魅惑の島 沖縄を知り楽しむ

沖縄を知り楽しむ。
魅惑の島 沖縄。歴史、文化、亜熱帯の気候が織り成す独特な空気。
旅人を魅了して止まない沖縄

日本人

2016-11-16 21:26:27 | 人種

 

  日本人 

 今日のブログは、日本人。

参議院になった政治評論家、青木繁晴氏の話しを聞いて日本人とはと考えてしましました。

我々沖縄県民も含めて全日本人が普段、考えている自国民としての生活や習慣、物の考え方などは普通であると思いながら生きている。当然なことですね、自分を普通と考えて生きないと、生活そのものがおかしくなるものです。

我々が普通と考えてやっていることが、とても優秀だと言われる、特に外国からの評価がそうである。

世界中にある米軍基地で働く現地雇用の基地従業員がいる、日本にも米軍基地があり日本人基地従業員がいる。

日本にある米軍機基地の基地維持のレベルや自衛隊の整備能力は世界一だそうです。日本人ほど真面目に勤務する国民はいないそうです。イタリアでは、毎日、母親が死ぬと言う、必ず誰かから朝電話がきて母親が死んだので仕事に来れないと言う、同じイタリア人基地従業員が何度も同じ口実で休むそうです。あれ!前にお母さんは亡くなったのではと問うと、義理の母とかいい、休むのです。仕事が終わると基地の整備工場や格納庫から部品や道具が無くなる、大きなソファや家具なども失くなるそうです。

米軍のF15戦闘機は、飛ぶ速度が速い、こまめに機体やエンジンなどの整備点検をしていないとネジや部品が落ちるので、日本人従業員が手掛けた機体は安全性が高いそうです。米軍しかり自衛隊も安全性は高いのです。これらの整備作業、点検などは日本人にとって当たり前にやる仕事なのだが、イタリア人や他の国の従業員はそれをしない、怠けることが多い。

こんな笑い話しがある、F15戦闘機は米国製であるが、昨今自衛隊は米国製のF15と日本でライセンス生産、組み立てしたF15がある。同じ機種だから同じ性能だと誰でも思うが、実際、急角度での飛行する場合、米国製と日本人が組み立てたものでは、飛行能力に差が生じるそうです。当然、日本人が組み立てたF15が性能の発揮をするそうです。

日米合同演習で、米国のF15戦闘機のパイロットと日本の自衛隊のパイロットが訓練途中や終わった後に雑談する会話が面白い、

米軍パイロット  日本のパイロットはいいな、日本製を飛ばせるなんて。

自衛隊パイロット えっ?同じF15を操縦しているのに!

米軍パイロット  同じでも日本人の組み立て、整備してあるF15は飛び方が凄い、お互いに戦争したら、俺たちが負けるよ。

こんな具合なのだ、これこそ日本人ここにありと感じるものです。

我々にとって当たり前はよその国では、そうではないことが多い。交通マナーや公衆道徳、マナーなど細かく上げれば切りがないほどだ。私たちの当たり前は凄いことである。そう思わないくらい自然に行動をしている日本人は立派な民族であると感じる。

イタリアの米軍基地で物が失くなることを聞いて、沖縄県民としてはうなずく面もある。沖縄が戦後、米軍が駐留し始めて、多くの県民が生活の糧のために米軍基地に働いた。基地の内部に入るので、内部の道具や備品、物、あらゆる物資が持ち出されたものです。イタリアの状態が70~60年前には頻繁にあったのです。基地従業員が持ち出した米軍物資は売られて、那覇の平和通りに品物として陳列された、平和通りの別名はブラックマーケットと云う、日本名は平和通り。面白いですね、たとえが。

平和通りで商売を始めた人たちは、戦争で夫を亡くして生活のかてが無い戦争未亡人たちが多かったそうです。男で度胸と意地がある者は、米軍のトラック運転手として仕事を得て、トラックごと物資を満載して基地の外に運びだして、売って荒稼ぎしていたそうです。そんな強者たちの一部はその後の沖縄の経済界の重鎮となり経済、政界の著名人となった者もいたそうです。

