幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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ヤオコーに久喜市が開設、「子どもの遊び場」などで事務の不備 30年間借りる契約…消費税や敷金不要と思い込み、2億円の追加発生 市長給与、減額に ”ヤオコー側にも問題はなかったのか?”

2024-10-03 10:23:10 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a6ea305ad671f8424470e5e126db9af394012b9 10/3(木) 10:09配信 埼玉新聞</div>

 埼玉県の久喜市議会は9月定例会最終日の2日、公共施設の整備に伴う敷地の賃借契約で事務執行の不備により約2億2千万円の追加費用を発生させたなどとして、梅田修一市長の給与を11月から3カ月間10%減額する市長提出議案を賛成多数で可決した。酒巻康至副市長の給与も同5%減額される。  
 市によると、市は同市桜田3丁目のスーパー「ヤオコー東鷲宮店」2階に今月24日、「桜田コミュニティセンター」と「屋内型こどもの遊び場」を開設する。その敷地約2100平方メートルを30年間借りる契約で、市側は事前の協議で賃料に消費税が含まれ敷金も不要だと考えていたが、8月の本契約直前になってヤオコー側から賃料の消費税は外税と言われ、敷金も請求されたという。市は追加費用を支払うため急きょ本年度の補正予算を組み、9月定例会で可決された。  
 市は追加費用が発生した原因について「職員の思い込みや確認不足があった」と説明。再発防止策として、複数の職員によるチェックを行うなど指導を徹底するとしている。
 給与減額議案の可決を受け、梅田市長は「市政運営の統括責任者として今回の件を重く受け止め、再発防止に努め、市民の皆さまの信頼回復に向け全力で取り組みたい」とコメントした。

感想
 外税と明確に請求していなかったのでしょうか?
それとも請求していたのに、職員が間違えたのでしょうか?
 今は請求書にきちんと明確にし、かつインボイスも記載しています。
 このあたりどうだったのでしょう?
 ヤオコー側がどうだったかの記載があると良かったです。

住民の個人情報収集し事業者に提供、2審も敗訴の岐阜県警側が上告断念…440万円賠償命令が確定 ”県は責任者を処罰しないのか?”

2024-10-03 09:48:48 | 社会

 岐阜県内での風力発電施設の建設を巡り、県警大垣署が反対派住民の個人情報を収集して事業者に提供したのは違法と認定し、県に情報の一部抹消と計440万円の支払いを命じた名古屋高裁判決について、県警は2日、上告を断念すると発表した。原告も上告しない方針で判決が確定する。2日が上告期限だった。
 県警監察課は「判決を重く受け止めている。上告審で主張を十分に立証することは困難と判断した」とし、「法令に基づき、不偏不党かつ公平中正に職務にまい進する」とコメントした。原告の住民の個人情報は既に抹消したという。
 原告側は「判決の確定を歓迎する。抹消した事実の確認方法などを含め、県警に協議を申し入れる」などとする声明を発表した。
 9月13日の控訴審判決では、県警の情報提供を違法とした1審・岐阜地裁判決に加えて、情報収集も違法とし、収集した個人情報の抹消も命じた。

感想
 違法なことを指示したのは誰でしょうか?
県はきちんと違法な指示をした人を処分する必要があります。

「法令に基づき、不偏不党かつ公平中正に職務にまい進する」
まい進して違法を行ったのです。
こりゃ駄目だ!

一連の裁判で「暇空茜氏に勝訴」 Colaboと弁護団が報告会見 ”暇空茜氏の発言を信じる人も同罪!”

2024-10-03 02:02:22 | 社会
 東京・新宿などで女性支援をおこなっている一般社団法人「Colabo(コラボ)」や代理人弁護士らと、元都知事選候補者でインフルエンサーの「暇空茜」を名乗る男性との間で争われている複数の裁判をめぐり、コラボや代理人弁護士が「勝訴」を報告した。 これらの裁判の判決は、2023年8月から2024年9月にかけて出されたもので、2つの裁判では、暇空氏にそれぞれ110万円と220万円の賠償命令が下された。暇空氏側は現在、この2つの裁判で控訴している。また、別の2つの裁判で判決が確定しているという。 このほかにも、コラボ側は、暇空氏に賛同する立場でブログやSNSで発信している「音無ほむら」と名乗る男性を名誉毀損で訴えており、この裁判で東京地裁は今年9月、音無氏に385万円の賠償命令を下している。 

