魅惑の島 沖縄を知り楽しむ

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旅人を魅了して止まない沖縄

観光ガイドもいろいろ

2016-04-25 20:56:49 | 沖縄観光

 

                 観光ガイドもいろいろ

 

観光ガイドと聞けば、若いお姉さんがバスガイドの制服をつけて観光バスに乗り案内する様を想像す

ものですね。ガイドにもいろいろあります。観光バスガイドをはじめに、ツアーガイド、地域ガイ

ド、施設ガイド、いろいろな専門ガイドなどがある。昨今は平和ガイドとか平和ガマガイドと称する

戦争の話しをするガイドもいる。旅行社などの斡旋する観光ガイドと違う、アマチュア的なガイドが

多くなっております。NPO法人や地域の観光協会が斡旋するガイドと多様なガイド業界となってい

ます。tiger60が所属している団体も一つはNPO法人のガイド団体、首里城や那覇市の市場、国際

通り、壺屋焼の通りの散策ガイドを主に行っている。一線を引いた中高年者が多い観光ガイド団体で

あるからガイドも男女いろいろな人がいる。

ある日、他府県からの高校生の修学旅行の生徒たちを首里城でガイド案内していたシルバー世代の女

性ガイドは先頭を歩いていた。首里城は登坂があるから息をハァハァさせて歩いていた。後ろをつい

て来る女子高校生が声をかける、「あの~、ガイドさん大丈夫ですか?肩で息をハァハァさせている

ようですが!」と言われた。

シルバーのガイドはハットと我に帰り、自分の体力の無さを痛感したのである。

ある老年男性のガイドは、年齢の割には高校生や中学生の子供たちに人気がある。78才の年でもス

マフォを使いこなし、いつも笑顔で生徒たちと語らう明るいおじぃちゃんガイドである。特に修学旅

行の女性徒たちから人気があり、1時間半の首里城のガイド案内を終わりお別れの時には、女性徒た

ちから声をかけられるのだ、「こうちゃ~ん、バイバァーイ!」。こうちゃんは満面の笑顔である。

人生歓喜に溢れる瞬間であります(笑)。本人いわく、こんなことがあるから、ガイドはやめられな

いと、のたもう。

案内に不慣れなガイドもいる、コースをうろ覚えでガイドして客を連れて迷路に入り慌てるガイドも

いる。余計な話しを良かれと思い話したが、現場に無いものほど説明が難しい。パイナップルが咲い

ていない場所でパイナップルがどうとかと懸命に説明しようとすればするほど困難になる。カレーラ

イスなどの料理を初めて聞く人に説明できるだろうか、それと同じことになる。ガイドの鉄則は、目

で見えるものしか話してはならないと言われる。

方向音痴なガイドがいる、東海岸を車で走り、東シナ海の名前が浮かんでこない、困ったガイドは運

転手に聞いた、ここは東海岸ですよねと。それもマイクを持つ手を口元から話してこっそり聞けばい

いものを、言った声は客が聞いたのだ、失笑をかったガイドでした。

観光バスの出発時間は決まっている、厳守しなければならないのは業界人としての常識であり、マ

ナーであるが、熱心に説明しているガイドは添乗員やバス運転手が注意するのも聞こえていないの

か、長説明してバスの出発時間を遅らせたこともある。

tiger60

沖縄観光に寄与したい思いで頑張っているのがガイドでもあります。訪問客に喜んでもらってまた来

たいと思わせることが出来たら成功ですね。観光業は平和産業です。経済効果も多大であり地域に貢

献する度合いはかなり高いビジネスです。この仕事に就いていることが誇りであり喜びでもありま

す。観光は業界人だけでは成功しません、地域全体が訪問者を歓迎する体制が必要です。個人的にマ

イカーで使用している車はマツダのデミオだが、観光客がよく利用がダントツに多いのがこの車種で

す、街中でデミオを運転走行していて路地から通りに出ようとする場合、必ず親切に譲ってくれま

す。