心配りを嬉しく感じました。
ベッカーズでレモンティーを頼みました。店員さんがカップにお湯を注ぎ、紅茶のパックを取ろうとしましたがありませんでした。何か所か探しましたが見つかりません。まだ経験が短い方のようで、「少々お待ちください」と私に言ってから、バックヤード(店員さんの控室や倉庫)へ行かれました。暫くして戻って来られ、違う場所から紅茶のパックを取り出しました。
暫く待っていてお湯が冷めたから、新しいお湯をお願いしようかな、どうしようかなと迷っていると、その店員さんは新しいカップに新しくお湯を注ぎ、レモンを取り出して渡してくれました。とても嬉しく思いました。
ベッカーズの手順書に時間が過ぎたら再度お湯を注ぐことまで含まれるほど社員教育レベルが高いのか、それとも、その店員さんの自らの判断なのかわかりませんが。ベッカーズで心配りの温かい気持ちまでいただきました。
欲を言えば、その店員さんではないと思いますが、私が頼む前にティーを頼んだ時に紅茶のパックがなくなったことがわかっていたはずですから、それを知った人がその時点で補給されていると良かったのですが。
おトイレを出る時に、次の人が使うことを考えてきれいにすると、自分によいことが巡って来ると言います。トイレだけでなく、どんな時でも後の人のことを考えていることが「情けは人の為ならず」、自分の為になることなのだと思います。
後の人のことを考えてやっていると、それは周りの人が気持ちよくいられることにもなります。それを続けていると、周りの人が気付いてくれます。
前にこのブログに、レモンを手で触る不潔な定員さんの話を書きました。同じカフェの仕事でもやり方一つで、お客様に嫌な気持ちを与えるか、嬉しい気持ちを与えるかは、その人の仕事への取組み姿勢なのだと思います。