロしているのだ。そんな時が自分にいずれやってくるのかと想像すると少し胸が痛む。皆さんはどうでしょうか?

   tiger60も自信を持って大丈夫とは言えないですね。人生なるようになると達観している。

   

   久しぶりのブログを書き込んだ。懐かしい感がする。世の中のいろいろなことを書き、語り、いろいろな意見も聞きたいと渇望しているtiger60です。
   ゆっくり始めます!
  
   tiger60