2014年9月3日のブログ記事一覧-私立校・中高一貫校生専門アルファ

宿題の提出は？

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2014-09-03 12:30:00

私立校・中高一貫校生　二学期から始める勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の二学期から始める勉強の仕方を紹介

先生が（改めて、強く）言ってくれなかったから、ついうっかり忘れてしまいました。
いや、やってはあります、家に、机に置いてきただけです。
今日が提出日だったのか、忘れてた。明日必ず持ってきますので、待ってください。

実に、様々な言い訳を、塾でも言っている子供達を見ていると、
学校では、先生は、どんな言い訳を、どれほど聞いているのだろうかと思います。

宿題を（提出期限までに）やった・やらないもそうですが、最近は、
提出できたかできなかったかの話題になります。

昔も少なからずいましたが、昨今非常に多いのが、やった（と言っている）にも関わらず、
提出日に、“持って行き忘れた”“友達と遊んでいて提出するタイミングを逃した”
“ついうっかり提出することを忘れて出し忘れた”などと、
自分の努力、苦労を、自ら捨てるような方が増えてきています。

自分の努力、苦労の形・結果には、あまりこだわらないということなのかもしれませんが、
それは確実に損しています。

損というのは、全くやってこない・やらない方と同列に扱われるということです。

まがいなりにも、自分的、自分なりでも、努力した、苦労した、形を残した、結果を出したので
あれば、それはきちんと人の目に触れてもらうべきです。

そういった意味で、昨今は自分の努力や苦労を、大したものではないと考えているように
思えますがいかがでしょうか。

確かに、上を見てみれば、もうこれ以上は物理的に無理だろうというレベルの努力・苦労がありますが、
だからといって、自分の努力や苦労が、『何もしなかった』方と同じだと考える、
そういう扱いを受けても何もしない・思わないのは、極端すぎると思います。

特に、本当にやった、形を残した、結果を出したのであれば、それはどんな形・結果であれ、
提出して、評価を受けるべきだと思います。

悪いものを出したら、マイナスにするというのであれば、『出さない』というのも、
一つの手だと思いますが、何度か書いてきている通り、基本的に、
学校の、夏休みの「宿題」は「出さない」とマイナス、あるいは点数がつかないものとなります。

最近、提出期限に提出物を出さない、忘れる方が特に多いのですが、これは、このことは、
テストで悪い点数を取るよりも、成績が悪いよりも、『悪い』ことです、最悪といっても
いいでしょう。

それは、今後も、そして社会に出てからもそうですが、「提出期限までに提出物を出す」というのは、
仕事でも何でも、最低限のルールであり、マナーであり、評価です。

芸術家の大家を気取って、格好つけているつもり、
あるいは本当についうっかり忘れてしまうのかもしれませんが、
その言動・姿勢・態度は、学生時代に直しておかないと、社会に出て、
信用を無くすことになります。

学生時代は、宿題を出すことには、やるやらない以上のこだわりを持って、
必ず提出することを、意識することを、強くオススメします。

そうしなければ、将来・未来において、ここぞという時に、人生の転機において、
とんでもないことをやらかす失敗をしてしまいます。

まがいなり、自分的、自分なりにも、宿題を“やった”のであれば、その宿題を、
『提出し忘れる』ということのないようにして下さい。

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