魅惑の島 沖縄を知り楽しむ

沖縄を知り楽しむ。
魅惑の島 沖縄。歴史、文化、亜熱帯の気候が織り成す独特な空気。
旅人を魅了して止まない沖縄

ウチナーンチュ

2016-07-30 04:45:07 | 人間の想い

                                 

                    ウチナーンチュ

 

  ブログの更新が出来ないほど、忙しい日々。いつも気になりながらきた。

最近、沖縄の状態が息苦しく感じる。その理由をいろいろ考えてみた。政治的に危うい状態ではと危惧している。

辺野古に基地を作らせない運動があり、政府は沖縄予算の削減もあり得る、基地政策と予算はリンクしていると言う。片や沖縄の西の玄関から中国が強引に侵入しようとしている。以前より強引になっている。米軍が沖縄にいながら、このような状態である。

尖閣や久米島の領海侵犯されたところは、日本国の領海であり、地域的には沖縄県知事の管轄地域である。

県民は知事が声を大にして、中国の侵犯はまかりならぬと叫ぶものと思ったら、そうではないようだ。知事のコメントが無い、話す気もないようだ。話すことは、辺野古に作らせないと政府と対峙した発言だけだ。

tiger60もウチナーンチュの一人、そのような運動は理解する、沖縄の歩んできた労苦を思えば無理もないと考える。ましていや、自分自身が長年米軍に勤務してきたこそ、一般の人が見えない面も見たことはある。

政府と対立してはならないと思う。沖縄の事情は事情で話しあっていくことが大事である。国の安全に協力すべき時ではないかと考える。いつまでも過去にとらわれて硬直状態になっていることが良くない。これは出来る、これはこうしてくれと話しあることが必要ではないか。

観光関係団体の事務局を見ていて感じのは、沖縄観光の持つ力だ、聞けばハワイが800万人余の観光客がいて、沖縄は798万人の観光客がいる。あの観光大国、ハワイに追随しているのだ。これだけでも沖縄が凄いと思いませんか? 誇りにしていいと思う。

その観光客の入りが落ちている、九州熊本の地震の後、壊滅した熊本や周辺を救おうと大きな割引制度を政府が導入して観光客が熊本あたりに集中していると聞く。それはそれで理解するが、沖縄の減りは、今の沖縄に対する見方が変わりつつあるからではと懸念している。誰でも、喧嘩や問題が紛糾している所には行きたがらないものだ。かって、沖縄を甘やかすなと言われたことがあった、あの時の状況ににている。もっと歴史を遡れば、明治開化した頃の沖縄の抵抗運動に似てもいる。中国への心酔の頑固党派が日本政府にことごとく抵抗していた。日本政府からの援助金や教育奨励金を使い、中国に渡航して日本を琉球から追い出してくれと要請運動していたのだ。日本政府はその援助金がそんな抵抗運動に使われていることも、我慢して沖縄側を説得したのだ。

しばらくして日清戦争が始まり、世界一、最大の中国海軍の艦船を貧弱な軍艦の日本が打ち負かしたのだ。力や武器より知恵を生かして日本が勝ったのだ。海上戦に勝ち、陸上戦にも勝った日本と中国を見比べて、沖縄県民は日本についたほうが得策と考えたのだ。これが過去の歴史の真実である。

今あの時の状況に似ている気がしてならない。歴史は繰り返されるのか注目している。

強引に人の土地や領海に入ろうとすること自体が違法であり許されないことではないか、なぜ沖縄県知事は中国に対して反対しないのだろうか不思議である。ブロガーの皆さんはどう思われます?

