先日ロシアのプーチン大統領がインドのモディ首相と会談していた時のやり取りが印象に残っている。
モディ首相が昨今のウクライナ情勢を巡り「もう戦争の時代ではない」と率直な意見を述べた。
これについてプーチン大統領は「懸念については承知している。一刻も早く終結させるため全力を尽くす。」と返答したとされるが
これはむしろ(本心ではなく)言わされたと解釈すべきだろう。
数少ない友好国トップへの対応だから無下に取り扱う訳にはいかなかったのだ。
しかし一刻も早く終結なんてどんな解があるのだろう。
全面撤収なんて考えられないし、まさか核兵器の使用なんてもってものほかだ。
プーチン大統領の手の内も限られてきた。
そうそう、ロシアの地方議会がプーチン大統領を批判する声を上げ始めたことも驚きである。
こんなことは過去になかった。
意外とプーチン時代の落日は早くなるのかもしれない。