住民も戦勝者である米軍から物をくすねるのは、ドロボーではなく、戦果と呼び、危険な荒稼ぎする強者どもを英雄視する風潮もあったと聞く。なんだかミニイタリアを沖縄は演じていたのではと思いますね。

tiger60

世界一優秀な日本人の話しから県民の戦後のドサクサな追想話しになった。沖縄が歩んだ道こそが沖縄県民をそうさせたとも言える。あるいは亜熱帯気候ののどかな風土が生み出す県民性かも知れません。沖縄が復帰してから日本人化が進んで少しは優秀な日本人のレベルに近くなりつつあります。取り組むべき課題は多々あるがウチナーンチュの逞しさで進んでいくことを期待する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


異文化交流 困ること

2016-10-18 20:28:15 | 人種

 

        

                  異文化交流 困ること

 

  最近、那覇市内でよく見かける光景、レンタカーが多い、ものすごい勢いで増えている感じだ。他府県からの観光客だけではなく、外国からの旅行者もレンタカーを利用するのが普通になっているようだ。昼間、国際通りへと入る小道は車でいっぱい、人、車と路上に溢れている。

二台まえの車が国際通りに出るのに手間取っているようだ、しばし待つ。10分が経過した、長い。前のタクシーが追い抜いていく、待たないのだ。こちらは止まっている車のすぐ後ろに並んだ。レンタカーだ。またしばし待つが動く様子がない。国際通りの車も無いので出易いはずだがと思い、側から追い抜いた。横目に運転席の若い男女を見たら、カーナビの画面を見て何やら操作しているのが見える。呆れた<後ろの何十台の車を並ばせ、待たせてカーナビで行先を探しているとは。それも10分間以上、日本人の若者はそんなことはしない。カーナビを自在に操れる。操れないにしても、他人様にこんな迷惑はかけないのが国民性だ。

何処の国籍かは分からぬが、見た目には中国人、誰であろうとこんな非常識なことを平気でやるとは迷惑千万以外何者でもない。

  国際通りの真ん中、テンブス館前の広場、観光客や県民、市民が集まる、待ち合わせの銘所でもある。

昼間も夜も時間は関係ない、広場の木の下で、あるいはベンチに腰掛けている暇を弄んでいる人たちを見かける。

たいていは、酒を飲んでいる。仲間と座り、酒を飲んで大声で話している。ベンチで行儀良く座っていたらまだよいが、コンクリートの地べたに座り、酒を飲んでいる様は、印象が悪い。

多くの観光客が通る、見ているのだ。恥ずかしいものである。最近、酒に酔い喧嘩が始まり、警察が来たことも幾多あると聞く。

てんぶす館の一階には那覇市観光案内所がある、三階には那覇市観光協会があり、那覇市の伝統工芸館などもある。そんな場所で酒を飲むとは県民のレベルが疑われる。酒が飲みたければ、家か誰もいない海や山に行く飲んで騒げばよいが、このような輩に限り、人が集まるところに来たがるものだ。警察が徹底した取り締まりをすべしと考える。

過去に、8年前だったか、国際通りや平和通り、那覇の市場の至るところに米兵の姿があった。大衆食堂に入ればそこに米兵が数人食べているのだ。基地がある中部、北部に飽きて那覇市に遊びにくる米兵達が悪さも起こすので社会問題化しつつあったが、最近はあまり見かけない。

最近、コンビニのローソンに日本人以外の人種が働いている。日本語を巧みにしゃべり、教育もされているようだ。

職場の階下のコンビに買い物に入った、小銭に払おうとポケットの小銭をカウンターの上に全部出そうと、時間がかかった。この外人従業員は、勝手に小銭を取り清算をさせようとした。待って!自分で払うからと拒否した。日本人の若者の従業員ならこのような行為をするだろうか、絶対にしない。客が渡すまで、待つのがマナーである。これは日本人の当たり前のしぐさであるが、外国人従業員には理解出来ないのかも知れない。彼らは非番に、街中を自転車数台で道を走る。逆走行や飛び出しは平気なのだ。

いきなり車の前に自転車が飛び出して、ヒャットとしたことが何度かある。いくら相手が悪いとは言え、自転車と車のハンディを法的に考えたら、車の運転者がいくら正しいと主張しても負けるのだ。法律は弱い者の味方で作られている。

国際化とはいろいろな問題も含むものなんだろう。環境が違う者同士が同じ場所で生きているのだから無理もない。

tiger60

確実に世の中は変わっている、もっと変わるはず。自分たちの文化や歴史、生活、伝統などを大事にしながら異人種、異文化との交流していくことになる。悪い面だけではなく、良い面も出し合える社会にしたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


俺たちは誰だ!

2016-05-11 21:56:36 | 人種

 

 

               俺たちは誰だ!

いきなり、俺たちは誰だ!とタイトルを出した。日本人も琉球人もどこから来たのか、人種的に誰なのかと考えてみたい。

結論から言うと、日本人のルーツは未だ分かっていないのだ。所説あるが確定するまでに至らない。人種の形状的な面から見ると

日本人はモンゴロイドと同じ属に入るであろうことは想像出来る、アジア地域に日本人と同じ顔形をした人たちが20億人近くもい

るから、まちがいなくそうであることは分かる。

日本語はどうだろうか、中国語や朝鮮語とも違うのだ、文法が違う、言葉が違うのだ。見た目は同じに見えるので先祖が同じでは

と錯覚しがちだが、言語の文法、文化、思想、習慣が違う。韓国は日本人の先祖は朝鮮人だとさかんにある意図をもって主張して

いるが、全く違うことは学術的に証明されている。日本の米、世界一だと評価が高い日本の米のDNAを調べたら朝鮮半島の米と

は一致しないのだ。中国南部地域の米と同じDNAだと言われている。朝鮮半島や中国北部などの人のDNAとも日本人は違うの

で彼らと同じ先祖ではないことが明白である。北海道にいるアイヌも一般の日本人のDNAと違うことが証明されている。

よく言われる沖縄県民とアイヌは毛深い、目鼻立ちがにているから同じ先祖だと安易に言う人が多い、単なる想像やイメージで

言っているだけなのです。近年、沖縄とアイヌのDNAを調べたら、全く違うのだ、幻想はしなくていい。沖縄側にアイヌと同じ

だと言う人が多い、理由はアイヌも少数民族、沖縄もそうだから同じ先祖だというのである、呆れるばかりですね。

沖縄人のDNAと日本人とは同じものだと判明しています、昔の琉球人は北から南に降りてきて定住したようです。DNAが同じ

だということは同じ先祖を持つことを意味します。

琉球語は1700年前の万葉集の時代に日本語から分かれてきた同じ言葉なのです。

日本語と沖縄語を比較してみます。

「手」は「てぃー」、「目」は「みぃー」、「山」は「やま」、共通する言葉が多いのは日本語が元祖だからです。他にも共通す

る言葉はいっぱいあります。

日本・ユダヤ人同祖論がある、とても奇異に思えますね。果ては天皇、ユダヤ人説もあるのだ。いろいろな学者がいて日本・ユダ

ヤ人説を言うのである。

日本語とユダヤ語の言葉を比較してみます、ユダヤ語はヘブライ語と言います。

日本語のルーツは古代イスラエルの言語によるところが多いでしょうが、しかし、それは即ヘブライ語とはならないことはバビロンやエジプトの捕囚の身になってしまった経緯から推測する事が出来ますし、イスラエル12部族が成立したエジプト時代に、モーセの姉ミリアムが王女と直接話をしていことから、エジプトのイスラエル人はエジプト語も話していたでしょう。

