ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

厩舎と騎手と出資者と

2015年04月30日 | ブログ
リアルインパクトが海外GIを勝って、
改めて思うことは騎手と厩舎の大切さ。
そしてこの二つのファクターは、
それぞれが独立しているものではなく、
互いに深く結びついている。
いや正確にいうなら、
厩舎というファクターが騎手を内包している。

鞍上がマクドナルド騎手でなかったら勝てていなかった。
あの騎乗だからこそ勝てたと断言できるし、
あれだけの騎乗ができる騎手は、
あのレースにおいては他にいなかっただろうと思う。

オルフェーヴルが凱旋門賞に挑戦すると決まったとき、
全く無関係の僕はやっぱり日本人騎手で、
できれば池添騎手で行ってほしいと思っていた。
それがスミヨン騎手に乗り変わることになって残念に思ったものだが、
それは出資していない者の勝手な思いだった。

いま海外でリアルインパクトが走ることになって、
やはり海外のレースはそのコースをよく知っている
海外の騎手にお願いしたいと思った。
全く身勝手な話だと思うが、
やっぱり出資者としては勝つことを最優先したいと思った。
当時オルフェーヴルの出資者も
同じ思いの人が多かったのではないかと推察する。

そしてそんな騎手を手配するのが調教師である。
今回のリアルでいえば堀厩舎である。
まあ海外なのでどういう経緯でそうなったのか知らないし、
もしかしたら厩舎の手配じゃなかったのかもしれないが、
少なくとも国内のレースにおいて騎手を手配するのは厩舎であり、
ここで変なこだわり・しがらみをもって
一流でない騎手を使い続ける調教師もいて、
出資者はいい加減うんざりするのである。

もうすぐ新しい募集が始まる。
このブログを読んでくれている人の中には、
最近一口を始めたという人も多いだろう。
そういう人たちには、
それらのこと、つまり厩舎と騎手の関係であるが、
それもしっかりと考えながら馬選びをしたほうがいいと、
声を大にして言いたいと思う。

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