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「入門 Web3とブロックチェーン」山本康正著 ”新しい技術を知る”

2023-04-06 01:21:21 | 本の紹介
Web3の周辺
 NFT(非代替性トークン)、DAO(分散型自立組織)、DeFi(分散型金融)
      
・Web3の核となるのはただ一つ、ブロックチェーン(分散型台帳技術)    
 ブロックチェーンを活用した次世代のWebの世界。端的に表すならが、これがWeb3と呼ばれる概念でう。
 ブロックチェーンは、過去の記録を確認でき、かつ改竄することが非常に困難なデータベース技術の一種です。      
 同じデータを収めたブロックの連なりを複数の場所で分散管理し、新規に入ってくるデータを参加者同士が暗号などを活用することによって認証する(マイニングする)ことで、買い残が防止できる仕組みになっています。
 単独の管理者による台帳と違って、参加者など指定された人がデータを閲覧・運営できる台帳である、という点がポイントです。      
 ブロックチェーンを理解するためのキーワードは、「脱中央集権化」です。
 ブロックチェーンと聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、暗号資産ではないでしょうか。   
      
・Web1.0           
企業などが発信した情報を一方的に閲覧する                   
 Web2.0           
企業などが提供するサービスを使った、誰もが情報を発信でき、双方向のアクションができる  
 Web3.0
ブロックチェーン技術を使って、分散化されたオンラインエコシステム
           
・管理者不在でお金の回転速度が上昇する「DeFi」  
 ・管理者が不在
 ・実店舗のような存在がなく、すべてオンライン上で、第三者の仲介なしに行われる仕組みのため、金銭のやり取りのタイムラグが短縮され、価値の交換がスピーディーに行えるようになります。      
 例えば、クレジットカードで支払いをすれば、処理から入金までに数週間から1か月程度かかるのが普通でしょう。DeFiであれば、製品やサービスの購入から入金までにかかる時間を短縮できます。
 その反面、何かトラブルが起きても自己責任であり、サポートや補償がないというリスクがあります。
           
・Defiはいわば「ウイキペディアの金融版」
       
・ブロックチェーンの活用法の一つとして注目が集まっている「NFT」Non-Fungible Token
     トークンとは、簡単にいうと「しるし」です。       
 記念硬貨など、代替性が低いがゆえに、500円硬貨が500円異様の価値を持つことがあります。これが参考としてイメージしやすいのではないでしょうか。
     NFTは、すべてのトークンに識別子と呼ばれるものがちているため、代替できないオリジナルトークンとして発行することができます。普通のデジタルデータは区別がつきませんが、NFTであれば、識別子によって、判別ができるのです。      
      
・ウクライナで苦しむ人々を助けるために、ウクライナの市民団体に寄付するための資金を集めることを設立目標として掲げたUkiraine DAOは、資金を集める手段として、ウクライナの国旗をNFT化してオークションで販売し、72時間で総額2258イーサリアム(約675万ドル、約7億⑧000万円)を集めました。   
 Ukraine DAOで支援を行うと、参加した証として、寄付額に比例して独自のトークン「LOVE Token」が配付されます。このトークンは換金もできず、実用性は皆無ですが、ウクライナ支援への貢献を証明する確かなしるしになります。
      
・新しい組織形態であるDAOの5つのメリット   
1)フラットな組織運営
2)オープンアクセス      
3)透明性
4)匿名性      
5)スピーディーで身軽に活動できる
            
・DAOは、人と人がどう関わるか、理想的なコミュニティはどんな形をしているのかという、人類にとって普遍的な問いを、ブロックチェーン技術で新たに定義し直した試みともいえるでしょう。
      
・原材料がどのようにして消費者の手に届くのか。その一連のプロセスの情報を開示し、透明性を確保することは、企業にとって、もはや避けられない義務であり責務なのです。
 そのための手段として有用な技術として注目されているのが、ブロックチェーン技術です。
            
・世界最大手の小売販企業であるウォルマートも、他社が提供する食品サプライチェーンの追跡ネットワークを利用して、生産地から店頭に並ぶまでの√を追跡するブロックチェーンのシステムを採用しています。
 同社が2016年にこの実証実験を行ったところ、従来は26時間かかっていた情報の追跡が、追跡コードを読み取るだけのわずか数秒に短縮されたと発表して注目を集めました。
            
・花王は持続可能なパーム油調達に向けて、2025年までに、ブロックチェーン技術を活用して小規模農家までのトレーサビリティを完了させることを目標に掲げています。
 武田薬品工業と三菱倉庫は、ブロックチェーン技術を用いて、医薬品流通過程の各種情報を可視化し、事業者間でリアルタイムに共有できるプラットフォームの構築に着手しています。
            
・フェアトレード製品が本当に「フェア」であるのか、その真正性を担保する技術としてブロックチェーンを活用する企業も登場しています。
     アフリカのコーヒー生産国として知られるウガンダの企業「Carico」は、2019年からコーヒーのフェアトレードを証明するために、ブロックチェーンを用いたトレーサビリティ・システムを導入しています。       

・不確実性の高い時代だからこそ、変化を恐れず、新しい道具をまずは手にしてみる。その道具の有用性を自分なりに考え、他者とその価値を共創していく。
   そうした姿勢こそが、新時代を生きていくビジネスパーソンにとっての最大の武器になるはずです。          

感想
 
 よくわからないことばかりです。わからないけど、読んでいるなんとなく少しわかってくるようにも思います。
 諦めずについて行くと振り返ると少しは分かってくるのでしょう。
 そして何か自分にとって活用できるか、自分を楽にしてくれるかもわかるかもしれません。

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