先日、奥さんと神戸市立博物館に行ってきた。
開催されているチューリヒ美術館展を観るためだ。
僕はこう見えてもいいとこの坊ちゃんだったので、
子どもの頃に絵を習っていて、
だから美術が好きで絵を見るのが好きで、
今も機会があれば美術館へ行って絵を見ている。
まあそんな報告はいちいちこのブログには書いていないが、
というのもこのブログは一口のブログだからだが、
今日は特別にチューリヒ美術館展のことについて書いてみたい。
別にネタに困っているからでは断じてない(笑)。
開館は9時半だったが僕たちは少し早めの9時過ぎから並んだ。
しかしそのすぐあとには行列ができて人気の高さを伺わせた。
そりゃそうだよね、
「印象派からシュルレアリスムまで」ということで、
ゴッホ、ピカソ、モネ、ムンク、セザンヌ、ダリ・・・・・・ 等々、
誰もが知っている巨匠たちの作品が一気に観られるんだから。
例えるならベスト盤のCDみたいなもので、
奥深さはないものの広く浅く巨匠たちの絵が観られるという、
まあいわば素人向けのお得な展示だ。
そうこうしているうちに行列が長くなったからか、
9時半より少し早くに開館され、僕たちは中に入った。
中はもちろん撮影禁止だが入ってすぐのフロアに、
下の写真のような記念写真のコーナーがあった。
この写真の中に僕が写っているの、分かる?
顔NGにしているけど、ルソーの絵の隣の額縁の中。
アンリ・ルソーの絵と同じように、
赤い帽子をかぶって髭を付けて撮影した。
いい年して恥ずかしかったよ~(笑)。
さて、今回の展示の目玉はモネの睡蓮。
モネは印象派を代表する画家で日本でも人気が高い。
奥さんもモネの絵が大好きで、
だから今回観に行きたいとなったわけだが、
もちろん僕も印象派が好きなので、
モネも好きな画家の一人である。
あえて順位を付けるなら5番目ぐらいに好き。
ちなみに一番好きなのは、ベタすぎるけどルノワール。
これはもう絵を習っていた小学生の頃から大好き。
他に好きな画家はあんまり有名じゃないけどサルボ。
サルボの絵はリビングに飾っている。
複製だけど。
あと有名どころではターナーとかミレーとか。
数あるモネの睡蓮の中で今回展示されていたのは、
「睡蓮の池 夕暮れ」というもの。
この写真だと小さく見えるけど実際は横6mもある大作。
6mもあるとまさに圧巻で、これを観られただけでもう満足。
ただモネは他にも3点展示されていて、
その中では「国会議事堂 日没」が一番良かった。
まあ、モネなら「日傘を差す女」が一番好きなんだけど。
「愛の画家」シャガールも好きな画家の一人。
シャガールは今回6点も展示されていて充実していた。
全部シャガールらしい作品だったけど特に良かったのが、
誰がどう観てもすぐにシャガールと分かるこれ。
シャガールの絵ってどれも観ていると幸せな気分になる。
他に印象の残った絵は、ホドラーの「日没のレマン湖」。
これは奥さんも一番良かったと言っていた。
あるいは、彫刻家のアルベルト・ジャコメッティの親戚、
アウグスト・ジャコメッティの「色彩のファンタジー」。
といっても、彫刻家のジャコメッティは有名だけど、
この画家のこともこの絵のことも知らなかった。
でも、凄く綺麗な色彩でいい絵だと思う。
なんて感じで語り出したらキリがないが、
そんななか、一番良かったのがやっぱりゴッホ。
ゴッホは2点展示されていて、
そのうち一つはゴッホらしい絵だったのに対して、
僕が気に入った「タチアオイ」という絵は、
一見すると何だかゴッホっぽくない。
だけどよくよく見ると、そのタッチや深みのある色使い、
そしてただの花の絵なのに何とも言えず迫ってくるもの、
魅惑的なオーラのようなものを感じて、
僕はその絵の前でしばらく動けなかった。
たぶん写真ではそれは伝わらない。
本物を観てこそ感じられることだと思う。
ゴッホという名前がなくてもきっと僕はこの絵に魅かれていた。
もしも買って帰れるのなら買いたかったぐらい、
いや、そんな何十億というお金はどこにもないんだけど。
このチューリヒ美術館展は5月10日まで開催されているから、
関西在住の人はぜひ行ってみてほしい。
また、いま東京で開催されているマグリット展が、
この秋には京都で開かれる。
絶対に行こうと思っている。
マグリットの絵が生で何枚も観られるなんて、行かないと損だ。
