昨日から国会論戦が始まった。
岸田政権には次々に難問が降りかかるが首相はなかなか打たれ強い。
野党からの質問についても否定するでもない、かといって同調するわけでもない、ボクシングでいえば最初からクリンチ状態だ。
なんかドロー、時間切れを待っているようである。(笑)
首相はしばらくの間解散総選挙を封印し昨年を超える賃上げと可処分所得増加に賭けるがこれとて容易でない。
場合によっては来夏の消費減税と再来年度の賃上げを絡ませ長期戦を視野に入れている。
問題はそこまで政権が持つかどうか、・・・・神経戦が続くだろう。
それにしてもよく首相は「脱デフレ」を口にするが未曽有の値上げラッシュとはどうもシンクロしないねぇ。
為替レート放置と超低金利政策維持もよく分からない。
首相の言葉が国民によく伝わらないのは説明努力ではなく考えていることに無理があるのではないかと思ってしまう。
政治に引き返す勇気、時には前言撤回があっていい。