マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

ロシアの「部分的動員令」発効に思う

2022-09-24 10:49:36 | 国際政治

ロシアの部分的動員令発効が国内で大きな騒ぎになっているようだ。

つい先だってプーチン大統領はいわゆる「総動員令」を否定していたが今では「やっぱりそうだったのか」という感じである。

それに「部分的」と言っても100万人という数字は半端ではない。

報道で見る限り全国各地で反戦デモが勃発し政府はその収束に躍起の状態だ。

それ以外に地方議会で反プーチンの動きが出てきているほか兵役を逃れるため国外に脱出する若者も後を絶たないという。

それにこんな状態で何とか動員対象者を戦場に送ったとしても彼らの士気の保持が気がかりである。

もしも「面従腹背」なんてことが起きれば戦闘部隊は内部崩壊する。

いよいよプーチン大統領は追い詰められた。

「窮鼠猫を噛む」というようなことがなければいいが、と思うのみである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立憲民主党代表の経済再生相辞任要求に思う

2022-09-23 09:34:56 | 政治

先日立憲民主党の代表が記者会見で旧統一教会との関わりで疑念を持たれている経済再生相の辞任を要求していた。

正直言って「どうかねぇ?」という感じで聞いていた。

というのも経済再生相のこのところの対応には世間もあきれ返っているのだ。

別に野党の代表が声を挙げなくとも経済再生相は自滅するのではないか。

代表は併せて首相の任命責任にも言及しているが首相はもう十分認識し対応に苦慮しているはずである。

こんな時にワザワザ声を挙げても下手に政権のアラ探しと揶揄されるだけだ。

仮に当該大臣の辞任や更迭があっても決して野党のお手柄ということにはならないだろう。

ここは黙って見ている、あるいはサラッと触れるだけで十分だ。

孫氏の兵法にも戦わずして勝つことが最高の戦い方だと教えている。

日本にも「無手勝流」という言葉がある。

下手に動かない方がいいのでは?

野党に対しては例の「影の内閣」とやらで具体的な成果を出して欲しいと願っている。

「影の内閣」の閣僚はキチンと所管する省庁のビジョンを打ち出せるんだろうねぇ?

多くの国民が「今度こそ(あるいはもう一度、ダメな自民党に代わって)まともな野党に政権を託してみよう」と思えるようなアウトプットを熱望しているが期待していいかな?

それに比べれば一閣僚の辞任要求など実に些末なことだ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大相撲の戦国時代に思う

2022-09-22 13:53:58 | スポーツ

大相撲秋場所が昨日11日目を終えたが大変なことになっている。

何と役力士がほぼ全滅なのである。

優勝レースのトップは10勝(1敗)の平幕玉鷲、9勝は2人だが共に平幕の北勝富士、錦富士で三役以上の役力士は出てこない。

大相撲の顔と言うべき横綱照ノ富士は5勝5敗で休場に入り、3大関のうちは1人はカド番負け越しで大関陥落決定、あと1人が2勝9敗で来場所はカド番だというから相撲協会も頭が痛いかもしれない。

しかしモノは考えようである。

多くの平幕力士にチャンスが生まれている。

横綱白鵬が全盛のころはそうはいかなかった。

角界も今や戦国時代なのだが戦国時代は戦国時代なりの楽しみ方もある。

一体来年の今頃の番付はどんな顔ぶれになっているのだろう。

「下剋上」あり、小兵力士の活躍など意外性も楽しいものだ。

ただちょっと気になるニュースもあった。

幕内復帰を目指す現幕下の朝乃山が今場所十両昇進を決めきれなかったようだ。

早く大関時代の勇姿を見せてもらいものである。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

露プーチン大統領の落日に思う

2022-09-21 09:17:35 | 政治

先日ロシアのプーチン大統領がインドのモディ首相と会談していた時のやり取りが印象に残っている。

モディ首相が昨今のウクライナ情勢を巡り「もう戦争の時代ではない」と率直な意見を述べた。

これについてプーチン大統領は「懸念については承知している。一刻も早く終結させるため全力を尽くす。」と返答したとされるが

これはむしろ(本心ではなく)言わされたと解釈すべきだろう。

数少ない友好国トップへの対応だから無下に取り扱う訳にはいかなかったのだ。

しかし一刻も早く終結なんてどんな解があるのだろう。

全面撤収なんて考えられないし、まさか核兵器の使用なんてもってものほかだ。

プーチン大統領の手の内も限られてきた。

そうそう、ロシアの地方議会がプーチン大統領を批判する声を上げ始めたことも驚きである。

こんなことは過去になかった。

意外とプーチン時代の落日は早くなるのかもしれない。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高層ホテルの宿泊客退避騒動に思う

2022-09-19 09:14:04 | 経済

昨夜仙台で高層ホテル(18階建て)の宿泊客が全員一時避難する騒ぎがあった。

なんでもホテル内で建物のきしむような音と断続的な揺れが感じられrたということだ。

このニュースを聞いてついひと昔前の耐震疑惑事件を想起してしまった。

あの時はたしかどこかの高層マンションがスクラップ&ビルドを迫られたように記憶している。

しかし「きしみ」とか「断続的な揺れ」は感じていなかったように思う。

それを思うともし今回の異常がなにがしかの設計上の手落ちによるものと断定されればこれは大問題になるはずだ。

高層ビルは今や当たり前に普及している。

そしてこの話は文字通り生命と財産に直結する。

もしかしたらこの話は今後大きな社会問題に発展するかもしれないのだ。

むろんこのまま騒動が沈静化していくことを望むのだが・・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする