幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「40歳を過ぎたら生きるのがラクになった」アルテイシア著 ”自分の芝生に水と肥料を撒く”

2024-10-08 01:05:25 | 本の紹介
・子どもの頃おばさんというと「肝っ玉母さん、鋼のメンタルの持ち主」的なイメージがあったが、いざ自分がおばさんになると、思いのほか繊細で傷つきやすい。

・私の場合、38歳ぐらいで一気にきた。

・これまではすっぴんの時に「肌キレイだね」と褒められたりしたが、今では土気色の顔を見て「どこか悪いの・・・?」と命の心配をされてしまう。

・私も20代の頃は全力投球していたような気もする。仕事帰りに合コンに参加して泥酔してゲロ吐いて道ですっ転んだりしていたが、いまや素面の時でも転ぶし、転んだ時に受け身もとれない。

・政府はチャウシェスク政権かというぐらい産めよ増やせよ言うてくるし、一昔前は「女は結婚出産して家事育児しろ」だったのが「女は結婚出産して家事育児しながら仕事でも活躍してキラキラ輝け」と無理難題をふっかけてくる。
「無茶言うな! お前がやってみろ!」と女たちが挙兵したくなるのも無理はない。

・そもそも過去に執着して若さを妬むのは、現在の自分が満ち足りてないからだろう。
白雪姫の継母もエリザベートも一日中鏡ばかり見ていないで、趣味でも作ればよかったのだ。
 周りの楽しそうに生きているJJ(熟女女子)は、何らかの趣味を持っている。

・私の場合「チンポ、チンコ、統一表記しなくてOK?」といった赤字がよく入り、校正さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになる(ちなみに「ウンコ、うんこ、片仮名に統一?」という赤字もよく入る)。

・恋愛体質の女が「ずっと彼氏がいない」等と発言すると、愛言葉のように「どうせ理想が高いんだろ!」と返されがちだが、彼女らの多くは理想が高いんじゃなく、お腹が減っていないのだと思う。
 お腹ペコペコだとどんな食べ物でも美味しそうに見えるし、たとて冷や飯を出せれても丼でガツガツいきが、お腹が減っていないと魚沼産コシヒカリでも「べつの今食べたくないし」と手が出ないものだ。
 そして食欲が旺盛な人もいれば食の細い人もいるように、性欲にも個人差がある。

・陰毛に関して、若いお嬢さん方に伝えたいのは「VIO脱毛するなら、股白髪が生える前にしておけ」だ。なぜなら、レーザーは白髪に反応しないため脱毛できないから。

・サザエさんのフネさんは52歳、波平さんは54歳、末っ子のワカメは9歳。つまりフネさんは42歳頃までセックスしていたことになる。

・「元KAT-TUNの赤西くんのファンは、赤西くんの自宅の公共料金の振り込み票を郵便受けから盗んで払ってくれてたそうです」と言っていたが、本当だったら犯罪じゃないか。そんな彼女も「押しの水道代や光熱費を払いたい・・・!!」と荒ぶっていた。

・JJになると減るもの、それは新規開拓欲求だ。
 若い頃は新しい場所に出かけて、新しい人と出会い、新しい経験をしてみたかったが、今は新しいことがダルい。食事に行く時も、馴染の友達と馴染の店で馴染のメニューを頼む。

・デヴィ婦人
「若さの秘訣はチャレンジ精神」と語っていた。
 デヴィ先輩は御年78歳にして、空中ブランコ・スカイダイビング・瓦割り・イルカに乗る・・・など、さまざまなことにチャレンジしている。

・アルテイシアの口から陰毛があらわれた!
 とドラクエ風に大騒ぎになった「口から陰毛事件」
他には「ダイヤのピアス事件」もあった。これも20代の頃、ラブホでおセックスとしゃれこむ前に、ダイヤのピアスを外してティッシュでくるんで枕元に置いた。翌朝目覚めると枕元には精液まみれのティッシュの山が。
 ひとつずつニオイを嗅いでアタリを探したが、どうしても片方がみつからなかった。
その時、私は大いなる教訓を得た。
「ピアスはティッシュでくるまない」

・いつも書いているが、私はJJになって楽になった。過去を振り返るたび強く思う。
「あの日に帰りたくない」と。
 ユーミンは泣きながらちぎった写真を手のひらにつなげていたが、私は泣きながらちぎった写真にラー油をかけて、どんど焼きで燃やしいたい。きっと香ばしいにおいがするだろう。

・女子高には「男に選ばれる女が上」というモテヒエラルキーが存在しなかった。
 その後、共学の大学に進んだ私は、売られてゆく子牛のように元気をなくした
「自分は男に値踏みされて格付けされる商品だ」と感じたからだ。

・男性誌から「ヤレる女の見分け方」ワンナイトに持ち込む方法」といった記事の取材オファーを受けることがよくあった。
 私は今も売れてないが、もっと売れてなかった時代も、その手の仕事は全部断ってきた。売れてないのでお金は欲しかったが、それよりも女性読者を裏切らないkとおの方が何億倍も大事だったからだ。
 後日、自分が断った記事をコンビニで立ち読みすると、ナンパ師の男が「酔わせて部屋に連れ米」「酒で判断力を鈍らせろ」などと答えていて、血管が32本くらい切れた。

・子持ちvs.子ナシがウンコを投げ合っていれば、政治の責任者から目をそらさせられる。そんな策略に乗ってはいけない。ウンコを投げる相手を間違ってはならない。
 せっかくひねり出したウンコなのだから、正しい相手にぶつけよう。かつ余剰のウンコを土嚢代わりにして、子持ちと子ナシの溝を埋めよう。

・隣の芝生は青く見えるのは、自分の芝生がバサバサな時である。そんな時は芝生に水や肥料をやって回復を待とう。自慢のウンコでオーガニック肥料を手作りするもよし。

感想
 レーザー脱毛は髪の毛のメラニン色素を破壊することで脱毛しているが、白髪はメラニンがないので、レーザー脱毛はできないことを初めて知りました。
白髪の脱毛は針で毛一本一本脱毛していくそうです。

 女性はこうしないいけないという社会からのプレッシャーが多くあります。
でもそんなことの多くは男性が自分たちの都合で求めていることなのです。
 性に関しても男性からの女性に対する要求なのでしょう。
それに対してアルテイシアさんが自由に発言されていることも支持を得ている一つでしょう。

 政治の世界の女性議員の中には、男性側の発言をし、女性の敵になるような行動をしている人も多いように思いますが、いかがでしょう。

 知らない世界というか、男性が知らない世界ですね。
女性がどういうことで苦しんでいたりするかが少しわかったように思います。

 アルテイシアさんは長い苦しみと闘い、そしてご自分が自分らしく居られるようになったのでしょう。
 社会の目を気にしないことなのですが、なかなかそれができないです。
アルテイシアは逆に大変なことがあったから、そこから学ばれたのだと思います。

 楽しく読める本でした。



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