2020年3月2日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

自宅学習・待機時の対応で進路が変わる

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2020-03-02 12:05:47

私立校・中高一貫校生　学年末テストの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、330円(税込)　私立校・中高一貫校生の学年末テストの勉強の仕方を紹介

私立校・中高一貫校であれば、
『前倒し』で春休みの宿題などを
出されている、あるいはこれから、
郵送されるかと思います。

基本的には、その宿題、その分量を、
勉強するだけで、問題無いですが、
今回“無くなった”学年末テストで、
挽回するつもりだった、つまり、
一学期・二学期とギリギリの成績、
点数、あるいは赤点、不合格と
なっていた方は、今年度の審査・評価が
どうなるのかわかりませんが、
仮に、進級・進学出来ないという
『最悪』を免れたとしても、
むしろ、『結果を引き延ばされた“不幸”』が
待っている可能性が高くなります。

そうなった場合、考えられるのが、
次年度、次学年、一学期の審査・評価が
厳しいものとなることです。

今回は、未曽有の災厄のために、
『見逃す』形になったかもしれませんが、
次年度、次学年、一学期は、
その『見逃された』＝救われた上での、
審査・評価となりますので、
当然、温情は無くなります。

その上、そういったことを考えられるだけの
『時間』も、『教材』も、与えられているとなれば、
もう、言い逃れは出来なくなることになります。

というよりも、そこまで手厚く救済の手を
差し伸べたのにという感情はもちろん、
これは世間の風潮としても、
決して許さないとなることが
予想されます。

今回の状況・状態で、進級・進学させない、
出来ないとなることは、世間からの風当たりが
強くなることもそうですが、学校・先生側の
『良心』においても、強行することは
出来ないことでしょう。

その反面、ここで許したということは、
『次回』において、厳しく審査・評価を
下すことを、躊躇することなく行えることに
なります。

結局のところ、どちらが生徒、子供達にとって、
良かったことになるか、わかりませんが、
私立校・中高一貫校において、
ギリギリの進級・進学をした方、
あるいは赤点・不合格を不問とされた方は、
今回のことをきっかけに、通っている学校での
進路、進学をよく考えて、転校や受験をも
視野に入れて、動き出さないと、
社会の歴史に残る災厄が、
自分の歴史にも残る災厄として、
記憶だけでなく、『記録』としても
残ってしまうことになります。

この与えられた『救済』、『時間』、
さらには宿題などの『教材』を、
やらない、やる気になれない、
きっかけに出来ないようであれば、
厳しくなっていくであろう来年度、
２０２０年度以降の教育、授業、勉強に
押しつぶされていくことになることが
予想されます。

社会情勢に振り回された就職氷河期時代の
親御さんの子供達が、また、社会情勢に
振り回されるとなることは皮肉なことでは
ありますが、だからこそ、冷静に判断し、
今後の対応を、親御さんも含めて、
よく検討しておくことをオススメします。

生徒の皆さんは、休みになってラッキー、
親御さんは、負担が増えて大変と、
それだけを短絡的に考えて、
将来・未来を大局的に考えられないと、
私立校・中高一貫校での今後の対応に
遅れを取るどころか、『ここ』が、
ターニングポイントだったと、
なるかもしれませんので、
気を付けて下さい。

社会情勢に振り回される苦労、つらさは、
親御さん世代の方なら、よくご存じだと思います。

“そんなこと”で、子供達の未来・将来が
大きく変わることのないように、
よく考えておくことをオススメします。