 

tiger60

長い間、封印してきた政治の話しをしないとしてきたこを、今日は書いた。今の鬱積した沖縄の現状を憂っていることは確かである。内心、ハラハラして推移を見つめている私である。沖縄の未来は東アジアの中心地となるべく大きな力をもっている、てんぶす(おへそー中心である)と呼ぶくらい大事な場所なのだ。沖縄は日本の一部であり、そのほうが望ましい、そのほうが発展をする可能性がある。アジアの一大中心地となり経済、物量、学術交流、文化交流等いろんな分野での可能性と発展性がある、

沖縄を東アジアの楽園とすることは出来る、ただし沖縄県民がそれを受け入れる寛容な心と平和を維持する意欲をバランスよく持つことが必須の条件であることは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ボスの話し

2016-07-12 07:31:00 | 人間の想い

 

 

 

                ボスの話し

  最近、ある観光団体の関係者になった。この団体の会長がボス、毎日行動を共にする日々。70代半ばとなる塾老年だ。経験豊富で見識が高い。毎日学ばせてもらっている。子供たちも独立して夫婦二人の生活、奥様が京都の実家に用事でしばらく帰っているが、日々の食事は嫁いだ娘が一週間分、作り置いてある。毎日それを温めて食べているそうだ。時には変わった外の店のメニューを食べると、娘の作ったものは余ることになる。週一で実家に来て、チエックされるらしい。

見つかると、小言が出るが、可愛い娘に抵抗、抗弁も出来ない、娘の仕事は看護婦なので栄養を考えて作ってある。実家の台所のチリ箱に外で買って食べた弁当箱を捨ててあると、めざとく見つけて叱られるらしい。

仕事が終わり、ボスと夕食や居酒屋で一杯傾けることもある。孫や娘、息子の話しになると嬉しそうに話す、子や孫、娘などのこと等々、みんな同じ感情なんだと思う。

それと健康の問題、話しの内容はだいたい同じものである。中高年世代にとってはそれらのことが最大関心事である。病気や毎日どんな薬を飲んでいるとか同じパターンで話しが進むのだ。

コミュ二ケーションならぬ、ノミ(飲む)二ケーションが必要だと説く。

ボスの話し

 久しぶりに東京に行き息子家族と会った。孫たちの成長を見て満足したようだ。

おじぃちゃんから、小遣いを孫の男の子(小3年生)にあげたら、お礼の言葉に笑ったそうです。

「まいど、いつもお世話になっております」! これには一同大笑いしたそうです。

ボスの話し

 同級生が精神科の医師である。時々飲みに一緒にいくらしい。精神科医師の同級生はかなり飲みに行くとのこと、なぜそんなにいつも飲みのだと聞く、「精神科の医師は毎日、精神病の患者を話しを聞いて診察する仕事だ。息抜きに飲まないとこちらの方が参るよ」と言ったそうです。

この医師である同級生は頭が良くて医師になったが結婚が遅かった、知り合いの女性を見合い紹介するために、市内の高級ホテルのラウンジで席を設けた。ジャンジャン酒を飲み二人だけにして退散した。飲み代が8万円だったが、結婚はゴールインして幸せな家庭を築いたそうです。

 ボスの話し

 ボスはパソコンが出来ない、携帯はガラケーをなんとか使っているしまつ。コピー機、FAXなどが苦手世代。実は大きな事務機の会社を後継者に任せて余生を過ごしている。自分がオーナーだった会社が納入したコピー機とFAX機の使い方が分からないのでこちらの出番が多い。一人では事務所の電話番するのが関の山なのだ、人って面白いですね。

そんなボスだが、経験豊富である。ある団体に呼ばれてそうそうたる有名な両行会社が列席する会議で我がNPO法人の宣伝をする機会があり同行した。ボスは堂々とNPO法人の代表らしく自己宣伝をやった、すばらしかった。多いに見習うことが多々あった。朝ボスをひろいNPO法人の事務所に行き一日中共に仕事をしてほうぼう歩く、毎日が勉強であり刺激的だ。

 

tiger60

人は沿うてみて分かる面がある。このボスも顔は強面の印象だが付き合うと味がある人だ。子供のような明るさと無邪気さ、茶目っ気もあり、酒が好きなボス。いろんな分野の人を知っている、こんな裏話しまで知っているのかと感心するところも。

とにかく面白い人、人を惹きつけて離さない人なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


頑張れ 新人!

2016-07-07 19:59:57 | 人の心

 

            

 頑張れ 新人!