 
それではヘブライ語と日本語の共通することばをいくつかあげてみましょう。
・相撲の時の掛け声、ハッケ=撃ってしまえ、ヨイ=やっつけろ、ノコッタ=あなたは敵を打ち破った。
・バレル=ばれる、明らかになる。
・ダベル=おしゃべり。
・はえる=輝く。
・ハラ=腹を立てる。
・ハヤ=速い。
・コオル=凍る。
・カサ=傘
・クモツ=供物。
・ミツ=蜜。
・ナク=泣く。
・ハシャク=はしゃぐ。
・バラス=バラバラにする。ばらす。
・サブー=寒い。
・モノ=物。
・ミズラ=水。
他にも意味的に日本と同じ事で使われているのでなじみの深い物には、
神社の鳥居=玄関の門。
まな板=マナの壺から取り出したごちそうを切り分けるのに使った板。
バカ=Baa(魂を意味します)Kaa(霊的なものを意味します)つまり、魂が高揚して人間的なものから逸脱した状態を意味します。
 
古事記に出てくる、イザナギ、イサナミのミコトはイザヤの事かもしれません。
アインシュタイン博士が来日した時に、東北地方の講演会で「あなた方の70%はユダヤ人だ。」といった記録があるようです。
顔立ちをみて、そう感じたのでしょう。

 『君が代』!!

クムガヨワ(立ち上がれ) テヨニ(シオンの民) ヤ・チヨニ(神に選ばれし者) サッ・サリード(喜べ・人類を救う民として) イワ・オト・ナリァタ(神の予言が成就する) コ(ル)カノ・ムーシュ・マッテ(全地で語り鳴り響け)

 日本の国家が同じとは、旧日本海軍の歌、「海行かば」もユダヤの歌の歌詞と同じだそうです。言葉も意味も同じ。旧日本海軍では戦死した海軍の兵隊を葬送曲となっているが、ユダヤ伝説では、モーゼがエジプトを出て海が割れてユーラシア大陸に来た、ここから東の日本を目指してくる長年月の行程で死んでいった同じユダヤ民族をともらう曲だと云う。

奇妙な一致ですね、天皇・ユダヤ説は未だ受け入れることが出来ないが、調べると天皇家の伝説や三種の神器や出雲の国の交渉伝

承の話しもユダヤの文化と同じだという。

tiger60

今日のタイトル、「俺たちは誰だ!」と言いたくなるほどにいろいろな説がある。はっきり判明していることは琉球人の先祖は日

本人で琉球方言のみなもとも日本語であることです。まだまだ歴史上のことが解明されていないことが多い、いろいろなことが分

かれば未来に進むにはどうしたらよかと本当の智慧が出てくるだろうことを祈るばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


米軍基地はアメリカ租界 その2

2016-05-05 06:00:35 | 人種

 

               米軍基地はアメリカ租界 その2

 

人種のルツボ、アメリカ社会がそのまま反映するのも米軍基地である。日本人のアメリカ社会の人種構成の印象は、多数派の白人がいて少数派の黒人とその他の少数派がいる光景ではないでしょうか。白人は多いがその存在を脅かす人種が出てきている。

やがて白人は多数派(マジョリティ)ではなくなるのではと白人はあきらめ顔でもある。かっては黒人が急速に人口を伸ばして黒人パワーを見せつけた、ブラックイズビユーティ(黒人こそ美だ)と叫んでいたのを思いだす。その黒人の伸びを凌駕する勢いで伸びているのがヒスパニックと呼ばれる中南米系出身者である。分かりやすく言えばメキシコ系移民とその周辺国から移住してきた人々である。ヒスパニック系は多産であるので人口増加が凄い。黒人も小さくなるくらいにアメリカ社会での発言権が高まっている。中南米系は大方、顔色が褐色であるから分かりやすい。日本人を少し色黒にしたような風貌なのだ。中南米はかってのスペインが侵略して土着のインディオとの混血が広がってので、モンゴロイドと白人の混ざった顔になっている。中にはスペインの白人がそのまま中米に定着して中米系となってアメリカ社会に移民して来ているいるのがいる、表面は白人、話す英語にスペイン語独特のなまりのある発音をするので分かる。彼らはアメリカ社会での地位が低いので教育をあまり受けていない、就業の機会に恵まれないので米軍に志願して職を得るのだ。だから米軍内でも英語ではなくスペイン語またはポルトガル語で話す異様な光景を目にすることがある。もうひとつ珍しいことは、米軍内に中国語を大声で話す米軍の制服を着けたグループを見かけた。在米中国人が米軍に志願して米国籍を取ろうとしているのだそうだ。一定期間の役務をこなせば米国籍を取れるので志願するそうだ。中国語を大声で話す米軍兵士を見てびっくりしたものです。

