私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






今回の事態に、多くの方が不安に包まれているとは
思いますが、教育界では元々2020年度から
改革が進められることになっていました。


それが今回の未曽有の事態と重なったことは、
悲劇だとは思いますが、社会や経済などに
比べて、比較的『平等性』『公平性』が
保たれている学校教育、学問の世界においては、
やったもの勝ち、やらないもの負けとなることが
加速することが予想されます。


必ずしも、教育を受ける条件、環境が
一律、一様とは限りませんが、以前にも
書いたように、学業、学問の体系は、
システムは、一つ一つのことを、
『出来る、出来た』ことが前提に、
より高度な知識を学んでいくように
なっています。


つまり、『やらない』は論外となりますが、
(能力的に、精神的に)『やれない』
『出来ない』で、修学すべき知識を
習得せずに、先に進むことができず、
その『やれない』『出来ない』が、
壁となって立ちふさがることになります。


四則計算が出来ない、アルファベットがわからないで、
中学で習う知識、勉強技術は身につけられず、
方程式が出来ない、Be動詞と一般動詞の区別が
わからないとなれば、高校以降の勉強、授業に
ついていけるわけがないということが、
明確に示されています。


すでにその状況・状態で、中学生、高校生に
“なって”しまった方は、いずれ、どこかの
タイミングで、『学び直し』を行わない限り、
高校・大学での進級・進学・卒業は、
厳しいものとなります。


かつての私立校・中高一貫校生は、
その学び直しが比較的素早く対応でき、
仮に通っている学校での難しい勉強、授業に
ついていけずに落ちこぼれたとしても、
レベル・偏差値を下げた学校で、
ゆっくり自分のペースで学び直せれば、
高校・大学での返り咲きが出来る方が
多かったです。


しかし、昨今の私立校・中高一貫校において、
落ちこぼれてしまうと、基礎学力を大きく多く失い、
学び直しの時間と量が追い込まれてしまった
状態までになってから、学校を追い出されることになり、
その後、学業、勉学の道への復帰が困難になって
しまうことが増えてきています。


基礎学力無く、高校・大学の授業、勉強をすることの
苦しさ、難しさ、というよりも、不可能さは、
進級・進学出来なかった方がよくわかっている
ことだと思いますが、それに気づいた時に、
残りの現役の学生時代、期間・時間が、
絶望的にまで追い込まれてしまっている
ことでしょう。


昨年度までにおいても、徐々にその厳しさ、難しさ、
不可能さが出てきていたと思いますが、今年度以降は、
それが如実、顕著になってくることが予想されます。


失礼ながら、学生の皆さん、そして親御さんの中にも、
今回の未曽有の事態を『原因・理由』として、
今後、子供達に起きうる悲劇(進路不振、学力低下)を
許されるもの、同情されるものと、少なからず
考えられている、思われているかと思われます。


ですが、昨今の文武両道の推進の結果からも
わかるように、『そうはいっても』出来る人は
出来ている、やっている人はやっている、
その『結果』を出していることから、
『平等性』『公平性』の観点から、
そして、何よりも、学業、学問の体系、システム上、
『出来ない』方を、押し上げてまで、
救ってあげることが、最適、最善かという話に
なってくると思います。


そうなった時、教育格差は、かなり進行することに
なると思われます。


厳しいように感じられるかもしれませんが、
今回のような未曽有の事態においても、
(勉強を)やっている方はやっていますし、
出来る方は、さほど影響を受けずに、
淡々と、学業、学問の体系通り、知識を、
勉強技術を身につけていきます。


そういう意味では、この機に、そういった方々に
追いつけ、追い越せと頑張った方は、その頭角を表し、
高い評価を受けることが出来る機会となったとも
言えます。


先行きが見えない不安の中、そこまでを考えて、
勉強しましょうといったところで念仏だとは
思いますが、単位制絶対評価で、成績の結果次第で、
進路、未来・将来を、選択肢を変えられることが
出来る私立校・中高一貫校生は、少し考えておくと、
今後において、より有利に進路・人生を選択できると
思います。


この機によく考えてみておくことをオススメします。



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
  ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
  ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛


立教専門塾池袋栄冠ゼミ


公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ


自習空間シリウス(時間制自習室)


【住所】
東京都豊島区南池袋3-18-39
久保田ビル 202号室(地図


【TEL・FAX】
03-6687-2343

 

【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□

 私立校・中高一貫校生の各学年ごとの
 勉強の仕方を電子書籍で提案!
 試し読み・ご購入は以下のサイトで
 ご確認下さい。






□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 



コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


   記事一覧画像一覧読者一覧フォトチャンネル一覧