旧島崎藤村邸

歴史的な別荘地、大磯町に一度は行ってみたいと思っていた

連休の谷間、「そうだ大磯町に行ってみよう」
旧財閥や吉田茂氏の邸宅が今も現存しているのではないだろうか。

あちらこちら、狭いエリアに多くの歴史遺産の存在を感じる町である。

そんな中、島崎藤村邸が特に印象深くお墓も近くの地福寺にあった

藤村は境内の梅林が気に入って、ここを自分の墓所に希望してたらしい

隣には、奥様・静子夫人のお墓が寄り添っている

ここから、歩いて５分位のところに旧島崎藤村邸があった。
閑静な門構え？茶室のような質素な家である


落ち着いた昔ながらの住居がそのまま保存されている、
右側の四畳半がお気に入りの仕事場・執筆部屋だったらしい。


日差しが強い日、気温も上がってきたが何となく涼感が漂っていた。


大磯町は予想以上に歴史的別荘地であり、
今まで行く機会がなかったのが不思議だった。
多くの歴史的建物は消失しているが、ここに存在していることは十分に体感できる。

帰り際、隣家も古い質素な家屋で、表札を見ると島崎方加藤と掲げられている。

そうか、島崎藤村の奥様の名前は加藤静子さんだったから、
その身内の方が今も暮らしているだろう、歴史時間が今も流れている。

そう、どこか鎌倉とよく似ているのです。