米軍基地の中には教会があります、アメリカではカトリックとプロテスタントの二大宗派がある関係で米軍基地の中にも、その両方を作らないともめるからです。それぞれの従軍牧師や神父がいて、祭祀や日曜礼拝の行事を行っているのです。

家族用宿舎、とても広い空間に大きなスペース、一般兵の家族用宿舎にはトイレ、風呂場は一つしかないが、下士官クラスからは部屋数も多くなりトイレ、風呂場が二つある贅沢な造りとなっている。日本の民間でなら30万円くらいしはする内容である。昨今は米軍将校相手の貸家が旺盛である、中には映画用のスクリーンがモニターボタンで天井から降りてくる豪華な貸住宅まである。

こんな好条件で住むとアメリカへ帰りたくなくなるものです。日本・沖縄は安全だし待遇は良い、米国内での勤務より多く外地手当も支払われる、異国情緒も楽しめるから沖縄から離れたくないそうです。

簡易宿泊施設がある、米軍の軍人が世界中の米軍基地へ出張している間、簡易に泊まれる米軍基地内にある宿舎である。宿泊料は安く、軍人一人なら一泊5ドル(約500円)で済む、家族共々泊まれる部屋もあるが料金はタダ同然である。そんな安い宿泊料金を小切手を使っていた頃には、時々不渡りがあった。一旦受け取った後、不渡りと判明、振り出し人の軍人は他の米軍基地へ移動しているが、米軍の世界中に張り巡らせてある通信網(コンピューター回線)で所在を調べて請求することが可能である。米軍に籍を置いている以上、支払いを逃げることは出来ないのである。万が一支払いを拒めば、本人の軍歴が汚れる措置が取られて昇進が止まるのである、これは金額の多い少ないの問題ではないのです。

米軍基地そのものが軍隊でもあるが、軍人・軍属とその家族で構成するコミュニティ社会であるので、毎年住民自治総会なるものが開かれる、軍内の映画館などを使い多くの人達が集まる。その総会では民主主義の国らしくいろいろな意見が飛び出して、時には議論が沸騰して意見の違う者同士が互いを避難・罵倒するくらいヒートアップすることがある。日本人の感覚だと総会の役員には幹部・上官もいるからあまり意見を言わないで、シャンシャン手打ちの総会となるのだが、アメリカ人は相手が最高司令官であろうが意見を言える発言権がある場合は、堂々と意見を言う、あれだけ個性の集まるアメリカ社会の人達だから違う意見も多々あり総会の場が議論で熱くなることが多い。彼らには一つのルールがある、決して人種と宗教をテーマとしないことである、決してしない、それだけとてもデリケートな問題だからです。tiger0も米軍に勤務時代は人種、宗教、過去の戦争の問題は決して話さなかったものです。

米軍の公的施設の空調の使用は制限がある、多くの部隊の施設の空調装置は冬の間は冷房が止められる、電源を入れてはいけない。沖縄の天候は、春には暑い、クーラーなしでは汗ばむが我慢するしかない。内緒にクーラーを使用していると軍人が苦情を言う。みんな同じ暑い思いなのに、勝ってにクーラーを使うなと厳しい。基地内のコンビニやフードコートでも同じ措置なので暑くと陳列棚のチョコレートが解けたりする、フードコートの従業員は暑いどころか灼熱の地獄で働いているが如く脱水症状気味である。ではなぜクーラーは夏だけしか使用出来ないのか?