●東京地裁「意図的に相当程度の精神的苦痛を与えている」 
 コラボやその弁護団、コラボを支持する団体、弁護士らと、暇空氏の裁判では、名誉毀損が争われるケースが多い。 その1つで、暇空氏がブログサイト「note」に「(コラボが)10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月1人65000円ずつ徴収している」と書いたことに対して、コラボが名誉毀損であるとして東京地裁に提訴した裁判がある。 「タコ部屋」や「生活保護不正受給」が事実であるかが争点となり、東京地裁は今年7月、そうした事実が認められる証拠はないと指摘したうえで、コラボの社会的評価の低下を認めて、暇空氏に220万円の賠償命令と投稿の削除を命じた(現在、暇空氏が控訴中)。 また、別の裁判では、暇空氏がコラボの弁護団である神原元弁護士が記者会見で「サイバーハラスメント」「大量のデマ」「女性差別」などと発言したことに対し、名誉毀損であるとして東京地裁に訴えたものがある。 この裁判では、「大量のデマ」といった発言が名誉毀損にあたるかなどが争われたが、東京地裁は2024年9月、暇空氏側の訴えを退けた。判決では、複数の暇空氏側の投稿について事実に反するとし、暇空氏が「コラボ関係者に対し、意図的に相当程度の精神的苦痛を与えている」ことを事実と認めた。 

●「投稿を信じた男性たちによる妨害活動があった」 
 これらの判決を受けて、コラボ側と弁護団は10月2日、都内で記者会見を開いて、一連の裁判について報告した。 神原弁護士は、判決について「だんだんと、裁判所の理解が進んできている。これを社会に広めていきたいと思っている。ここまで獲得した裁判例の積み重ねを今後の戦いに生かしていきたい」と評価した。 また仁藤さんは、暇空氏らの投稿を信じた男性たちによる妨害活動があったと報告。「コラボとつながっている少女たちの個人情報を得ようとしたり、少女たちの命が危険にさらされている」として、次のようにうったえた。 「少女の支援に関わると妨害されるからやめようとなってしまったが、それを払拭するための裁判だった。居場所のない少女たちが置かれている現実をみなさんに知っていただき、多くの関心を寄せていただければと思います」 コラボ側によると、暇空氏を名誉毀損罪で刑事告訴し、書類送検されているという。このほか、音無氏に対しても侮辱罪や迷惑防止条例違反での刑事告訴を検討しているとしている。

感想
 妨害することで利益を得ようとしているのでしょうか。
あるいは、性を売る女性が増えることを願っているのでしょうか。

 この人のYouTubeなどを見ること、信じることは同罪かもしれません。
東京都はコラボへの委託を支給を停止しました。
この対応もおかしいです。

「裁かれる三菱自動車」小林秀之著 ”経営層の判断ミスの続出!”

2024-10-03 01:42:22 | 本の紹介
・1991年、41歳の陽子は、高校を卒業したばかりの紫穂と紫穂の弟を連れて夫のもとを離れ、二人の子どもとともに新しい生活を始めた。紫穂は18歳、弟は14歳だった。もちろん母子3人の生活は決して楽ではなかったが、就職したばかりの紫穂の二人で三人家族の暮らしを支えた。その翌年、陽子は夫との結婚生活に正式に終止符を打った。

・1994年、紫穂は21歳で夫と職場結婚。夫の実家近くの藤沢市内にアパートを借りて新婚生活を始めた。・・・。1997年、紫穂は長男を出産。・・・。2000年には次男が生まれた。

・紫穂の命を奪った事故は、三菱自動車が製造した大型トレーラーの車輪と車軸をつなぐ「ハブ」とよばれる部品に欠陥があったために起きたことが判明する。

・あの事故が起きるはるか以前から同社は、自社製の車に構造上の欠陥があることを認識していたにもかかわらず、それを放置してきたという事実が明らかになっていった。

・1996年、アメリカの同社子会社で、管理職が約300人の女性授業員からセクハラ事件で訴えられている。・・・。この事件は2年後に会社側が総額3400万ドル(約48億6000万円)を原告に支払うことで和解が成立している。

・国内では1997年に、同社が総会屋の経営する「海の家」に「使用料」名目でおよそ1000万円の資金を提供していたことが明らかになり、総会屋に対する利益供与事件として警視庁に摘発されている。

・2000年には、今回の事件にもつながっていく会社のリコール隠しが発覚する。

・「いまは辛いだろうけど、時間が解決してくれる。時間が経てば元気になれるよ。だから頑張って」
 陽子は事故の後、何人もの人からこのような言葉をかけられた。事故で娘を亡くさなければ、自分んも子どもを亡くした人に同じような言葉をかけていただろう。だが、慰めようとしてかけてくれる善意の言葉が、何の慰めにもならないことを陽子は思いしらされた。娘を亡くした悲しみは、時間が経っても消えなかった。むしろ、その悲しみは時の流れとともに、ますます深まっていくような気がする。

