幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「算数の考える力をつけよう 言葉や図で整理する」宮本哲也監修 ”なるほど、算数は考える習慣と力を付けるためのものだったのか”

2022-09-24 11:15:25 | 本の紹介
・算数は「計算する教科」ではなく、「考える教科」なのです。

・何のために勉強するのでしょうか?
幸せになるために勉強するのです。
「幸せって何?」
自分らしく生きることです。
「自分らしい生き方って、どういう生き方?」
それを見つけるために勉強するのです。
だれもあなたにそれを教えることはできません。
自分で見つけるしかありません。
そのためには考えることが何よりも大切で、算数というのは考えることにとても適した教科なんです。

・考えた分だけかしこくなるのです。
たくさん考えて、たくさんかしこくなってください。

・考えてみよう22
ナナさんと、弟のタカシくん、妹のユキさんの3人で、カーレースゲームをします。
ナナさんのお父さんとお母さんは、3人の順位を予想しました。
父:1位はタカシ、2位はナナだね。
母:1位はユキ、2位はタカシだわ。
2人の予想は、どちらも片方だけ当たっていました。
ゲームの順位を1位から3位まで求めましょう。
⇒1位はユキ、2位はナナ、3位はタカシ。

・考えてみよう23
ロバ、イヌ、ネコ、オンドリは、ブレーメンに行く途中の家で、トランプをしました。それぞれの話をもとに、トランプの順位を求めましょう。また、考えた筋道を説明しましょう。
ロバ:4位ではなかった。
イヌ:オンドリに負けた。
ネコ:3位でも4位でもなかった。
オンドリ:ネコに勝った。
⇒オンドリ1位、ネコ2位、ロバ3位、イヌ4位

・考えてみよう25
A,B,C,D,Eの5人の子どもが持久走をしたところ、5人のタイムの関係は下のようになりました。A,B,C,D,Eの5人を、1位から順に並べるとき、その並べ方をすべて考えましょう。
 ・同着はいない。
 ・1位と5位の差は30秒。
 ・CはAより9秒速い。
 ・BとCの差は25秒。
 ・EはDより12秒速い。
⇒C 9秒 A 9秒 E 7秒 B 5秒 D

感想
宮本哲也さんは、子どもたちに考える算数をさせているようです。
宮本算数教室
https://miyamoto-puzzle.com/miyamoto/index.html
より
 『賢くなるパズル』は、宮本哲也氏が開いている宮本算数教室の教材。宮本先生のこの教室は無試験・先着順の入塾ながら、開成・麻布・栄光・筑駒・桜蔭・フェリスなどといった最難関中学校に、近年生徒の80%以上が進学する実績を持っている教室です。入塾申込日には、メールが殺到し、倍率5倍以上になるほどの大人気の教室。『賢くなるパズル』は宮本算数教室の3年生用の教材です。教室に入塾した生徒は最初の1年間ひたすらパズルを解きます。
 宮本算数教室ではパズルを1問解くごとに、1ポイントずつポイントを付与し、そのポイントが250ポイント貯まるごとに昇級していくシステムを取り入れています。パズルという楽しみながら学習できる教材とポイント制度で、子どもの学習意欲や達成感を常に刺激し続けます。1年間このパズルをみっちりとやった生徒たちは4年生、5年生と学年が上がっても、問題を粘り強く考える姿勢が身についているので、どんな教科のどんな問題でも真剣に取り組むことができます。
※開成中学合格率77%(74人合格/96人受験。2012年度合格者実績までの計算)

算数で、”鶴亀算”、”出逢い算”、”植木算”、”水道算”などいろいろああでもないこうでもないと考えました。
確か小3か小4でした。
2問できると、次の2問がもらえます。
そしてそれをやっていきます。
どこまで到達しているかはクラスでグラフに張り出されます。
1位と2位を競っていました。
よく考えたのを覚えています。

小学6年の時、問題集「ロケット式」があり、難しい問題が多く、兄に尋ねたら、代数を使って解いてくれました。便利なものがあるなあと思いました。
兄も代数使わずに解けませんでした。
学校の先生に尋ねても解けなかったです。
それをあれこれ考えたのが算数好きになり、数学が好きになりました。

確か中学の時に、多胡輝頭の体操の本が何冊か出ましたが、それを解くのがとても面白かったです。

中高校の時も数学は難問があると1時間でも2時間でも考えていました。
すぐに答えを見ることはしませんでした。
効率の悪い方法でした。
でのこの考えることが良かったのでしょう。
宮本哲也さんの本を見て、なるほどと思いました。

子どもに、その学科は何のために勉強するかの意味、目的をしっかりと先生が伝えることができると、子どもは興味を持って学ぶのでしょう。

私も算数を考えたおかげで、考えることを学んでいました。
実際試験でもわからない問題を考えている内に解答が見つかることがたびたびありました。
大学1年の数学の試験問題5問ともわかりませんでした。
これは赤点だと思いました。焦りました。
でもあれこれ考えている内に5問ともわかり、優を取りました。
大学院入試の試験でわからない問題をあれこれ考えて解答を見つけました。
これはかなり難問で他の人はほとんど出来なかったようです。
これが解けて、他の人との差がついて何とか合格しました。
試験終わった時、その問題が正解だったか分からなかったので、大学院受験浪人を覚悟しました。
ところが語学、化学が低かったのですが、この問題は物理化学だったのですが、何とか合格者の真ん中に滑り込みました。
研究室の教授も、最初に語学と有機化学の結果がでたので、私は完全に落ちたと思ったそうです。

面接で、「君は専攻が有機化学だね。有機化学は悪いのに、物理化学が特に良いけど、専攻間違いじゃないの?」と言われました。
実は有機化学では、問題に出たある化合物の構造がわからなかったために、私の研究室の受験者3人は皆出来ませんでした。そのため他の研究室の受験生と10点マイナスのハンディを背負っていました。一人はギリギリ合格、もう一人は数点の差で落ちました。
他の研究室の人たちは偶然、その化合物を話し合っていて構造式を知っていました。
構造式さえわかれば、満点の10点が取れる試験でした。
この化合物の構造式が分かっていれば、トップ合格の点数でした。
モルホリンです。
出された問題の運不運で人生が変わりますね。
その物理化学の問題ではなく、差がつかない問題だったら、大学院は不合格でもう1年大学院入学に向けて研究室にいたでしょう。来年度受かるかどうかは保証されていません。
最期まで諦めないという習慣を身に付けたのは大きかったようです。

13個のコインがある。
1個だけ外観は同じで重さの違うものがある。
3回の天秤(左右同じかどうか)操作で、その1個を見つけなさい。

この問題はよく考えました。
下記に問題と回答があります。
自作パズル『計13枚のコインと天秤パズル』
https://mathlog.info/articles/2864


こんな問題も楽しめます。

〇〇〇①①①
3回の操作で
〇①〇①〇①または①〇①〇①〇
にする。
動かす時は隣同士の2個だけを並行移動する
コインの間には隙間がないこと。

例えば、
〇〇〇①①① ⇒ 〇〇  ①①〇①
で1回の操作です。
結構楽しめます。

〇〇〇〇①①①①
だと4回の操作で
〇①〇①〇①〇①
にできます。

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