在日米軍のおもいやり予算の中の条項で、日本政府と米軍との取り決めがある、空調も金が掛かる(電気使用量)、その使用の基準を設けなければなし崩しになる。その基準を東京の温度変化に置くのだ、北の北海道から南の沖縄まで日本列島は十把からげて論じること自体がおかしな話しではあるが、みんなの意見を聞いていたら切りがない、東京の春の温度はクーラーが要らない、窓を開ければことがすむのだ。そんな基準を暑い沖縄に当てはめる。5月からしかクーラーが使えないからそれまでの期間は地獄である。窓の開かない施設や大事な軍のコンピューター施設は年中空調が必要であるので例外はある。

買った商品に対する感覚、日本人の場合、缶詰を買い開けて食べると、味が自分の期待する味ではないと返品しないで、次回は買わないと考えるのが当然である。アメリカ人は違うようだ、ある基地内のコンビニでの光景、米兵が空けて缶詰を持ってきて返品すると言う、店側は開けてあるから無理と反論、返す、返せないの問答が続き、結局店側は本部に確認して答えを得て返品に応じたのである。

米兵の言い分、俺の口に合わない、口に入れたらフニャフニャしてドロドロして気持悪いと言う。

味の感覚には店側もどうしようもないが、アメリカ社会では客のわがままが通る面もあるのだ。これでは社会の生産効率、流通効率が悪くなる。これが日本の自衛隊の共済売店でのことであったら、どうだろう。

こんなわがままな自衛隊員はいないはず、万が一にいたとしたら自衛隊員として経歴に汚点が残るのを気にしてこんな小さな問題は起こさないだろうがアメリカ社会は生まれた時から消費社会に浸かっているから、抜け目がない人間も出てくるものです。

戦闘用ブーツを買って、履いて演習に行った帰りに(買った日から1週間後)、泥がついて汚れた靴を履いたまま軍服販売所に来た兵隊、返品したいと、サイズが小さくて演習の間足指がきゅうくつだから。

店側は汚れて水満たしになっているので、未使用なら返品可能だがもう無理と断ったら、その後2時間苦情を言い放っなしだった。店の支配人は本部の上席に連絡して相談したら、返品に応じるようにとの結論、全く呆れるしかないですね。

基地の中には病院、スーパーマーケット、教会、学校、図書館、クラブ、スポーツジム、プール、ダイビングの練習用深プール、ヨットハーバー、映画館等々があり金網の外に出なくても中だけでも十分に暮らせるものです。

 

tiger60

同じ米軍人でも東京などの他府県で見かける米軍人(雰囲気と髪のカットと体系、付けているカジュアルの洋服で分かる)の様子と沖縄で見かける姿には違いがある。沖縄では気を張っていない、気(神経)を使わない、遠慮が無いゆったりとした表情である。同じ軍人でもその表情が違うのは、日本人が圧倒的に多い他府県では遠慮がちになり、米軍が多い沖縄では安心している感があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


米軍基地はアメリカ租界

2016-04-29 18:22:36 | 人種

 

 

               米軍基地はアメリカ租界

 

在日米軍がいる、沖縄には米軍基地が多い。米軍基地はアメリカ租界である。一大コミュニティである。金網の外からからはうかがい知れない世界がある。米軍人・軍属とその家族が住む世界はあまり外部にその様子を見せないものだ。

基地とは軍隊であることが基本であり当然である。

米軍基地の中は外の民間の空間と比べて広く設計されている。アメリカ政府の定める法律・条令等に沿って基地を造ってあるので空間に対する感覚は日本人とアメリカ人との違いは多きいはずです。初めて基地内に入る人はその広い空間に圧倒されて異次元の世界に入ってきたような感覚になるそうです。

