[ とあるペットフード会社の企画会議 ]
社長:「今回は社運を賭けた新企画を検討したい」
「我が社の赤字挽回のためには画期的なペットフードの開発が急務なのだ」
開発部長:「本日はうちのホープがプレゼンいたします」
ホープ:「世の中にない新しいペットフードを考えました」
「まずはコレです」
ハイテンション ワンちゃん
ホープ:「興奮剤が100%配合されているので、これを食べたワンちゃんは大はしゃぎ」
「夜も寝ません」
社長:「ペットフードというより、興奮剤そのものということだな」
営業部長:「だめだろ」
ホープ「それでは、次の企画です」
ワンちゃん きれいきれい
社長「おー、よさそうだな」
ホープ:「食べるとペットの体に住むノミとダニが全滅し、ワンちゃんも即死します」
社長:「それはまずいだろ」
営業部長:「だめだろ」
ホープ:「では商品名を変えて…」
食べてバイバイ
社長:「もっとだめだろ!」
営業部長:「だめだろ!」
ホープ:「天国へまっしぐら」
社長:「そんなキャッチコピー使えるか!!」
営業部長:「か!!」
ホープ:「分かりました。ではとっておきを。これならいけます!」
ハイテンション de バイバイ
ホープ:「ワンちゃんが大はしゃぎした後、天国へ旅立ちます」
社長:「なんて安易なんだ」
営業部長:「だ」
窓際課長: 「かっかそーよー!」
社長:「な、なんだ突然」
窓際課長:「隔靴掻痒です」
社長:「ん!?」
窓際課長:「社長が水虫になったとしましょう。いや、なってください。
そのとき、靴の上から足を掻いてもダメなんです。
水虫そのものを治療することを考えなくてはならないのです!!」
社長:「誰か、ほかに意見はないか」
窓際課長:「ですから水虫を…」
開発部長:「うるさい!」
営業部長:「さい!」
ホープ:「シッ」
窓際課長: 「しめんそか!」
(四面楚歌)
ホープ:「あ、そっかあー、ネコちゃんにすればよかった…」
社長:「猫でも同じだ!!」
営業部長:「!!」
社長:「むー、こんな企画しか出てこないようでは、我が社に明日はない。倒産の危機だ」
窓際課長: 「ぜったいぜつめい!」
(絶体絶命)
(了)
社長:「今回は社運を賭けた新企画を検討したい」
「我が社の赤字挽回のためには画期的なペットフードの開発が急務なのだ」
開発部長:「本日はうちのホープがプレゼンいたします」
ホープ:「世の中にない新しいペットフードを考えました」
「まずはコレです」
ハイテンション ワンちゃん
ホープ:「興奮剤が100%配合されているので、これを食べたワンちゃんは大はしゃぎ」
「夜も寝ません」
社長:「ペットフードというより、興奮剤そのものということだな」
営業部長:「だめだろ」
ホープ「それでは、次の企画です」
ワンちゃん きれいきれい
社長「おー、よさそうだな」
ホープ:「食べるとペットの体に住むノミとダニが全滅し、ワンちゃんも即死します」
社長:「それはまずいだろ」
営業部長:「だめだろ」
ホープ:「では商品名を変えて…」
食べてバイバイ
社長:「もっとだめだろ!」
営業部長:「だめだろ!」
ホープ:「天国へまっしぐら」
社長:「そんなキャッチコピー使えるか!!」
営業部長:「か!!」
ホープ:「分かりました。ではとっておきを。これならいけます!」
ハイテンション de バイバイ
ホープ:「ワンちゃんが大はしゃぎした後、天国へ旅立ちます」
社長:「なんて安易なんだ」
営業部長:「だ」
窓際課長: 「かっかそーよー!」
社長:「な、なんだ突然」
窓際課長:「隔靴掻痒です」
社長:「ん!?」
窓際課長:「社長が水虫になったとしましょう。いや、なってください。
そのとき、靴の上から足を掻いてもダメなんです。
水虫そのものを治療することを考えなくてはならないのです!!」
社長:「誰か、ほかに意見はないか」
窓際課長:「ですから水虫を…」
開発部長:「うるさい!」
営業部長:「さい!」
ホープ:「シッ」
窓際課長: 「しめんそか!」
(四面楚歌)
ホープ:「あ、そっかあー、ネコちゃんにすればよかった…」
社長:「猫でも同じだ!!」
営業部長:「!!」
社長:「むー、こんな企画しか出てこないようでは、我が社に明日はない。倒産の危機だ」
窓際課長: 「ぜったいぜつめい!」
(絶体絶命)
(了)