マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

社会運動家バンクシーの果敢な行動力に思う

2023-02-27 09:48:16 | 世相

ウクライナで新しい切手が発売された。

図柄はあのバンクシーが描いたと目される小さな少年が柔道で大の大人を投げ飛ばす風刺画だ。

柔道と言えばロシア大統領のお気に入りのスポーツだから投げ飛ばされる方の大人がロシアやその大統領を暗示していることは疑いがない。

となれば投げ飛ばす方の少年はウクライナの分身だ、うーん、・・・なるほど、なるほど。

ところでこの風刺画はウクライナの首都キーウ近郊の破壊された建物の壁に描かれたものだという。

ということはバンクシーが現地を訪れて製作に励んだということだねぇ。

バンクシーは本当に構想力・行動力を兼ね備えた社会運動家である。

切手は世界中で売り出したらいい。

金銭的な支援のみならず精神的な絆の強化にもつながるものだ。

視覚のもつパワーは絶大だからねぇ。

 

 

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通り魔的殺傷事件の続発に思う

2023-02-26 14:46:59 | 世相

このところ嫌な事件が相次いでいる。

全国各地で通り魔的な殺傷事件が散発していることである。

路上で面識のない人々がナイフで刺されたり、バット類で殴打されたり、手口は様々だが被害者と加害者の接点はおおむね見当たらないのが特徴と言える。

金品などの強奪はないから生活困窮が直接の動機というわけでもなさそうだがそれだけに始末に負えない。

怨恨でもなく金品強奪でもないとしたらよく言われる「ムシャクシャしていたから」が原因なのだろうか。

もしそうだとしたら社会としても同類犯罪の防止は困難だ。

被害者としてはは思い当たる節はないし加害者は前科もない、衝動的な行動とあればどうすればいいのか?

古来、日本は安全な国だと言われてきたが近い将来看板を下ろさざるを得なくなるのではないか。

街頭の防犯カメラもまだまだ増えるのか、・・・嫌な世の中になったねぇ。

警察にももう少し頑張ってもらわなくては。

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岸田政権の経済政策「貯蓄から投資へ」に思う

2022-10-08 20:51:37 | 世相

今や国葬、旧統一教会に加え長男登用問題で四面楚歌ならぬ三面楚歌状態の首相だが氏の経済政策「貯蓄から投資へ」は肯定的に受けとめている。

「投資」と聞くと何やらリスクだけが頭を過る人々が多いかもしれないがほとんど金利がない「貯蓄」こそ今後リスクになっていくかもしれないのだ。

政府は具体的な政策としてNISA(少額投資非課税制度)の抜本的拡充などを考えているので土壌は整いつつある。

金融リテラシーの向上も大事だが要は一歩踏み出してみることだ。

ただ忘れてはいけないことは「すべては自己責任」という厳然たるルールである。

そのために否が応でも勉強は欠かせない。

それこそが個人それぞれの逞しさになろうし日本経済全体の競争力につながるものだ。

「貯蓄から投資へ」は絶え間のない社会変革でもあり巨大な教育プログラムでもある。

 

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大富豪は宇宙とメディアがお好き?

2022-04-27 09:38:21 | 世相
イーロン・マスク氏のツイッター社買収プランが意外に早く決着しそうである。
マスク氏の買収の動きが明らかになった当初はポイズンピルとかで対抗する姿勢を見せたツイッター経営陣だったが一転両者が合意ということだから分からないものだねぇ。
筆者はこのブログで「どちらが勝つにせよ負けた方は新たにツイッター亜流を立ち上げるだろう」と記したところだがこれでその線はなくなっ
一帯何があったんだろうねぇ?
誰が介在したんだろう?
それはそうとしてふと連想したことがあった。
マスク氏はEVという本業のほかにスペースX という宇宙産業と今回ツイッターというメディアを手中にした。
世界の大富豪として双璧をなすアマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏はブルー・オリジンという宇宙産業とワシントン・ポスト社というメディア(いささかオールドだが)をすでに手中にしている。
大富豪って宇宙産業とメディアがお好きなんだねぇ・・・。
筆者も両方好きだがこちらは先立つモノがない。(トホホ)
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かくも長き憂鬱に思う

2022-04-24 12:30:09 | 世相
長引くコロナ禍が収束する前にロシアのウクライナ侵攻が始まり「憂鬱」が社会全体に根雪のように固定してしまったようだ。
全く困ったものだ。
コロナについては相手が会話の通じないウィルスゆえやむを得ない点もあろうがウクライナ侵攻というあのロシアの暴挙については何とかならないのか。
先日もロシア大統領はウクライナ東部の要衝マリウポリの制圧宣言を行っていたがその一方で「ハエ一匹たりとも通さぬよう」と指示を行っていた。
もはやベトナム戦争以来の悲劇だねぇ。
まだまだ長期戦が続くなのかもしれない。
それにしても連日連夜ウクライナの戦況がマスメディアやインターネットでいやというほど流布される。
当節は完全に劇場型戦争の時代になってしまった。
それがまた「憂鬱」の源泉になっているのである。
侵攻という人為的な行動で「憂鬱」になりまた戦況報告や憶測でまた「憂鬱」が増幅される。
自ら望んで情報収集しているとはいえ本当にうっとうしい毎日である。


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