開催されているチューリヒ美術館展を観るためだ。
僕はこう見えてもいいとこの坊ちゃんだったので、
子どもの頃に絵を習っていて、
だから美術が好きで絵を見るのが好きで、
今も機会があれば美術館へ行って絵を見ている。
まあそんな報告はいちいちこのブログには書いていないが、
というのもこのブログは一口のブログだからだが、
今日は特別にチューリヒ美術館展のことについて書いてみたい。
別にネタに困っているからでは断じてない(笑)。
開館は9時半だったが僕たちは少し早めの9時過ぎから並んだ。
しかしそのすぐあとには行列ができて人気の高さを伺わせた。
そりゃそうだよね、
「印象派からシュルレアリスムまで」ということで、
ゴッホ、ピカソ、モネ、ムンク、セザンヌ、ダリ・・・・・・ 等々、
誰もが知っている巨匠たちの作品が一気に観られるんだから。
例えるならベスト盤のCDみたいなもので、
奥深さはないものの広く浅く巨匠たちの絵が観られるという、
まあいわば素人向けのお得な展示だ。
そうこうしているうちに行列が長くなったからか、
9時半より少し早くに開館され、僕たちは中に入った。
中はもちろん撮影禁止だが入ってすぐのフロアに、
下の写真のような記念写真のコーナーがあった。
この写真の中に僕が写っているの、分かる?
顔NGにしているけど、ルソーの絵の隣の額縁の中。
アンリ・ルソーの絵と同じように、
赤い帽子をかぶって髭を付けて撮影した。
いい年して恥ずかしかったよ~(笑)。
さて、今回の展示の目玉はモネの睡蓮。
モネは印象派を代表する画家で日本でも人気が高い。
奥さんもモネの絵が大好きで、
だから今回観に行きたいとなったわけだが、
もちろん僕も印象派が好きなので、
モネも好きな画家の一人である。
あえて順位を付けるなら5番目ぐらいに好き。
ちなみに一番好きなのは、ベタすぎるけどルノワール。
これはもう絵を習っていた小学生の頃から大好き。
他に好きな画家はあんまり有名じゃないけどサルボ。
サルボの絵はリビングに飾っている。
複製だけど。
あと有名どころではターナーとかミレーとか。
数あるモネの睡蓮の中で今回展示されていたのは、
「睡蓮の池 夕暮れ」というもの。
この写真だと小さく見えるけど実際は横6mもある大作。
6mもあるとまさに圧巻で、これを観られただけでもう満足。
ただモネは他にも3点展示されていて、
その中では「国会議事堂 日没」が一番良かった。
まあ、モネなら「日傘を差す女」が一番好きなんだけど。
「愛の画家」シャガールも好きな画家の一人。
シャガールは今回6点も展示されていて充実していた。
全部シャガールらしい作品だったけど特に良かったのが、
誰がどう観てもすぐにシャガールと分かるこれ。
シャガールの絵ってどれも観ていると幸せな気分になる。
他に印象の残った絵は、ホドラーの「日没のレマン湖」。
これは奥さんも一番良かったと言っていた。
あるいは、彫刻家のアルベルト・ジャコメッティの親戚、
アウグスト・ジャコメッティの「色彩のファンタジー」。
といっても、彫刻家のジャコメッティは有名だけど、
この画家のこともこの絵のことも知らなかった。
でも、凄く綺麗な色彩でいい絵だと思う。
なんて感じで語り出したらキリがないが、
そんななか、一番良かったのがやっぱりゴッホ。
ゴッホは2点展示されていて、
そのうち一つはゴッホらしい絵だったのに対して、
僕が気に入った「タチアオイ」という絵は、
一見すると何だかゴッホっぽくない。
だけどよくよく見ると、そのタッチや深みのある色使い、
そしてただの花の絵なのに何とも言えず迫ってくるもの、
魅惑的なオーラのようなものを感じて、
僕はその絵の前でしばらく動けなかった。
たぶん写真ではそれは伝わらない。
本物を観てこそ感じられることだと思う。
ゴッホという名前がなくてもきっと僕はこの絵に魅かれていた。
もしも買って帰れるのなら買いたかったぐらい、
いや、そんな何十億というお金はどこにもないんだけど。
このチューリヒ美術館展は5月10日まで開催されているから、
関西在住の人はぜひ行ってみてほしい。
また、いま東京で開催されているマグリット展が、
この秋には京都で開かれる。
絶対に行こうと思っている。
マグリットの絵が生で何枚も観られるなんて、行かないと損だ。