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Mo.の事件簿 A diary of Mo’s trips

事件簿などという大層なタイトルだが、実は単なる旅行記です。

5.謎のバスタブ。

2010-12-20 | イタリア/Italy:2010
さて1時間の迷宮体験の末、ホテルに到着。





I stayed at this hotel......woops!No,I was wrong.This is Londra Palace,too expensive for me.



おっとっと。間違い間違い。これはロンドラパレス(ロンドン宮殿)といって
ヴェネツィアでもかなり上位に入る高級ホテル。
(1月半ばの値段設定では1人2万3千円から。あ、手が届かないというほどではないな。
いやもちろんそんな高級なところには泊まりませんが。)

わたしのホテルは、ロンドラパレスに隣接する、こっちのちっちゃいホテル。





This is the hotel Paganelli I stayed,next to the Londra Palace.
(But my room was in cheaper annex.)


ホテルパガネッリ。しかもここは本館で、わたしが泊まるのはもっと値段が安い別館の方。
別館は、さっき通って来たサン・ザッカリア教会のすぐ向かいにあります。






Sooooo small room.




写真を見た人たちには「可愛い部屋!」と好評なのですが、これはねー。
実際より写真ははるかに良く写っている。けっこうテンションが下がる部屋でした。

まず狭い。四畳半ほど。そこにダブルベッドと大きなタンスと写真に写った小さなタンスがある。
可愛いといわれる家具も、古いので近くでみるとシミだらけ。
次に暗い。最初に照明を点けてあまりに暗かったので、ぎょっとしたくらい。
まあこの暗さは徐々に解消されるんだけどね。どういう仕組みになっているのかわからないが、
点けた直後から、だんだんゆっくり明るさが増して来る照明らしい。
最終的には本が読める程度の明るさになるから、問題はなかったんだけど。



それから、洗面所もかなり疑問な作りだったんですよ。
トイレには洗面台の下に脚を入れないと座れない。位置関係が変です。
バスタブがついているのはいいが、そのバスタブがひょうたん型で、深さが違う硯みたいな形でね。
……えーと、言葉で説明するのが難しいな。写真撮ってくれば良かった。

ひょうたんの片方の円形部分はそれなりの深さがあるのだが(60センチくらい?)
もう片方は縁まで20センチほどの深さしかない。縁までお湯をいっぱいにしたとしても
ぎりぎり太腿が隠れるかどうか。
しかもバスタブ自体が小さいので、円のサイズは人一人が立つスペースしかない。
つまりバスタプの癖にお湯が張れない。

一体何のためにこんなバスタプを設置しているんだろう……。
いや、それよりまず、何を目的としてこういう製品を製造しているんだろう……。
お湯を張らせないようにして水を節約する?
そしたら単純に、バスタプを設置せずにシャワーのみで良かったんじゃないか?
唯一考えられるとしたら、座ってシャワーを浴びられるのがメリットか。
目的はそれなのかなあ。

こんな変な形のバスタブだから、シャワーカーテンがうまく機能せず、
洗面所の床が水浸しになるというおまけ付き。
謎の洗面所でした。


部屋的にはテンション下がりまくりだが、……まあ安宿専門の身だからこういう部屋には慣れている。
明日に備えてさっさと寝よう。飛行機でもあまり眠れなかったことだし。
明日は早起きして夜明けのヴェネツィアを撮るのだ。
おやすみなさい。


ちなみに“ヴェネツィアのホテル”についてはまだ語るべきことがあるので、後日。





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