たっきーブログ

遊び心満載の「時遊人」、さてきょうは...

「癌から奇跡の復活!・第一章⑤」

2013年12月20日 | 健康・病気

たっきーです。

★癌から奇跡の復活!・第一章⑤」

<逆進化から真の進化への考動>

治療と副作用について

入院して6日目。
この時点での体重は59.1キロで特段問題なし。

朝の耳鼻咽喉科部長の診察で、先生から「今日からの治療、頑張ろう」の励ましのコメントをもらいました。
この一言が「よ~し、負けないぞ」と大きな力添えになりました。

また、これから飲み続けるたくさんの薬などについて、薬剤師さんからも細かい説明を受けていざ第1回目の放射線治療へ。

看護師さんに連れられエレベーターで地下1階の治療室へ行ってみると、
先日計測して作ってもらった私専用のマスクが出来あがっていました。

なんだか剣道かフェンシングのお面のようです。
自分の顔のかたちに浮き上がっているのが何ともいえない感じです。
そして、いよいよ本番の放射線治療開始。

治療室の中にある大きな機械の治療台に上向きに寝て、
マスクを着けてがっちり顔面をを固定されました。
放射線が余分なところに当たらないように、両手首もゴムひもでくくり
足台にくっつけて足を延ばして両肩を下げます。

ものすごく不自然で窮屈ですが、理にかなっています。

しかしこれはまさに‘まな板の上の鯉‘ですなあ・・・

全体のセットが終わると担当技師の方は全員室外に出て、
あとはスピーカーからの指示に従って、体を動かさず呼吸するだけです。

スピーカーから「始めます!」の声のあとに『ピッ、ピッ、ピッ』という音がしました。
目を閉じているのでこの音がやけに怖さを増長します。
また、ちょっと焦げ臭い匂いがしました。

その間約2分程度だったと思います。

第1回目はこのような感じで無事終わりました。
その時は痛みも何も無かったので「なんだこれ位なら33回も大丈夫だ。」と.思い、
普通に歩いて病室に戻りました。

しかし、午後になると放射線を当てた箇所に少しヒリヒリ感がでてきました。
強い痛みではないものの、この感覚はずっと続きました。

そして、夕方からは化学治療の点滴開始です。

運ばれてきた点滴バッグの大きさにビックリ!
その大きさ30㎝角ほどもあります。

点滴スタンドに架けられたバッグを見るとアセテートリンゲル液・1000ccと書いてあり、
看護師さんに聞くと14時間掛けて投与するとのこと。

注射嫌いとしては見るだけで具合が悪くなりそうです・・・

緊張したせいか、なかなか針を刺す所が定まりません。
結局左手の甲の血管から点滴スタートとなりました。

2011年入院の6日前に、ひろしま平和マラソンの5キロコースに参加し
完走していたのですが、皮肉なことに今度は点滴のマラソンです。
嫌になっちゃう!

ひも付き(点滴)となると行動が制限され、不自由だし寝ている間に何か起きるのではなど、いろいろなことを心配しましたが、完全看護なので大丈夫。
良くなるためには「我慢も必要!」ということですかね!

これにて、2つの治療のスタートとなり肉体的に”病人”と観念!?したのです。

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