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女は強し

2017-03-09 11:10:21 | 男と女

 

            女は強し

 前回のブログ更新から早一か月が経つ、早くアップしなければと思いつつ忙しさに追われてしまった。

 女は強し、昨今こんなことを言うと世間から、セクハラだと袋叩きにされそうだが、あえて勇気を振り絞り書いてみた。

 沖縄にある夫婦が住んでいる。名前をY夫婦としよう。

 ある晩夫が付き合いで飲み屋に行った。酒の席でホステスさんが誤って夫の背広に酒をこぼしてしまった。濡れた背広のまま帰宅した夫をみて、妻は怒った。夫が飲み屋に行ったことを怒ったわけではなく、夫がバカにされた思った、妻は飲み屋に背広を汚されたことを謝罪させると息巻いた。夫は必死に止めたが聞く妻ではない。同居する長男にその飲み屋まで連れて行けと言う。

長男も酒が入っているので車で連れて行けない。ふつうなら長男が母親を止めるが、このときばかりは長男も引くくらいの母親の

凄い権幕だった。長男がタクシーで飲み屋まで連れていって、外で待った。母親は飲み屋のママさんに直談判して謝罪させた、背広のクリーニング代ももらってきた。後で長男は気づいた、タクシー代を使って、むしろ損になったものだと。

巷よくある話しは、夫が飲み屋に行きホステスさんの口紅が服についたとかで、奥様が怒って夫婦喧嘩になることは多いようですね、この場合はこの奥様は嫉妬ではなく、夫がバカにされたので怒ったとのこと、一応は理解は出来るがすこし反応が大き過ぎるのではとも思う。

この夫婦の日常の夫婦関係は、かかあ天下の最高レベルにあるカップルである。

夫は家族のために必死に働いてきて社会的にも人望がある人である。この奥様は明るいが夫を操り自由きままに生きる主婦なのである。周囲からみれば、普段は大人しくない奥様なのにこの時ばかりは、夫の名誉を守らんと飲み屋に怒鳴り込んだのである。飲み屋のママさんもさぞかしびっくりしたはずだ、権幕に押されて謝罪してクリーニング代を払った姿勢はある意味で立派であると評価できる。

この夫婦はこんな調子でこれからもなんとかやっていくのだろうと思う。

人間誰しも、何らかのスイッチが入ると走ってしまうものだと感じた顛末である。思い込みなのか勘違いなのか暴走してしまう人間が面白い。

振り返りわが身を顧みたら、勘違いや思い込みの連続の中で日々の生活を送っているのが自分でも分かる、恥ずかしいやら反省するやらである。ブロガーのみなさんはどうですか?

 

tiger60

 後で考えればとんでもないことをしてしまったということが多々ある。まだ反省して取返しがきくものならいいが、そうでないものなら後悔しきりになる。年齢を重ねていくとだんだんこのギッタンバッコンの不調和感が大きくなるのに気づく。そんなしながら人は人生の終末を迎えるかも知れませんね。