幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「マンガでわかる統合失調症 家族の対応編」マンガ・構成 中村ユキ/原案・監修 高森信子 ”全体を知るにはわかりやすいです”

2024-07-23 10:11:33 | 本の紹介
・全家連が1,500人くらいの当事者の方たちに「家族に希望すること」のアンケートを取ったら、
回答で1番多かったのが
 「もっと私の気持ちをわかってほしい」
2番目が
 「あまり口やかましく指示しないでほしい」
3番目が
 「私を傷つけるような言動をしないでほしい」
だったんです!

・黒田誠一先生 幻聴の起こる4つの原因
①不安
②孤立
③過労
④不眠

・柳田邦男氏
 心病む者は、限りなく人恋しく、人の愛を求めている。
 棘のない平凡で穏やかな会話を求めている
 しかし現実に人に接すると、たとえ友達であっても、過度に気を遣い、緊張し、気楽な会話ができなくなる。
 そして、人づき合いの下手さを痛感して、ますます苦しむことになる。

・「孤立」にはクスリが効かない。だからこそ、「人の力」でなんとか工夫して埋めてほしいのです。

・精神科の病気を治すというのは、健康な部分を広げること。

・ひとくすり「ビタミン・愛」の3つのポイント
①「あなたは私にとって、とても大切な人・宝物だと伝える」
②「生きているだけで立派です」と今の存在をプラスの評価(ありのままでよい)で認める
③「気持ちを理解する」

・相手の気持ちを理解するための「会話の5つのポイント」
①関心表明
②反復確認
③話が具体的なるための質問
④共感の言葉 共感は同意ではない
⑤自分の考え

・お願い上手の5つの流れ
①〇〇さん、お願いがあるんだけど・・・
②(頼む内容)をしてほしいの
③(頼む内容)をしてくれると、私がすごく助かる/嬉しい/安心できる など
④どうかな?(相手の都合をきく)
⑤応じてくれたら、感謝の気持ちを伝える

・「看護の5原則」(ネットで検索したら出て来ず、看護の倫理原則がでてきました)
①具体的に
②断定的に
③繰り返し
④時期を逃さず
⑤余計なことを言わない

・家族が病気になった時 悲嘆から回復までのプロセス
①精神的打撃と麻痺の状態
②否認
③パニック
④怒りと不当惑
⑤敵意と恨み
⑥罪悪感
⑦孤独感と抑うつ感情
⑧精神的混乱と無欲無関心
⑨あきらめから受容へ
⑩新しい希望/ユーモアと笑いの再発見
⑪新しいアイデンティティの誕生

感想
 マンガだと読みやすいです。
絵もあるのでわかりやすいですね。

 「孤立」に薬がない。
あるのは「人薬」なのでしょう。
「人薬」は毒薬にもなるのですが・・・。

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