私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






このブログでも散々、煽るように書いておりますが、
私立校・中高一貫校生は、毎年度、基本的に、
始業時において、『新学年、新学期を甘く見積もる』
のは止めておくことをオススメします。


ゆとり教育時代、そしてそこからの脱却時代までは、
『そうは言っても』毎年“そう”変わらない、
結局、最後の最後、学校は、先生は、学生の皆さんに
『進級・進学・卒業』“してもらいたい”
“させてあげたい”と、温情・忖度によって、
押し上げるような形で、高校・大学へと
進学していく方もおりました。


ただ、昨今は、そうして押し上げ進学された方の多くが、
結局、その後に悲劇・不幸・地獄を見ることが
多くなってしまい、高校・大学へと進学することが
後悔の始まりになっているように思えます。


授業の進度が早く、内容も高度で難しく、さらには
宿題やテストなどの審査・評価も厳しい
私立校・中高一貫校において、『学び直し』する
時間は限られている上に、基礎学力が抜けていけば
いくほど、その『量』と『質』は、受験勉強並みに
厳しいものとなっていきます。


そんな中、文武両道の推し進めから、多くの方が、
時間を奪われ続け、期限が迫られるように
なっています。


学生時代は、どんなに濃密に過ごしたとしても、
『現役』にこだわられるのであれば、中高6年間、
大学4年間という『有限の時間・期間“内”』で、
有限の『機会』において、『結果』を
出さなければ、『結果を出せなかった』という
『記録』が残ることになります。


そして、その“変えることが出来ない”『記録』で、
進級・進学の合否が決まる私立校・中高一貫校では、
いつか、どこかのタイミングで、『物理的』『数字的』に
進級・進学出来ないことが決まってしまうことに
なります。


逆に言えば、進級・進学出来ることが、
早めに決まることもありますが、
一部の方を除いて、多くの方は、
この『時間・期間“内”』『有限の機会』に
悩まされ、苦しめられます。


通っている私立校・中高一貫校での、
進級・進学など関係なく、最終的に、
『受験』で、高校・大学へと進学していく、
そして、仮に、留年しても、浪人になっても、
卒業さえ出来れば良いというのであれば、
上記したことは、『思い出』の一つですから、
それほど気にされる必要はありません。


しかし、『現役』で、『国内』で、
『理想』とした進路を得たい、あるいは、
『最低限』でも、通っている学校で、
“楽に”“受験無く”進級・進学
していきたいとなると、
上記の条件をクリアしない限り、
その『権利』は与えられません。


私立校・中高一貫校に入学した、させた、
そして、進級・進学出来た、その実力、実績が
あると思って、『今まで通り』で大丈夫と
思っていると、年度ごとに変わる、変わってくる
私立校・中高一貫校に対応出来なくなることが
あります。


昨今の私立校・中高一貫校の動向を見ていると、
各年度で、素晴らしい実績を出していると同時に、
更なる高みを目指すかのように、要求するもの、
レベルが、徐々に高まってきているように思えます。


一番わかりやすいのが、英語教育ですが、
今や、どの私立校・中高一貫校でも、
異常なほどの力の入れようで、週に十数時間の
授業は当たり前で、スピーチコンテストや、
英検などの資格取得なども、義務付けられています。


主要科目に関しても、プリントや宿題の量も増えて、
授業の進度も早くなっていき、内容も濃く、深くと
なっています。


特に、最終的に(受験などでも)専門科目となる
社会・理科科目に関しては、中学時代から
高校で習うほどの詳細な専門知識を
習っていたりしますので、ついていけない方に
とっては、数学同様に『宇宙語』のように
思えてくることでしょう。


しかし、皮肉なことに、こうした『充実』した
教育環境において、『出来る方』『やれる方』は
その実力、学力を大いに伸ばし、輝かしい進路、
未来・将来を手にしていくために、各校が、
その『実績』をもって、さらなる向上をと
なってきています。


それだけが原因というつもりはありませんが、
その影響も少なからずあって、『落ちこぼれる方』が、
救いようがないほどに、落ち込んでいくように
なってきています。


“たかだか”学校の勉強、テスト“ごとき”で、
大げさなと思われるかもしれませんが、
文武両道、つまり部活動などで時間を奪われ、
さらには、簡単に、勉強から逃避できるツール、
スマホを四六時中持っていて、勉強に集中するのは、
困難だと言えます。


これもまた、“どちらも出来ている”、両立している、
自制出来ている方もおりますので、一概に、
『ソレ』が原因・理由だとは言いませんが、
いずれにしても、『物理的に』時間を奪っている
ことは事実だと思います。


それも、学生時代、学校生活、授業中の、
『有限の時間・期間“内”』で、その時間を
使っています。


こういったことを考えて、じゃあどうしていくかを、
どういう『結果』になったら、どのタイミングで、
どう対応していくか、軌道修正していくか、
“考えず”に、学年を、学期を迎えてしまい、
気付いたら、5回目の学期、8回目の定期テストの
結果が“積み重ねて”しまい、それが、進級・進学要綱、
基準にどう影響してくるのか、さらには、
それまでの抜け落とした基礎学力が、
高校・大学での進級・進学にどう
関わってくるのか、予想できない、
想像できない方が、多分にもれず、
私立校・中高一貫校の悲劇を
迎えることになります。


各学年の始業時、特に、高校・大学に入学時においては、
思い描く理想、夢や希望に燃えて、生まれ変わったと
錯覚して、“何も考えずに”“今まで通り”を
続けられる方が多いですが、『意識した』『思った』
『願った』だけでは、何も変わらないことになります。


そうして、方針が、手法・やり方が、審査・評価の基準が、
教科・先生そのものが、具体的に、『変わった』学校、
学年の勉強についていけなくなると、
追い込まれていくことになります。


学校が始業する前に、このことに気付き、意識をして、
始業してからは、ちょっとした変化や厳しさを
敏感に感じ取って、一学期から、好成績を、
高得点を納めるように、動き出しておくことを
オススメします。



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