嘉手納基地の面積が大きいように思われるが、ジャングルどうようの北部演習場などがより大きいのです。ただ基地と称する米軍基地は施設や建物、住宅、兵舎、商業施設、学校、協会、ゴルフ場などを有しているので、基地から一歩も外に出ないで生活することも可能なのです。兵舎は独身の軍人が住む共同宿舎です。男性棟と女性棟と別れているのもあり、同じ棟に階を違えて男女の兵隊の宿舎とすることもあります。同じフロアーに男女の兵隊の宿舎はありません。各兵舎の一階の玄関には24時間交代の保安要員がいます。基地の中でも宿舎に住まない訪問者は受付で用件を告げ、登録張に署名する決まりとなっています。

白人と黒人、アジア系、中南米系などと人種で宿舎が色分けされることはないですが、黒人が多い、白人が多いなどの偏りはあるようです。独身宿舎と家族持ちの宿舎とも違います、住む場所が違い距離を話している。家庭用の宿舎も階級によりかなり差があるのは軍隊だからです。昨今は基地内に日本の防衛施設庁(現在は統合して防衛省となった)が建てた高層マンションがある、このタイプの宿舎は下士官クラスの家庭用の住まいです。下士官にもある程度の階級があるので、部屋の割り当てによっては隣が所属部隊の上官の部屋だったりする場合がある。そんなケースは、いつでも気を遣うから住みにくい面もあるようです。また土曜、日曜、祭日などに、基地内のレストランクラブへ家族と食事に行くと、隣の客は上官だったりした場合は気を使うしゆっくり食事も楽しめないらしい。そうなると基地の外に少し狭くても民間のマンションを借りて住むことが多々あるのです。家賃は軍からの支給があるので、そのほうが家族共々気楽に生活出来るそうです。軍隊とは階級社会だから仕方がないといえばそうなりますね。

最近はあまり小切手を使い買い物などはしない、クレジットカードが普及したのからでしょう。小切手を使っていた頃は、小切手が不渡りになっている場合も結構ありました、軍人。軍属でもアメリカ人、消費癖のある彼らは日本人のような自己管理があまり出来ない経済観念が欠ける人達がいます。軍内での買い物や食事の際、不渡りで使えない旨を伝えて現金での支払いを求めると、自己主張して、自分の小切手は使えるとレストランやPX(百貨店)の掛かりを困らせる人もいました。また人の小切手を振り出すことは犯罪行為だが、友人の小切手を使う者までいます。ID(身分証)の提示を求めると小切手の振出人の名前とIDの名前が合わない、小切手を借りたか、不正使用していることが分かる。軍のクラブ、レストラン、PX,カムソリー(生鮮食品スーパーマーケット)、ショペット(コンビニ)、ガソリンスタンド、映画館などは小切手の不渡りリストがある、世界中の米軍内での小切手の悪い番号(人物)、いわゆる過去悪用者リストがある。そのリストでチェックしてから小切手を受け取る規定があった、だから客のさばきがとても遅くなってレジ前がいつも混雑することがありました。まことに能率の悪い国民だと痛感しました。アメリカ人は性悪説に立ちます、日本人は性善説に立つ場合が多いですね。金網で厳重に囲まれた軍内でも、強盗や泥棒、スリ、カッパライ、盗み、デパートや百貨店内の商品を万引きしたりと日常茶飯事的に起こっているのです。酒の上でも喧嘩や暴力、家庭内暴力(DV)、器物破損、公的施設・資産、設備の破壊行為などに気をつけようとの張り紙があらゆる掲示板に張られているものです。ある例だと、あるマリン基地内でピザの配達ドライバー(軍人が勤務後、バイトでやる)が独身宿舎にピザを届ける際、兵舎の三階の窓からレーザービームを浴びせられました。ケガはなかったが、軍人でもあるピザの配達人は三階にかけ上

がり捕まえようとしたが逃げられた、部屋の主であること、顔も確認していたので憲兵隊が基地内で身柄を拘束して顔通しをして逮捕したことがありました。この事件は安全であるはずの基地の中で実際に起こったことです。信じられませんよね。

民間で起こっている様々なことが基地の中でも起きている、良いも悪いも起きているのです。

tiger60

米軍基地の中でのことは、一回のブログでは書き表せません、次回も同じテーマで基地内でのことをあれこれ書きます。