本を読むイメージに最適なのは、サンパウロ的視点では、どうやらジャポネース(日本、日系人)らしい↓
確かに、一般的なブラジルの人々はあまり熱心に本を読まないと感じる日本人は多い。
それでも、最近の学校では幼稚園くらいから本を読む日を取り入れたりしている。豊かさと本を読むという行為は多少比例するかもしれず、それだけブラジルが豊かになっているという事かもしれない。
サンパウロ市内の公共図書館の案内地図の表の写真に、ジャポネースの少年が本を読む写真が採用されていた。警備員のお兄さんが後ろから突然声をかけてきて、「君の息子かい?」と真顔で尋ねてきた。なんだかんだ言っても、東洋人はみんな同じような顔に見られるらしい。
サンパウロ市内には人が暮らす所、ほとんどの地区に一カ所は公共図書館があることを初めて地図で知ることになり、結構かなりの数に上る。古ぼけた施設だと思っていた図書館が、実は由緒ある図書館であることも判明。日本を想像してしまうと、まだまだ充実度に発展の余地があるのが良いところでもあり悪いところでもある。