幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「人生の迷いが消えるアドラー心理学のススメ」向後千春著 "優劣コンプレックス”

2017-11-02 00:05:05 | 本の紹介
・自己欺瞞
 「モチベーションが上がらないからやらない」と考えるのではなく、「行動しないからモチベーションが上がらない」と考える。いろいろな言い訳を付けてやらない。このことをアドラーは自己欺瞞と呼んだ。「自分で自分を騙す」

・不完全な自分を認める
 ・締切が守れない⇒30%守れたらOKとか。
 ・効率よく勧められない⇒50%できていたらOKとか。

・劣等コンプレックスを目的論で捉える
 「学歴や容姿(原因)のせいで私はダメになっている(結果)」
 ⇒「今のダメな自分」を認めてもらいため(目的)「学歴や容姿」を持ち出す(結果)。
 「人間の行動は、本人が気づいていなくても、すべて何らかの目的のために起こされている」と考える。
 「劣等コンプレックスがあるから今の自分が不幸なのだ」⇒「今の自分を不幸にしたいので、劣等コンプレックスを言い訳として使おう」となる。

・感情には目的がある
 「ある感情が私を支配している」(所有の心理学)
 ⇒「感情は私個人が何かをなしとげようとして創り出しているものだと考える」(使用の心理学)と呼ぶ。「自分はなんの目的のためにこの感情を発動したんだろう」振り返ってみることによって、解決策を探し当てることができるかもしれない。「感情があなたを支配しているのではなく、あなたが感情を使っている」

・アルバート・エリス「論理療法」(現在は人生哲学心理療法)

・勇気づけ「ほめたり叱ったりするのではなく勇気づけをする」
1)これまでの過程、できているところ、本人の成長に注目する
2)成功からも失敗からも学ぶことができることを言う
3)良い意図と行動に注目し、その協力と貢献に感謝する

・「優越コンプレックス」
 高圧的な上司、常に上から目線で命令する。これは劣等コンプレックスの裏返し。

・行動分析学の本質は相手の喜びの元を発見すること
 行動分析学は相手の行動を変える方法を教えてくれる。

・アドラー心理学は親自身の考え方と行動を変える。
1)責任と協力
2)勇気と責任と協調
3)自律と調和
 ⇒
1)自分の人生を自分自身で引き受ける能力
2)社会の中で他の人と協力して生きる能力

・共同体に所属することが生きる意味になる
 何らかの集団に所属することなしに生きていくことができない。リタイアする前から、仕事以外の共同体で自分の居場所を作っておくことが大切です。

・誰かが始めなければならない。他の人が協力的ではないとしても、それはあなたには関係がない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。「人生の意味の心理学」より

感想
居場所があるだけで、心が落ち着くのでしょう。

なかなかやる気が起きない時があります。
その時、始めてみると不思議にできる場合があります。

アドラー心理学は知っておくと自分を助けてくれるように思います。

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