・友人からその弁護士を紹介してもらえることになった。それが交通事故の裁判を得意とし、『交通事故とPTSD』という著書をもつ弁護士、青木勝治だった。

・三菱自動車製の欠陥トレーラーのユーザーだったがゆえに事故の当事者となってしまった運転手の生活も、あの忌まわしい事故によって一変してしまっていた。事故当初、三菱自動車が「事故はユーザーの整備不良が原因」だったと主張して、一方的に悪者に仕立て上げられてしまったからである。紫穂に対する加害者であった運転手は、欠陥車を交わされたという意味では被害者でもあった。
 事故直後、運転手の自宅周辺には「人殺し」などと書かれたビラがまかれ、自宅の堀は赤のスプレーで何者かにいたずら書きされた。

・「もう車の運転はしたくない・・・」
 事故当時55歳だった運転手は、長年続けてきた運転手の仕事を辞め、溶接の仕事を始めた。そんな彼をさらなる不運が襲った。慣れない仕事によって左足が低温火傷になり、つま先の左部分を切断することを余儀なくされた。左足をひきずりながら歩くようになってしまったのである。

・被告同士の間でも「事故原因は整備不良ではない」と主張する運転手・有限会社に対し、三尾自自動車は社員の実況検分の結果として「重大な整備不良が判明」したと主張していた。しかし当時、三菱自動車は多数の事故が発生していたことから、すでにハブの欠陥を認識していながら、それを隠していたことが後にに判明する。

・この家宅捜査の結果、実はハブの強度不足により破損事故が続発していたことを知っていたにもかかわらず、三菱自動車はそのことを組織的に隠ぺいしていたという驚くべき事実が判明する。

・こうした事実(一転して構造上の欠陥を認め)を公表し、構造上の欠陥を認めてリコールを届け出るという、これまでの同社からすればドラスティックともいえる方針の転換にはどんな背景があったのか。有力な見方として、ダイムラークライスラー社の意向ということがある。

・2004年1月に実施された二回目の大規模な家宅捜索がきっかけとなり、状況が急展開することになった。ハブのサンプルの三割に亀裂が見つかったという検査結果や、当時三菱自動車の常務だった花輪亮男被告人が社内調査スタッフに欠陥の隠ぺいを指示した文書のデータが、社員の私物のパソコンのなかに残っていることがわかった。この捜索によって、捜査は大きな進展を見せ、この日の七人の逮捕へとつながっていったのである。

・「提示した金額は、今回限りです。今回しか私は代理しません。ここから担当役員に電話してくれませんか」
 しかし、回答はこうだった。
「残念ですが、それは無駄です」
 私の提示した和解金額は青木弁護士の要求額をはるかに下回るものであったにもかかわらず、なぜ、三菱自動車は、ろれすらも払いたくなかったのだろうか。これは推測だが、ここで一歩でも譲ってしまえば、堰を切ったように他からも同じような要求が出てくるかもしれないい、ということを恐れていたのであろう。だが、もしそうだとしたら、三菱は状況を読み違えていた。

・三菱には、企業にとって消費者の信頼が最も大切であるという大局的な見地が欠けていた。おそらく、三菱は官僚的な組織的な体質が強く、そこまで責任をとろうという人がいない面もあるだろう。三菱にとっては和解金の出費など大したことではないはずなのに、「ここは俺が話をまとめる。責任を取る」と言える人がいなかったのだろう。
 あの若い交渉の後、三菱は全国の新聞に全面の謝罪広告を再三にわたって出したりもしていた。増田陽子への損害賠償金を一銭も支払わないのに、何十億円かの巨額のお金を投じて謝罪広告を出し、「隠しごとをしないメーカーになる」「お客様の厳しい声を大切にする自動車メーカー』になる」などと並べてみたところで、世間の目には白々しく映ったに違いない。

・三菱は、とにかく裁判に勝つことだけを考えていた。・・・
 単に裁判で勝つことだけを目的にするのではなく、裁判の外に目を向けて、広い視野から企業にとって何が本当に利益になるのかを考えるのも経営者の大きな役割である。

・最終報告書を読んで読者はどう思われただろうか。この期に及んで、なお三菱自動車が肝心のハブの問題についてさえ、真摯に向き合っていないことに驚かれたのではないだろうか。

感想
 三菱自動車タイヤ脱輪事故は本当に痛ましい事故でした。
そしてその事故は、まともな対応していたら起きない事故でした。

 不正は経営トップの考え方と行動の結果だと思います。
何度も不正を繰り返しています。
三菱自動車は日産自動車の傘下に入りましたが、日産自動車も過去に不正がありました。

 民事裁判の最高裁で550万円の賠償金が確定しました。