子どもの頃から古いお寺や神社が好きだった。
小学校の修学旅行は京都と奈良だった。
奈良では法隆寺や東大寺を、京都では金閣寺なんかをまわった。
友達はみんな「お寺なんて面白くない」と文句を言っていたが、
僕は楽しかった。
すごく楽しかった。
口ではみんなに合わせてブーブー文句を言いながらも、
心の中では「やったー!」とガッツポーズをしていた。
小学生だったか中学生だったか、あるお寺に行ったとき、
あまりの感動に思わず涙を流してしまったことがある。
何に感動したのかは今となってははっきりと覚えていないが、
歴史の重みや荘厳さをひしひしと感じて、心が震えたんだと思う。
そのお寺は今でも大好きで、よく訪れている。
学生になって自動車という移動手段を手に入れたことによって、
自由にあちこちに行けるようになった。
よく行ったのは、やはり京都。
京都が好きだというと、
日本人なら当たり前すぎてなんだか照れくさいが、
しかし、やっぱり僕は京都が好きだ。
古いお寺や神社を見てまわっていると、
それだけで心が落ち着く、心が安らぐ。
歴史を感じるのが好きなのかもしれない。
先人たちに想いを巡らせ、イマジネーションを広げる。
同じような理由で伊勢や萩も好きだ。
京都の寺院の中で、特にお気に入りなのが銀閣(慈照寺)。
金閣の華やかさも嫌いではないが、
銀閣の何ともいえない侘びしさや淋しさがたまらない。
夏の終わりの海にも似て感傷的にさえなる。
そして、銀閣からのびる「哲学の道」を歩くのが好きだった。
最近は行っていないので、今はどうなのか分からないが、
終点付近にあった紙細工のかわいいお店が懐かしい。
もちろん、そんな京都旅行のコースの中に、
淀の競馬場が入っていたことは言うまでもない。
いや、それがメインだったと言ってもいい。
来週から京都競馬が始まる。
それも含めてまたゆっくりと京都を旅してみたい。
*この記事は、2011/04/16の記事を修正・加筆したものです。
小学校の修学旅行は京都と奈良だった。
奈良では法隆寺や東大寺を、京都では金閣寺なんかをまわった。
友達はみんな「お寺なんて面白くない」と文句を言っていたが、
僕は楽しかった。
すごく楽しかった。
口ではみんなに合わせてブーブー文句を言いながらも、
心の中では「やったー!」とガッツポーズをしていた。
小学生だったか中学生だったか、あるお寺に行ったとき、
あまりの感動に思わず涙を流してしまったことがある。
何に感動したのかは今となってははっきりと覚えていないが、
歴史の重みや荘厳さをひしひしと感じて、心が震えたんだと思う。
そのお寺は今でも大好きで、よく訪れている。
学生になって自動車という移動手段を手に入れたことによって、
自由にあちこちに行けるようになった。
よく行ったのは、やはり京都。
京都が好きだというと、
日本人なら当たり前すぎてなんだか照れくさいが、
しかし、やっぱり僕は京都が好きだ。
古いお寺や神社を見てまわっていると、
それだけで心が落ち着く、心が安らぐ。
歴史を感じるのが好きなのかもしれない。
先人たちに想いを巡らせ、イマジネーションを広げる。
同じような理由で伊勢や萩も好きだ。
京都の寺院の中で、特にお気に入りなのが銀閣(慈照寺)。
金閣の華やかさも嫌いではないが、
銀閣の何ともいえない侘びしさや淋しさがたまらない。
夏の終わりの海にも似て感傷的にさえなる。
そして、銀閣からのびる「哲学の道」を歩くのが好きだった。
最近は行っていないので、今はどうなのか分からないが、
終点付近にあった紙細工のかわいいお店が懐かしい。
もちろん、そんな京都旅行のコースの中に、
淀の競馬場が入っていたことは言うまでもない。
いや、それがメインだったと言ってもいい。
来週から京都競馬が始まる。
それも含めてまたゆっくりと京都を旅してみたい。
*この記事は、2011/04/16の記事を修正・加筆したものです。