秋植え家庭菜園

秋植え・家庭菜園の季節になってきた

いつかやろうと思って買っていた黒土と培養土、それに野菜の種が
長い間保管されていたが、やっとお役目を果たすときがきた。

午前中、運動した充実感と昼寝したスッキリ感がパワフルなエネルギーとなって、
畑を耕すのも根気よくザクザクと鍬を振ることができる。

Ｔシャツが汗でびっしょり、水を被ったようである。
大分涼しくなったとはいえ、暑さぶり返し前の準備のような大気を感じる。

兼ねてより苦土石灰を撒いて寝かしていた土を耕し、
さてどのように種を撒こうかと思案する。

なにせ狭い畑である、欲張りなせいか興味がありすぎるのか、
あれも植えてみよう、これはどうだろうと素人なりに考えるのである。

狭い畑をどのように区分けして植えたら良いだろうかなどと考えるのであるが
所詮は浅はかな思いつきで、連作のことなどすっかり忘れて種を撒くのである。

左から、先ずはプランタンで育てきれなかった九条ネギをダメ元で植えてみた。
その隣に時なし大根を撒いた。　春に成功したので一列であるが再挑戦である。

その隣の空き土部分はプランタンや花の鉢に使う土を寝かす部分


右側に二十日大根を二列撒いてみた、これは初めての種である。
左はジャガイモを植えるため耕したままにしておく


ジャガイモは種イモを買うのがいいのだが、猫の額のような畑では
種イモのほとんどを余らしてしまうだろう。

そんなわけで家に買い置きしてあるジャガイモを発芽させて植えることにした。
じゃがいもスペースは、二個を切り分けて４～６個での植えつけが丁度いいだろう


家庭菜園は植え付けが終わると、暫くはじっと発芽を待つことになり
直ぐにも肥料を施したくなる気持ちをぐっと堪えて生育を見守ったり、
必要以上の水やりを控えたり、なんともイラつくことがある。

今日木曜日は市民卓球クラブの日、午前中２時間ほど市民アリーナで
ラリーやらゲームもどきで思い切り汗をかいてから帰宅して、
シャワーを浴びてから昼食、その後ひと眠りしたら畑で鍬を振るう気になった。

完全退職して２年目の秋、義務的営みのない時間の過ごし方が
やっと理解できかけたような気がした一日でした。

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