幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「不倫のリーガル・レッスン」日野いつみ著 ”知っておくことが問題の大きさを知る”

2021-05-29 14:34:34 | 本の紹介
・「婚姻共同生活の平和」を侵害する不倫は、不法行為で慰謝料の対象
・「既婚者が自由意思で配偶者以外の異性と肉体関係を結ぶこと」が不貞行為
・1回限りの不貞行為では裁判離婚は困難
・純愛でも金目当てでも、不倫は不法行為
・「愛人関係契約」は法的に無効だが、支払い済のお手当は返ってこない
・不倫でも長く同居していれば、法律婚並みに保護されることも
・不倫で恐喝されたら、即、警察へ。不倫の暴露は名誉棄損
・職場不倫も社内秩序を乱せば懲戒対象
・不倫に伴う慰謝料の相場は、上昇傾向
・メール・携帯電話は不倫の証拠の宝庫
・不倫は何でも現金払い、領収書は廃棄する
・ファッションや機嫌、体調にも万全の注意を
・不倫相手にするなら、「自立した女」か「マメでお金のある男」
・不倫相手には警告や慰謝料請求で対抗できるが、脅迫や名誉棄損は注意
・家庭裁判所の調停で夫婦関係が修復することもある
・若い女性(財産無い)への慰謝料請求訴訟は、費用倒れの場合が多い
・不倫の事項は最短3年(知ってから)、最長で20年(始まってから)
・調査会社、探偵事務所の利用は慎重に(高額、あるいは相手に気付かれる)
・弁護士選びは、事務所の門構えや“ボス弁”よりも、“イソ弁”との相性が重要
・男女とも不倫は離婚原因の上位
・離婚成立まで、夫婦は互いの生活を経済的に支える義務がある
・協議離婚の際には、親権・財産分与をきっちり話し合った上で届出を
・無断で離婚届を出されることもあるので要注意(離婚届不受理申請)
・協議離婚がだめなら調停、それでもだめなら裁判へ
・有責配偶者(不倫の原因を作った方)からの離婚請求も条件付きで認められる
・親権争いは、母親あるいは子供と同居している親が有利(妻が家を出るなら子供を連れて)
・夫婦で作った借金も財産分与の対象に
・財産分与の金額は、夫婦の共有財産の多寡による
・元不倫相手に慰謝料を請求できるには、例外的なケース
・不倫相手にあげたプレゼントと下心で貸した金は、取り返せない
・不倫相手と別れる時にも、家庭裁判所の調停を利用できる
・つきまとい行為には、ストーカー規制法の利用が効果的
・第三者が離婚を強制する手段はない
・不倫相手との結婚準備は、配偶者との別居から
・婚姻関係のない男女の子供が法律上の父子関係を得るには、男性の認知が必要
・認知してくれない場合は、強制認知という手段もある
・夫以外の男性との子供でも、出生届を出すと戸籍上は夫の嫡出子になる
・父子関係はDNA鑑定で白黒つける
・入籍せずに不倫相手の姓を名乗るためには、家裁への「氏の変更申立て」が必要
・連れ子に関する諸問題は養子縁組で解決
・贈与税も賢く払えば、贈与の証拠
・養育費の支払約束ならば公序良俗に反しない
・遺族年金は、重婚的内縁の妻に残せる場合もある
・不倫相手の遺骨・お墓を手に入れるためには、遺言が必要
・不倫相手と同じお墓に入れるかどうかは、墓所に事前に問い合わせる

感想
浮気と不倫
浮気では離婚は難しいけど、不倫は離婚理由と2位(妻から)/3位(夫から)だそうです。
1位はどちらも性格の不一致です。
好きになると、周りや先のことが見えなくなるのでしょう。
好きになるときっとドーパミンが出て気持ち良くなるのも冷静に判断できなくさせているのかもしれません。
ただ、知識はきちんと持っておくことにこしたことはないです。

「不倫」中野信子著 ”不倫はなくならない!”
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/7a96164668dd3372ba5fce0990db9c4e


「損する結婚 儲かる離婚」藤沢数希著 ”目からうろこ! 結婚は投資物件”
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/e38705e0b9d8d4b7e26add5aabd97416


「浮気人類進化論」 竹内久美子著
動物の行動を観察することにより、人の社会的行動の基本を知るということで、
サルの研究とかされていますが、この本はいろいろな動物の夫婦関係、
オスとメスの関係をまとめたもので、面白かったです。
以下の動物以外にもたくさん紹介されていました。

かまきり;
メスがオスを食べることでよく知られているが、メスは交尾前後関係なく、オスを食べようとする。
オスは食べられないようにそっと後ろから近づいて、メスに背後から乗っかかり交尾する。
オスは頭をメスに切られても身体が動くので、交尾ができる。

