ロシアの部分的動員令発効が国内で大きな騒ぎになっているようだ。
つい先だってプーチン大統領はいわゆる「総動員令」を否定していたが今では「やっぱりそうだったのか」という感じである。
それに「部分的」と言っても100万人という数字は半端ではない。
報道で見る限り全国各地で反戦デモが勃発し政府はその収束に躍起の状態だ。
それ以外に地方議会で反プーチンの動きが出てきているほか兵役を逃れるため国外に脱出する若者も後を絶たないという。
それにこんな状態で何とか動員対象者を戦場に送ったとしても彼らの士気の保持が気がかりである。
もしも「面従腹背」なんてことが起きれば戦闘部隊は内部崩壊する。
いよいよプーチン大統領は追い詰められた。
「窮鼠猫を噛む」というようなことがなければいいが、と思うのみである。