      

新人、新卒、新入り社員、新顔、等々いろんな表現がありますね。若い人が新人と呼ばれることが多い。人生の新入りは生まれたばかりの赤ちゃんですね。裸で生まれて裸で死んでいく。人の壮大なドラマがあります。

新人は初心はうぶなもの、何も知らないから初初しい態度だ。かわいいものです。

昨日、あるスーパーで買い物をした、レジに進んだ、前にいる婦人客が何やら古いレシートを渡している。以前買ったものの返金手続きのようだ。若い店員が数度処理しようとしたが、失敗。隣の先輩社員に何度か聞きながら終わった。客も客、何も夕方の混む時間にやらなくても思うが仕方ない。こちらは待ちながらも、イライラが昂じる。ようやく終わり自分の番、レジの若い女子店員も申し訳なさそうにレジを打っている。間違いなく客のこちらから叱られると思っている表情だ。

金を払いレシートを受け取る祭言った、 「新人、頑張れだね !」怒るどころか笑顔でエールを送った。

女子店員もほっとして笑顔で感謝の言葉を述べていた。なんだか気持が良かった、不愉快で怒ることよりもプラスのエネルギーを送ったほうが良い。怒りのエネルギーはすべてをぶち壊す、何も生み出さない。

ある心理学理論に面白い言葉がある、心理学の難しい深層心理やら難解な脳やなどの話しよりも簡単た言葉である。

「ユーアーオッケイ」You are OK   「アイアムオッケイ」Iam OK.

相手を認めて、あなたは良いと認知すると、相手はこちらを認めて、あなたも良い と返ってくるのだ。

簡単な言葉にとても深い意味の教えがありますね。

この関係においては、相手の人格を認めるのが先、ならば相手もあなたこそと認めてくれる心理。

人を理解、聞いてこそ相手も理解、聞いてくれるものですね。

そこにある関係は、私が私がと自分が先に主張して、相手を言い負かそうとする考えがないのだ。

あなたと言う主語から始まる人間関係である。人は認めあることで進展する、発展するのです。相手に認めてもらうには自分が空いてを先に認めなければならないのです。言葉が響きを持つのはこのことだと思います。

この心理学の理論が生まれてのが欧米です、今の論争激しいアメリカ社会でエリートの世界で使われている手法です、驚きですね。論破する社会と呼ばれるヨーロッパ文明社会の影響を受けるアメリカ社会でこの理論が生きていることが凄いなと思います。

弱肉強食の論破する社会で見えてきた突破口は、その逆の発想だったのです。アメリカ社会の上層階級でこの手法が使われているのはアメリカもまだ発展する国だと言える。

まず相手のことを認めること、焦って自分の言い分を話さないこと。相手の言い分を聞くことは相手の言い分をすべて認めることではない、そこがポイントでもある。要は聞く態度を見せることと、相手に言葉で吐かせることで怒りを発散させることです。

よく考えると、怒りのエネルギーは長くありません、単発ですぐ沈むものです。相手が怒って話している時は真剣に相手を見つめて聞いてあげる、ならば相手は落ち着いてくるのだ。

教会の牧師が信者の懺悔の告白を聞くのを映画などで見たことがあるはずです、あれです、あの光景では懺悔する人に話させることです、牧師はただ聞いてうなずくだけ真剣な表情で。あれこそが人の怒り、恐れ、嫉妬、いがみ合いの憎しみ感を無くすか減らす効果があるのです。

 

tiger60

頑張れ、新人! きれいごとを言っても、さまざまな要因や環境等で変わってくるものですね。ただ言えることは、

泣くも笑うも人生ではないですか?

どうせ一度の人生なら笑って、励まし、癒し癒されあう人生を歩いたほうが得ですね。プラスに生きるか、マイナスに生きるのかは自由です。

!人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


予感いろいろ

2016-07-05 18:12:00 | 人間の想い

        

             


予感いろいろ、予感?あらかじめ感じるとか人によってはあらかじめ知る、

予知を持つ人もいると聞く。

よく知られている予感は、恋の予感ですね。恋の予感か~、ずいぶん昔に忘れた感覚ですね。ブロガーの皆さんはどうでしょうか?まだワクワクするような予感を感じるでしょうか。

