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プベルル酸、記者の追及でようやく認める 小林製薬、遅れる対応 ”死者5人に/プベルル酸の過去のロットの調査はしたのかどうか?の質問がない”

2024-03-30 03:11:22 | 小林製薬紅麹

小林製薬が製造・販売した「紅麹」成分のサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、29日に会見を開いた小林章浩社長ら。しかし、情報を積極的に出さない姿勢が目立ち、青カビから生成される天然化合物「プベルル酸」の存在を認めたのも、記者側からの指摘を受けてのことだった。自主回収の判断が遅れたことに関しても、小林氏は「最善を尽くした」と述べ、全面的な責任を否定した。 

■原因物質 
 「25日にプベルル酸の(原因としての)可能性に気付いた。取り扱ったことのない物質。紅麹の成分と相互作用で悪影響を及ぼした可能性を否定できない」。会見で、同社の梶田恵介・ヘルスケア事業部食品カテゴリー長はこう述べた。 梶田氏は当初会見で、「未知の成分」について「さまざまな(物質の)構造体で仮説を立てているが、腎疾患を引き起こすか不明」と話すにとどめ、具体的な物質名は伏せていた。 しかし、29日に厚生労働省から発表があったことを記者から追及され、プベルル酸の存在を初めて認めた。 

■製造工程 
 「大阪工場」(大阪市)では平成28年にグンゼから事業を引き継いでから紅麹原料を製造し、協力会社でサプリなどの製品をつくっていた。昨年9月以降の製造分に被害が集中していたとされ、同工場内で何らかの「異変」があった可能性がある。 この点について、会見では山下健司・執行役員(製造本部長)は未知の成分が「昨年4~10月の製造分に散らばっている」と説明。グンゼから事業を引き継いで以降、菌株や製造法自体は変わっていないが「品質管理のプロセスは独自に見直していた」とした。 外部から異物が混入した可能性については「衛生管理は定期的に担当者が巡回して確認している」とする一方、「工場内は無菌というわけではなく、カビが存在することはある」と話し、可能性を否定しなかった。 

■自主回収 
 紅麹の健康被害では、今年1月15日に最初の症例報告があったにもかかわらず、自主回収が今月22日までずれ込んだことに批判が上がっている。小林氏は社内のガイドラインでは問題がなかったとの認識を示しつつ、「もっと早く公表していれば(死者を)防げたのではないかという指摘には言葉がない」と述べ、広報対応について「大変問題だった」と話した。 経営責任を問われると「原因究明と再発防止が私たちの責任。リーダーとしてしっかり進めたい」と話すにとどめた。今後、被害者対応や原因究明への姿勢で厳しい目が注がれることになる。(牛島要平、井上浩平、清水更沙)

感想
 自主回収まで2か月以上 小林章浩社長
「因果関係が分からず、社内のガイドラインや医師、弁護士への相談から自主回収に該当しないと判断した」
 医師、弁護士が「回収しなくてよい」とアドバイスしたなら、レベルの低いというか、危機管理のない人になります。
 弁護士と言っても、ジャニーズ事務所の最初の第三者委員会報告、宝塚歌劇団の第三者委員会報告、弁護士がいるのに酷い、レベルの低い報告でした。
 世間の批判を浴びて、態度を180度変更しました。

 プベルル酸が入手できないと、どれだけ入っているかは測定は難しいです。ただ、HPLCのピークが分かっていたのですから、HPLCで分取したはずです。そして構造解析したと思われるので、それを標準にして量を全ロットで調査できるはずです。
 そういった質問がなかったのが残念です。

「紅麹」サプリ被害、死者5人に 時事通信社
小林章浩社長は29日、大阪市内で記者会見し、「社会問題にまで発展していることを深くおわびする」
 「社会問題にまで発展・・・」をお詫びするのではなく、犠牲者をだしていること/公表と回収が遅れたことをお詫びすることではないでしょうか?
 この時点に及んでも小林製薬は隠しているのは問題です。物質が分かれば対処する方法が見つかるかもしれません。
 いまだに小林製薬の態度は問題です。
弁護士がついているのに情けないです。
よっぽど酷い弁護士かもしれません。

 青かび発生していたら培養液に青色が見つかったはずです。
製造段階の異変や普段と違うことがあったかどうかの調査は品質保証でするのですが、やっているはずですが。

プベルル酸 ウイキペディア
1932年にBirkinshawとRaistrickがP. puberulum Bainierから産生されるC8H6O6の化学式を持つ化合物が存在することを報告し、これをプベルル酸と命名した。P. aurantio-virens Biourge、P. johannioli Zaleskiなど複数のアオカビの培地からプベルロン酸(英: puberulonic acid)と同時に得られることが知られている。プベルロン酸は水存在下で100°Cに加熱すると脱炭酸によりプベルル酸となる。
なおプベルロン酸はHeLa細胞に対して細胞障害性があることが報告されている。
プベルロン酸

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