中国の国家統計局の発表によれば同国の4ー6期の実質国内総生産は前年同期比で僅か0.4%増に留まったとのことだ。
いくら上海などの大都市がコロナに見舞われロックダウンを余儀なくされたとはいえ第2四半期がこの大ブレーキでは年間5.5%の経済成長は絶望的だ。
それにしても中国経済は不安要素が付きまとう。
中国の何処だったか、地方都市の銀行が取付騒ぎを起こし警察が出動、治安に当たる騒動があった。
こんな経済不安があちこちで頻発するようなことがあればもう市民は落ち着いて経済活動に従事している場合ではないねぇ。
そうそう、先日スリランカで大統領が政権を投げ出し国外逃亡した事件があった。
これは中国が一帯一路政策で投資先から収奪を図っている一つの証左ではないかと考えている。
こんな政変劇を見せられれば中国から経済支援を受けている国々は一旦は立ち留まるのではないか。
周辺各国の中国離れが進むようであれば同国の経済成長にも影響を与えるはずだ。
中露関係は今後どんな展開を見せるのだろうか。
中国経済が一時的にせよ停滞するようなことがあれば習体制の行く末に影響を与えるかもしれない。
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