トンボ;
トンボのオスは尻尾の先でメスの頭の首根っこを抑えて、メスを捕まえる。そして交尾をする。
あの形で交尾するのはいつでも危険を感じたらメスと一緒に飛べるようにするため。
交尾が終わっても、メスを捕まえたままにしている場合もある。
それはメスが他のオスと交尾するのを防ぐため。つまり自分の遺伝子を残したいから。
カワトンボの一種類には、前のオスが交尾した精子を掻き出すことをやる。
メスは受精してもすぐに卵子と一緒にならずに、精子を蓄えてその後に卵子と精子を一緒にする。

モンシロチョウ;
メスとオスは外観上は区別がつかないが、メスは紫外線を反射しているが、オスは反射しない。
オスからみると紫外線が見えるので、メスだけが目に入ってくる。
モンシロチョウは交尾すると暫くはオスを産卵するまで受け付けない。
オスのチョウは孵化したてのメスのチョウを早く見つけたいので、
日が昇ると朝早くから出かけてメスを探している。朝早く起きるのが自分の遺伝子を残す方法。

ガガンボモドキ;
オスがえさをメスに与えている間に交尾する。メスもえさの大きさによって交尾させるかどうかを判断する。
交尾が始まって5分間は受精しないので、えさが粗末だと、5分間だけえさを食べて、オスを拒否する。
5分間の間に食べるだけ食べて逃げる。えさが交尾できる大きな要素である。
あるオスは大きな立派なえさだと、それでメスと交尾し、充分受精したと思ったら、
メスが食べているそのえさを取上げて、次のメスに向かうものもいる。
同じえさで何度もメスをとっかえひっかえ交尾しようとする。オスとメスが交尾している時に、
そのえさを盗むオスがいる。盗んだえさを別のメスに与えて交尾する。
ただこのように盗む遺伝子が増えるとえさをとる遺伝子が残らなくなり、
困るので盗む遺伝子はある一定に抑えられている。オスとメスは外観がにている。
違いは飛び方で、メスはゆっくりまっすぐに。オスは早く曲がったりして飛ぶ。
オスの中にはメスの飛び方を真似てメスだと思わせて、オスにメスと勘違いさせてえさを貰い、
えさを貰ったらえさを抱えてとんずらする遺伝子をもったものもいる。

ハヌマンラングール;
サルの一種。一夫多妻をとる。一頭のリーダーがメス5~10頭を引き連れている。
しかしこのハーレムも長く続かない。取って替わるオスが出てきたら、メスや娘ども達はそのリーダーに従う。
息子は敗れたリーダー(父親)に従ってハーレムを離れる。
乳のみ子は母親と一緒だが、新しいリーダーは乳飲み子を殺す。
何故なら自分の子どもで無いので、乳飲み子を殺して、メスが早く発情するように仕向ける。

マウンテンゴリラ;
一夫多妻制。2~6頭のメスと子ども達を連れている。オスは10歳になるとハーレムを出て行く。
メスはハーレムに残る。オスはチャンスがあれば他のハーレムのメスを奪う。
メスも奪われたら素直についていく。ゴリラも時に自分の子供でない乳飲み子を殺す場合がある。

チンパンジー;
チンパンジーは挨拶替わりに交尾する。ただし、排卵日が近づくと優位なオスが交尾の主導権を握る。
劣位のオスにもチャンスがあり、気に入ったメスのところに行き、一緒に逃避行する。
ただし群れのテリトリーを越えて他のテリトリーに入るとオスは殺される危険性がある。
チンパンジーの社会でも、自分の子どもでない乳飲み子を殺すことがあり、それを食べることもある。
それは他の群れから来たメスが身ごもっていた場合に出産した場合などに起きる。

ボノボ;
ボノボの社会では子ども殺しはなく、メスの団結力が強い。
チンパンジーは交尾が終わったり、乳が出ている間、つまり乳飲み子を育てている間は発情しない。
一方、ボノボは発情する。しかし、排卵が伴わない、受精しない発情である。
よって発情するのでオスを受け入れる。受け入れることでオスの乳飲み子殺しを防いでいるのではないか。
チンパンジーもボノボも父系社会。チンパンジーでは集団同士が激しく対立するが、ボノボはしない。
メス同士、性皮を合わせる行動をとり、お互いが気持ちよくなる。
この行動を日本チームが発見し“ほかほか”と名づけた。
メスはオスからえさを欲しいために、お尻をオスにだし、マウントさせる。
一度させるとメスは遠慮なく強引にえさをオスから奪い取る。

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