イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

GENE[ゲーン](20) エルネスト・ヤーゴ・レイダー公爵

2007年06月21日 02時32分00秒 | 小説
 《GENE[ゲーン]》シリーズで、眼光鋭き灰色の瞳も麗しいエルネスト・ヤーゴ・レイダー公爵は、二形(両性具有)の主人公イリ・イン・ラーチョオ(当時13歳)性奴として身請け《千本針の城》に連れ帰りました。そして、“破瓜の痛み”による“初夜”に始まる毎日の夜伽の奉仕&夜のレッスンによる調教と共にロッサ最高の教育を施し、《理想の愛妾》にすべく養育したレイダー公は、己の思惑以上に素晴らしい《第一位の愛妾》に成長したイリを深く強く愛してしまいます!しかし、退廃に病んだ心は虚無の沼の底に沈んだままでありながら、黄泉路へ伴うことも出来ぬほどに愛しすぎたがゆえにイリを生き永らえさえ、己は《千本針の城》と共に滅びました。

 TVアニメ『吟遊黙示録マイネリーベ』&『吟遊黙示録マイネリーベ wieder』ローゼンシュトルツ学園の校長バルトローメーウス髭と共に特徴となっている縦ロールを見て思いました。『クリスタル☆ドラゴン』主人公アリアンロッド&TVアニメ『少女革命ウテナ』生徒会の紅一点の有栖川樹璃(CV=三石琴乃)のような総縦ロールにと、文化文明の誉れ高き《ロッサ共和国》そのものであるレイダー公爵閣下には、その素晴らしい黒髪セットして欲しい。

 縦ロールの太さTVアニメ『ベルサイユのばら』“嫁して三年、子無きは去れ!”という陰口に苦しんで漸く[第1子の長女マリー・テレーズ、第2子の長男ルイ・ジョゼフ、兄の死後に王太子となる第3子(末っ子)の次男ルイ・シャルル]という3人の子を得て以降“悲劇の王妃”マリー・アントワネットのような縦ロールの太さが素敵ですね。


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