人によっては、予感が強いのか敏感な反応する能力があるのか分からないがミステリアスな世界に入って行く人もいる。

沖縄では、強い霊感を持つという人たちがいる、自称、他称さまざまな霊感体質の人たちがいるようだ。

琉球の昔から、庶民の間では、ユタと呼ばれる霊感体質の霊媒師が活躍してきた、現代でも一部にいて活躍なのか搾取なのか慰めなのか癒しなのか混沌とした状態である。

マスコミで沖縄のユタが紹介されて全国各地から占ってほしい訪問者が絶えない。若い観光客を案内していると、パワースポットはどこですか?と最近よく聞かれる。

うかつに答えていいものか判断がつかないのが正直なところである。首里城の中でパワースポットは聞かれたら、首里城全体がパワースポットだと言うようにしている。そうすると、そこかしこにたたずみ霊波を受けようと、じっとしているではないか。我ながら本当に霊波があるのだろうかとあやふやな思いにもなる。決して自信をもって言えることではないからだ。

首里城の中なら、昔から男子禁制の空間がある、「京の内」と呼ぶ場所だ。もうひとつある、首里杜御嶽と呼ぶ首里城の守り神がいる謡拝所である、入場券を売る隣にある空間だ。

琉球の御嶽にはご神体がない、あるのは、石三つか、クバの木かガジュマルの木くらいだ、特定の人的神を崇めない、自然だけが絶対神だと信じる琉球の信仰である。ことあるごとに自然を崇拝して恐れ、自然を侮らない沖縄の心、ある意味でユラリズム、ユックリズムなのだ。すべてを受け入れる心、穏やかにしんなりと許す心がある。

田舎の御嶽、集落には必ず村の神様を祀ってある、昔から同じ場所にある御嶽、本当は村の中にあった訳ではなく村はずれの山や森の中にあるのが本物である。

では村の中にあるのは、なぜだろうと思う。

女性が村のために祈る役を任されるのは琉球の長い歴史では当然のことである。女性はいつまでも若くない、年を取れば村はずれの険しい森や山に登るのが辛い、あそこまで行かなくても、ここからお通しをやれば、神様に届くと考えた末、村の中に御嶽の謡拝所が出来る。

なぜその場所に造ったという説明も後世の人たちには伝えずあの世に逝く。残された村人達は、きっとそこは神が宿るから神聖な場所だと大事に保存する。いつの間にか山や森にあるご本尊は忘れ去られるのだ。

南国に熱帯雨林に覆われて、どこにあるのか歴史の流れに隠れて行くのだ。

沖縄の村の御嶽の半分以上がそんな妥協の産物なのだ。

那覇市小禄という地域がある、ユター霊媒師が多くいることでも有名だ。

個人のアパートの部屋の玄関口にいつの間にか、小さなホコラのようなものが建てられる、誰がなぜ、いつ造ったのかも不明なのだ。

ユター霊媒師が、霊感でその場所だと言えば、その場所に勝手に造られることが多い。アパートの家主には迷惑以外の何物でもない。

無秩序状態である。ある意味で可笑しくもあり、バカバカしいでもある。

母が生きている頃、首里の十二か所の寺廻りをやるのでついて行ったことがある。四か所×三干支=十干支が回れるので人気の拝みコースである。

悩みがあるが自分で祈る方法が分からない人が、ユター霊媒師に依頼して寺廻りを一緒にやることが多い。ユタの日当は3万円、運転手付きであればさらに一万円を上乗せして払う、さらに一流の食事処で昼食を提供しなければならない。

ある寺で見た、年のいった女性ユタが男性を連れて来た、仏さまに祈る言葉を聞いていると、依頼の男性は独身で結婚相手もいない、早く結婚相手が見つかりたいと祈願しているようだ。

ユタが真面目な顔で祈る、側に座る男性は年の頃、60後半、冴えない男、傍目にも、結婚は無理ではと思う印象、こんな神頼みがかなうわけないと誰がも思う光景なのだ。

よくもそんな初心な熟年男を騙して結婚頼みの拝みの仕事を得たものだと呆れるものでした。


tiger60

世の中、さまざまな事が起きている。昔も今も心の問題なのかも知れないと考える。面白いのが人間でもある。予感いろいろで恋の予感をロマンチックに書こうと思ったが、結局はユタ談義になった。

沖縄の風習や村のありかたを少し知ってもらえれば嬉しい次第です。